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野木萌葱×劇団青年座、待望の新作は魔都上海を舞台に描く『鵺が疾る(ぬえがはしる)』

劇団青年座の第264回公演は、「パラドックス定数」の野木萌葱による待望の新作書き下ろし『鵺が疾る(ぬえがはしる)』。2月15日~23日、東京芸術劇場シアターウエストにて上演する。演出は青年座の黒岩亮で、野木萌葱とは2013年『崩れゆくセールスマン』、2015年『外交官』、2021年『ズベズダ―荒野より宙へ―』に続いて4度目のタッグとなる。キャスト陣は石母田史朗、山﨑秀樹をはじめとする劇団の精鋭8名が出演する。

一九三〇年代後半、魔都上海で暗中飛躍した二人の鵺。
満州国建国に向けた諜報・宣伝活動でつながった中国の地下組織や人脈を利用して中国全土の阿片売買を取り仕切り、そこで得た莫大な資金で陸軍を支えた阿片王。
過激な右翼活動によって三度の投獄後に上海に渡り、海軍航空本部の物資調達のための機関を作り、そこで得た残留資産を元に、戦後の政財界を裏で操ったフィクサー。
二人が目指したものは────
『三億円事件』や『怪人21面相』をはじめとする戦後未解決事件や歴史上の著名人をモチーフに、強靱な想像力をもって生み出される野木萌葱の世界。今回の『鵺が疾る』では、開戦前夜の上海から戦後の政財界へと脈々と繋がる闇を照らし出す!

石母田史朗(但馬覚役)からのメッセージ

野木さんの戯曲に携わるのは初めて青年座に書き下ろした2013年の『崩れゆくセールスマン』以来二度目になります。実際の事件を下敷きにしつつも独創的な想像力で紡ぎ出す物語に、演じながらワクワクした記憶と、女性作家なのに登場する男の台詞がやけにかっこいいなと思った記憶があります。
今回もそんな野木さんの戯曲と、時代背景に即した役の人物の徹底的なリアリティに拘る黒岩さんの演出を通して、俳優として、いかに生きたやりとりにするか。難しいことではありますが、やりがいのある作業です!お客様が少しでもワクワクを感じられますように!劇場でお待ちしております!

山﨑秀樹(大磯和津巳役)からのメッセージ

50歳を過ぎて最近物覚えが悪くなってきた。悲しいほどセリフが入らない。20代の頃は本読み稽古をやってれば敢えて覚える時間を作らなくても入った。今は2.3行のセリフでさえ容易ではない。いろんなことを試した。最近、近所にある高架下を歩きながらセリフを声に出す。これに落ち着いた。それでも容易ではないのだが。
何気ない日常とは真逆の謀略や裏切り、欲望渦巻くお芝居です。難しくもないので観に来てください。

公演情報

青年座『鵺が疾る(ぬえがはしる)』

作◇野木萌葱
演出◇黒岩亮
出演◇石母田史朗 山﨑秀樹 市橋恵 鹿野宗健 桜木信介 石井淳 清瀬ひかり 平尾仁

2/15〜23◎東京芸術劇場シアターウエスト