えんぶ☆スポットライト2024

高橋紗良 さん

選考コメント

「米ディエンヌと呼ばれたい」高橋さん。「26歳になってもなお、成長が止まらない!!」高橋さん。「超がつくほどのヲタク気質!」な高橋さん。大丈夫?大丈夫!8年間学級委員を務めた実績で 〜妄想を妄想で終わらせない旅~に出発してください!
高橋さんのアンバランスな魅力が文章と映像で上手に構成されている素敵な投稿で納得!一押しです!!

グランプリとなった高橋紗良さんの単独インタビューを、えんぶ6月号(2024年5月9日発売)に掲載します。

なんてポジティブなんで賞

土田千咲 さん

選考コメント

「生まれ変わったら、宝塚に入りたい」土田さん。「素敵な友達を世界に!」をモットーに現在も活動中ということで、あなたの “宝塚?” を作ってみてはいかがでしょうか?その時はぜひご連絡ください。

眉毛の動きが気になるで賞

梶川七海 さん

選考コメント

長所の「表情の豊かさ」一点集中でご自身の魅力をアピールしてくれた梶川さん。”日本人でできる人がほとんどいない”という難技をマスターできるのか!? ご報告お待ちいたしております。

最多「いいね」賞

長井健一 さん

選考コメント

夜中、森の中でレアな昆虫を懐中電灯で照らして見つけたような気持ちです。こっそり誰かに教えたい!「いいね」を押したい!
演劇、小説、イラスト、刺繍やビーズ、はたまたハニワ作りまで。様々な手作業から生まれる長井さん自身の「手作り感」。次は何が生まれるのでしょう!

結構すごく面白くない?で賞

イグロヒデアキ さん

選考コメント

「わたしは結構好きだよ」「わたしは結構面白いと思う」そんな仲間があつまって、気づけば「みんな」彼の事が大好き。そんな未来があったらいいな、いやあるかもしれないと思わせる、ひねくれた「自分推し」&「みんな推し」のイグロさん。私たち(えんぶ編集部)も、あなたの事が「結構大好き」です。

「えんぶ☆スポットライト2024」グランプリ&特別賞の選考にあたって、選考会議に臨んだ編集部審査員3人の様子を記します。
開催してみての感想や、応募者全員に対する印象、選考の基準、今後の展開等について話しています。

えんぶ編集長

坂口真人

えんぶ編集部

矢崎亜希子

えんぶ編集部

きんぐ

(マッチング☆フリーダム WEB製作担当)

進行

イトウシンタロウ

(企画&記事まとめ)
※司会進行のみで選考はしていません

困難を乗り越えて応募してくれて、ありがたかった!

イトウ

今回、「マッチング☆フリーダム」での初めての企画となりましたが、開催してみてどうでしたか?

坂口

「スポットライトを浴びたい」っていうのは、すごく照れくさい内容じゃないですか。
それを皆さん客観視して、表に出してくれたのは、ありがたいなと思いました。
投稿のシステム的にも未熟な部分がたくさんあった中、そういう困難を乗り越えて応募してくれて…本当にありがとうございましたって感想です。

矢崎

当たり前かもしれないですけど、投稿された写真がみんな可愛い。横顔だったり、外で撮ったり、それぞれに工夫があって、凝っていて。

坂口

そこは「マッチング☆フリーダム」というサイトの狙いでもあって、
できるだけ個性や「個人としての全体」がわかるようにしたいんです。

イトウ

どんな写真を使うかや、記事のタイトル・話題選びにも、人となりや表現に向かう姿勢が垣間見えて、興味深かったです。

坂口

そうですね。皆さん、お芝居だけじゃなくて、もっと全然広い目線を持ってるんだなって思いました。
今は、表現にかかわろうとしたら、演技だけじゃなくて、あらゆるところに目が行かざるを得ない世の中だから…

「存在そのもの」を込めてくれた方を1番にしたい!

イトウ

これからグランプリや各賞を選んでいくわけですが、選考の目安や基準はあるんでしょうか

坂口

どう自分をプレゼンしてくれるかっていうのが1番じゃないでしょうか。
僕としては、勝手だけど、取材したくなるとか、イメージが広がる人がいいのかなって思います。この人を紹介したい!って欲求かな。

イトウ

どういう方だと、取材&紹介したくなるんですか?

坂口

もちろん、商業誌だから「見た目」っていうのはまずあるけれど…
やっぱり、その人を「知りたい」っていう、「存在そのもの」に興味を持つような。

イトウ

そういう方をフィーチャーするために「マッチング☆フリーダム」を立ち上げた…?

坂口

劇団の「出演者募集」とかだと一方的で、俳優さんが「私行ってみよう!」って応募して、面接して、初めてその人の面白さがわかる。
もちろん、それが一番わかるんですけども…
「逆」もあるんじゃないですかと。

自分をアピールしてる面白い人がいて、公演の主催側がそれをみつけ出す。
「こんな面白い人がいるよ」「こんな面白いイベントがあるよ」って情報がいっぺんに集まったら、一緒にやれるかもしれない。そこに価値があるんじゃないかなと思ったんです。

きんぐ

そういう趣旨から言うと、今回の「スポットライト」は自己PRがうまかった人がグランプリになるイメージですか?

