植本純米vs坂口真人– Uemoto Junman & Sakaguchi Masato –
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【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『安重根−14の場面-』林不忘
植本 今回は林不忘の『安重根』です。坂口 タイトルになっている「安重根」は韓国の独立運動家と言われている人ですね。日本の初代総理大臣伊藤博文を1905年に暗殺した人です。植本 どうしてこの作品を選んだの?坂口 この作品を書いた林不忘は当時(19... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『パンドラの箱』ベンジャミン・フランクリン・ヴェデキント作 岩淵達治翻訳
坂口 今回は『パンドラの箱』、前回の『地霊』の続きになってセットで『ルル二部作』といわれています。植本 『地霊』では光輝いていたルルが、『パンドラの箱』ではどんどんみすぼらしくなっていきます。過去を背負っていきますからね。坂口 もう彼女... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『地霊・パンドラの箱』ベンジャミン・フランクリン・ヴェデキント作 岩淵達治翻案
植本 今回はベンジャミン・フランクリン・ヴェデキント作『地霊・パンドラの箱』(ルル二部作)。坂口 岩淵達治翻訳です。二つの作品は連作になっていて、オペラ『ルル』の原作としても知られていますね。 (編注:今回の対談は『地霊』のみで、『パンド... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『八軒長屋-芝居版』 村上浪六原作 岩淵達治翻案
坂口 今回は『八軒長屋-芝居版』。植本 どうしたの、これ?坂口 珍品でしょ?基は村上浪六という大衆小説家の作品なんですね。それを岩淵達治さんが、なんと翻案、戯曲化。植本 岩淵達治さんといえばドイツ文学の第一人者で、ブレヒトの全作品を翻訳さ... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『ひまわり』竹内銃一郎
植本 今回は竹内銃一郎さんの『ひまわり』という作品です。1988年に初演しています。坂口 なんでこれを選んだの?植本 編集長がいろいろいう前に言いますね(笑)。ぼくね、この『ひまわり』の初演をスズナリで観て、「あ、仕事にしよう」と思ったの。芝... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『夜明け前』テレンス・ラティガン(翻訳:能美武功)
植本 今回はイギリスの劇作家テレンス・ラティガンの『夜明け前』です。坂口 プッチーニの歌劇『トスカ』のパロディーですね。植本 どうしてこれを選らんだの?坂口 何となくこの作品の批評をみたら、ぼろくそにいわれていて「じゃあやってみよう」っ... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『椎茸と雄弁』岸田國士
植本 2回目の登場、岸田國士さんです。前回は2013年9月なので10年前。『沢氏の二人娘』という作品を取り上げたんですけど、今回は『椎茸と雄弁』。坂口 まず、タイトルに惹かれました。今風な意味ありげなタイトルかなと思ったんですけど、実は真逆で。... -
【植本純米vsえんぶ編集長、戯曲についての対談】『鷹の井戸』ウィリアム・バトラー・イェイツ
坂口 今回は『鷹の井戸』植本 ウィリアム・バトラー・イェイツ。坂口 知ってました?植本 詩人としては。坂口 アイルランドの詩人で、ノーベル文学賞をね、植本 受賞している人で、詩人としてはすごい有名な方ですよね。坂口 これは1916年に初演さ...
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