マキノノゾミ演出で『初級革命講座飛龍伝』上演決定!

長野県上田市の民間文化施設「犀の角」は、演劇界に革命を起こしたつかこうへいの代表作の一つである『初級革命講座飛龍伝』を、つか作品が自身の演劇の原点だというマキノノゾミの演出により企画制作する。

つかこうへい(Ⓒ斎藤一男スタジオ)
マキノノゾミ

北区つかこうへい劇団で、つかこうへいの薫陶を受けた武田義晴、吉田智則、木下智恵が出演し、2024 年4 月の「犀の角」での初演を皮切りに、全国7 箇所にて上演する。

武田義晴、吉田智則、木下智恵

小劇場で様々な才能が熱狂的に競い合った80年代から40余年。他人をこき下ろし自らは責任を取らない時代に、全学連の元闘士と機動隊員の濃密なやり取りを描いた物語と、つか流の熱狂的な台詞回しは現代の観客にどう響くのか?

逃げようとするすべての大人たちに告げる。
モアパッション、モアエモーション!

《STORY》
安保闘争で全学連と闘った機動隊の指揮官・山崎は、全学連の闘士「機動隊殺し」と言われた熊田留吉ともう一度対決することを夢見ている。闘いの場から恐れをなして逃げ出した熊田は挫折し、今や投石用の「石磨き職人」に身をやつしている。恋仲になった女学生・小夜子に警棒を振り下ろした山崎は、傷つきながらもあの日々を忘れることが出来ない。山崎は熊田の娘アイ子と共に、熊田に再び立ち上がり、対決することを再三けしかける。投げ手を選ぶという伝説の石「飛龍」を抱き、熊田が再び蜂起する時は来るのか・・・。

【公演情報】
『初級革命講座飛龍伝』
作:つかこうへい
演出:マキノノゾミ
出演:武田義晴 吉田智則 木下智恵
●4/20・21◎長野 犀の角
●4/28・29◎福岡 J:COM北九州芸術劇場 小劇場
●5/5・6◎三重 三重県文化会館 小ホール
●5/8~12◎京都 THEATRE E9 KYOTO
●5/18・19◎岡山 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場
●5/25・26◎長野 サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大スタジオ
●5/28~6/2◎東京 下北沢OFF・OFFシアター
〈公式サイト〉http://sainotsuno.org/

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