坂口

「うまかった」って言うと、テクニカルな感じになるけど、その「うまかった」っていう意味の中に「自分の存在を1番込めてくださった」というのがあって、そういう方が1番になるのかなって。

応募者一人ずつの印象(全員分を語ります!)

イトウ

選考に入る前に、今回応募してくれた皆さん一人一人について、感じたことなど、自由にお話ください

応募者の皆さんへのコメントを読む
きんぐ

まず、私が気になったのはイグロヒデアキさんです。
とぼけた内容で個性的なPRをされていて目にとまりました。
「太字」にできないこのポンコツな投稿サイトで、見出しだけは太字になるのを逆手にとって太字を使われてて。そう来たかって…笑


坂口

楽しいページだよね。いろんなリンク、「スポットライト」の記事を作成中の映像なんかもね。

矢崎

私は、太田ナツキさんの写真が「可愛い!」って思いました。テキストは少なめの投稿なんですけど。

坂口

凝ってますよね。
みんな「自然で可愛い」写真はいっぱいあるけど、これだけ「つくり込んで」可愛らしく見える写真っていうのは、なかなかプロフェッショナルですね。「センス」と「意志」が入ってるなと思いました。

きんぐ

太田さんはパントマイムもやられるということですが、
織辺真智子さんもパントマイムをされる方だそうです。
目を惹く画像を投稿してくださいました。ウサギの仮面をかぶった…
もっといっぱい写真が見たいです。投稿のハードル的にこれが限界って思われたかもしれないですけど…。

坂口

僕は、土田千咲さんが気になるかな。
京都芸大の学生さん。「ぶくぶく演技」とか「役の袖を掴む」とか、1回演技をする前にずっと水中に潜っていく。で、それでいろんな景色を見ながらやるの。
自分なりにお芝居の形にアプローチしていこうっていうのがとても気になって。偉そうなことは言えないけど、頑張ってほしいなって素直に思います。

きんぐ

コンクール前日に「ねぶた作り」ってかっこいいですねぇ!

矢崎

長井健一(新しい)さん
劇団の旗揚げをするにあたって、アピールに使ってくれたのも、いいなと思いました。

きんぐ

たくさん「いいね」ついてますよね。
長井さん、noteのリンクが貼ってあったので読ませていただきました。
自分が演じた役のその後を妄想してる記事があって、その役がどの大学に進んだとか…笑
どの記事も面白かったです!

坂口

「気持ちが明るくなるためのワークショップ」の企画運営。いいですね。他にも俳優としての領域を色々超えて活動されていて。

あと他の方のプロフィールと全然違うというと、西嶋咲紀さんも…

坂口

西嶋さんは、劇場だけじゃなく、寺社仏閣教会、古民家、飲食店、美容室でも演劇をされていて「ただではすまないぞ」って感じが伝わってきて…気持ちが良いと思いました。

きんぐ

場所にとらわれないで、という事であれば、「家で出来る演劇」の日野あかりさんもいらっしゃいますね。
日野さんは、場所が色々というだけでなく、ご本人が演劇以外に、企業の秘書や広報なんかもされているという…活動の範囲が意外で、かつ広い!

矢崎

日野さん、プロフィールのページもしっかり作成されていますね。
写真も個性的でいいです。

坂口

写真だと、佐瀬恭代さんもいい。コインランドリーと眼鏡。
なんでコインランドリーなんだろう。さらに情報が欲しいです。

矢崎

稲葉佳那子さんの投稿も凝ってますね。
画像を作って名前をいれてくています。

坂口

品のある役から幸が薄いおばさん役まで。
ラジオ(※ポッドキャスト)もやってるんだね。
とにかく多趣味!

矢崎

宝塚、歌舞伎、Kポップ…最近の悩みは「タイのドラマを見る時間がない」…笑
いっぱい「いいね」をされていますね!

きんぐ

プロフィールが少なめですが、えなえさんも一目気になりました。
「何処にでもいそうでいない変な子」
できれば、写真がここ(投稿記事内)にいっぱい欲しかったです。

坂口

梶川七海さんも「変」だよね。…これ、すごい目標だなあ。
「眉毛を片方ずつ動かせるようになりたい」…笑

矢崎

写真、一番下と一番上で、微妙に表情が違うんですよ。実は。
眉毛を動かせるようになった時の彼女も知りたいですね。

きんぐ

藤本海咲さんにも惹かれました。
入りの文章が上手で、普通に可愛らしい女の子かなと思わせて…。
「小さめの化け物(こばけもの)」
「まろやかな枕詞によって怪異に例えてもOK」

