電子版『演劇ぶっく』全182冊の無料化について

この企画は、えんぶ編集部が「80年代に“若者文化の騎手”として社会的な現象にまでなった演劇ムーブメントの貴重な記録」をぜひ多くの方に見ていただきたいと考え、『演劇ぶっく』バックナンバー全182冊の資料を整理、スキャンして、デジタルデータを作成してきました。
ところが2021年からのコロナ禍で(株)えんぶが大きな被害を受けたため、最終段階でストップしていました。しかしながらこの企画を、コロナ禍からの再生の起点にしたい気持ちも強く、自社のクラウドファンディングなどを使って、みなさんにご支援いただき無料公開化にまでたどり着きました。

『演劇ぶっく』は80年代の(小劇場演劇といわれていた)演劇のムーブメントを、写真とインタビューで構成した貴重な記録です。当時から現在に至り活躍中の表現者たちの発言は、示唆に富み、他の表現分野で活躍している人たちにも大きな刺激を与えてきました。ひとつの表現形態が発生してから、成熟していく過程を(断片ではありますが)ビジュアル含めて楽しみながら見ていただけます。そしてページレイアウトも当時の雰囲気を活かすべく、本誌に掲載したままの状態で掲載しました。

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電子版『えんぶ』バックナンバーも無料公開を目指してクラウドファンディングに挑戦します。

この企画は『演劇ぶっく』無料化と同時に実施する予定でしたが、経費負担の軽減と、わかり易さを優先して『演劇ぶっく』のみでクラファンを実施しました。そしてたくさんのご支援をいただき早々に無料化することが出来ました。
皆さんに背中を押していただいたその勢いを駆って、電子版『えんぶ』バックナンバーの無料化を目指してクラファンに挑戦いたします。ぜひご支援ください。