電子版☆ミュージアムとは?

コンセプト

 “演劇をより楽しく!”をテーマに、“演劇”の現在・過去・未来を心地よく捉えるべく、現在進行形で“作品”を収集・展示してまいります。ご来場のみなさまがイマジネーションを大い広げることができますよう、様々な企画を計画中です。

現在は、自社発行の「演劇ぶっく」BNを逐次無料公開や、雑誌「えんぶ」電子版BNの創刊号から41号(2023年6月号)までを無料公開中!注目の「アーティスト名鑑」や、時々の話題を編集部がアレンジして企画展示するコーナーも設置しています。

本企画は、演劇ぶっく創刊35周年記念事業として資金の準備をしていましたが、その資金はコロナ禍で傷んだ(株)えんぶ本社の修復資金に充てざるを得ず、一時ストップしました。が、(幸いにして?)国の補助事業再構築補助金に採択され今回の事業を実行することになりました。

また、併設のミュージアムショップでは23年6月に創刊した電子雑誌「演劇ターン」や「演劇ぶっく」BN(バックナンバー)182冊を電子加工して販売しています。

「演劇ぶっくバックナンバーのPDF化」について

日本現代演劇の出版物の記録として残したい。

84年に創刊した演劇ぶっくの誌面をPDF化してみなさまに読んでいただくことが演劇の未来にとって役立ち、また現代演劇の記録として確保しておくことが大切なのではないかと考えました。

80年代に若者文化の騎手として社会的な現象にまでなった、演劇のムーブメント(『小劇場演劇』と呼ばれています)を日本の現代演劇の記録として残しておきたい。
当時から、現在に至り活躍中の表現者たちの発言は、示唆に富み、演劇だけでなく他の表現分野で活躍している人たちにも大きな刺激を与えてきました。
幸いにして演劇ぶっくには舞台写真もたくさん載っています。ひとつの表現形態が発生してから、成熟していく過程を(断片ではありますが)ビジュアル含めて楽しみながら見ていただくことができます。
また、当時劇団とともにムーブメントの一端を担っていた観客のみなさまにも、大切な記憶の一部としてごらんいただけるものと、考えております。

図書館で本を閲覧するのと同じ形にしました。

本企画は、雑誌として、また取材者としての記録性にもこだわり、あえて再編集せず図書館でバックナンバーを閲覧していただくのと同じ形を取り、全ての誌面をPDF化してご提供しております。

3年後の無料閲覧化を目指して!

電子版演劇ぶっくバックナンバーと演劇ターンの販売料金は、ライブラリー運営の資金捻出の為有料となります。3年後の2026年9月からは無料でごらにただけることを目指してに準備をしております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。