坂口

桑田佳澄さんも、具体的なようで具体的じゃない目標がいいですよね。

きんぐ

「ディズニーキャラクターっぽい動き」が、最近気になってて、「かっこよくぴょんぴょん飛べるように」頑張ってる…笑
なんか似合う気がします。

きんぐ

石田優希子さんの投稿は、かなり赤裸々にご自身を語られていて、壮大なドラマを見た感じがしました。

劇場を確保していたのに海外脚本の上演許可がおりなくて…とか。

一度お芝居を辞めて、会社に行って働いて、アニメーションを作ったり、でもやっぱり演劇やりたいっていう。
いろんな表現方法を探ったけれども、やっぱり演劇だ、と、戻って来た。

坂口

「やりたい演劇のアイデアが溢れて止まりません。」つくりたいものがたくさんあるんですね。素晴らしい。

きんぐ

美大に在学中の酒井葉子さんは、
月9に出ることと、紀伊國屋ホールに立つことが目標。

坂口

強気なコメントが続いてとてもいいですね。
今年は、水着グラビアもやってみたいと…。
達成できそうな感じがします。

矢崎

強気で言えば、陸上で全国36位になった経験もあって「アカデミー俳優賞を受賞します」と言い切ってらっしゃる鍋島星亜さん
てっぺん取りたいと。自信と、力強さがありますね。

写真の感じが一枚目と二枚目で全然違って、印象的です。
可愛らしさと貫禄の同居、でしょうか。

坂口

小松有彩さんも、気になりますよ。
母親で、お芝居やってて、しかも割と最近始められてて。
結構たいへんな中でやってらっしゃる…テキストの量も多いね。

きんぐ

両生類役というこの写真に惹かれました。
メインビジュアルの素敵なお姉さん、からのギャップが、いい。

矢崎

作家の友池さんは様々なことをやっているんですね。
映像、ピン芸人、作詞とかも。
活動の内容が多岐に渡りそうなので、もっと詳細な自己紹介の投稿が見たかったです。

坂口

活動のテーマが「人生捨てたもんじゃない」
その言葉を語るにはまだ少しお若いのでは…。

矢崎

アメージングだいやさんは、写真が全部、意外性があって素敵です。
ビブリオバトルという本のプレゼン大会、
これをされているだいやさんを、ぜひ見てみたい。

坂口

小野寺ずるさんは、(えんぶ編集部でマンガ執筆や編集業務などをしている関係者なので)悪いけど一旦はずしましょう。ごめん。

矢崎

最後は、サムネイルの青い写真が印象的な、高橋紗良さんですね。
お米のように、どんなおかずにもあうような、「米ディエンヌ」になりたいと…。

坂口

素敵です。土手を走って、割り箸をくわえて口角をあげる練習…自分で「成長が止まらない」っていうのもいい。なんのてらいもなく。

イトウ

ありがとうございました。応募されたみなさん、それぞれ大変個性的で興味深く面白く、魅力的に感じました。グランプリや各賞の有無に関わらず、多くの方に投稿を読んでいただきたいですね!

3人

本当にそう思います!

これからも、面白い方に光をあてていきたい

イトウ

今後「グランプリ&特別賞」決定後の展開はどうなっていく感じですか?

坂口

まず、えんぶ6月号(2024年5月9日発売)にグランプリとなった方の単独インタビューを掲載予定です。
それから、Web限定マガジンの『演劇ターン』に掲載予定ですね。
こちらでは、各特別賞や、今回応募された方々についても触れられたらいいなと考えています。

イトウ

最後に、これからの「マッチング☆フリーダム」や「えんぶ☆スポットライト」の展望についても教えてください

矢崎

「マッチング☆フリーダム」については、今回やってみて色々わかったこと、サービスとして改善できることも見えてきたので、サイトの内容やシステムを改修していきたいと思っています。

坂口

「えんぶ☆スポットライト」としては、来年以降も引き続き、面白い方々に光をあてられるような企画を開催したいですね。
もしかしたら、形や名称は少し変わるかもしれませんが。

きんぐ

「えんぶ☆TOWN」全体としても、これからもっと使いやすいサイトに育てていけるよう改善していきます。

イトウ

今後の展開が楽しみです。今回応募してくれた皆さん、そして、これから「マッチング☆フリーダム」に投稿してくれるだろう方々に、引き続き注目していきたいと思います。
ありがとうございました。

3人

ありがとうございました!


以上、「えんぶ☆スポットライト2024」グランプリ&特別賞の選考会議に臨んだ、編集部の様子をお伝えしました!

「えんぶ☆TOWN」「マッチング☆フリーダム」では、これからも、演者さん、公演主催者さん、両方にとって使いやすくわかりやすいサイトを目指し、更新を続けていきます。

また、引き続き、投稿者の皆さんそれぞれの個性に光をあてていくような企画を今後も開催していきますので、よかったらぜひ、下記よりご登録ください。

(※次回の募集や、イベントの開催時は、ご登録いただいたメールアドレスにお知らせさせていただきます。)

たくさんのご応募ありがとうございました!