シネマ歌舞伎最新作『ぢいさんばあさん』ビジュアルと予告編公開!

歌舞伎の舞台公演を高性能カメラで撮影しスクリーンで上映する映像コンテンツ、シネマ歌舞伎。来年1月3日(金)に、最新作『ぢいさんばあさん』が公開されるが、そのポスター・チラシのビジュアルと予告編が完成した。

本作は森鷗外原作、宇野信夫作・演出の名作に片岡仁左衛門・坂東玉三郎ほか豪華キャストが出演した名舞台を収録している。

幸せに暮らすおしどり夫婦がある事件をきっかけに、37年もの間離れ離れになった末に再会するというドラマチックな物語ながら、さっぱりと簡潔に洗練された短篇小説。この小説に感銘を受けたのが、「昭和の黙阿弥」と称される劇作の名手・宇野信夫。原作に敬意を払いつつ潤色し、観客の心を揺さぶる良質な人間ドラマにして歌舞伎舞台化した。

《あらすじ》

江戸に住む美濃部伊織と妻るんは評判のおしどり夫婦。子どもも生まれ幸せに暮らしていた矢先、伊織は喧嘩で負傷した義弟の久右衛門に代わり10年間単身京都で勤めをすることに。翌年の桜が咲く頃に再会を誓い別れる二人だったが、伊織は京でふとした弾みから同輩の下嶋甚右衛門を斬ってしまい、越前にお預けの身となり江戸への帰参が叶わなくなってしまう。月日は流れ、二人が離れ離れになってから37年。罪を許された伊織とるんはようやく再会の日を迎える──

夫婦役をつとめるのは、歌舞伎界のゴールデンコンビ・片岡仁左衛門と坂東玉三郎。初々しい若夫婦と37年後の老夫婦姿を、時に愛嬌たっぷりに、時にしみじみと、息ぴったりに演じ分ける。

今回公開したポスター・チラシには、若夫婦時代の2ショットを使用。互いを慈しみ合う姿から、時の流れさえも引き裂けない夫婦の固い絆を感じさせるビジュアルが完成した。予告編では、幸せな日々がある事件を境に一変するも、37年の別離を経て感動の再会へと向かう夫婦\の姿を伝えている。この宣材物、予告は7月9日(火)より上映映画館ほかで順次、設置・上映中。予告編も公開中。https://youtu.be/PYFti0HpMCI

本作は仁左衛門・玉三郎のほか、十八世中村勘三郎、中村鴈治郎、中村芝翫、片岡孝太郎ほか豪華キャストが出演した公演を収録。歌舞伎好きも、これから歌舞伎を知る人にも見逃せない名舞台。当日一般料金よりお得にご覧いただける特別鑑賞券〈ムビチケカード/税込1,900円)が上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座ほかにて宣材物・予告に先駆けて好評販売中。

【上映情報】

シネマ歌舞伎『ぢいさんばあさん』

〈公開日〉2025年1月3日(金)全国公開

〈料金〉一般2,200円学生・小児1,500円(税込)

原作:森鷗外  作・演出:宇野信夫

出演:片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村芝翫、片岡孝太郎、坂東秀調、市川齊入、片岡市蔵/大谷桂三、中村鴈治郎、中村勘三郎ほか(平成22年2月歌舞伎座公演)

〈シネマ歌舞伎公式HP〉https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/

〈シネマ歌舞伎公式X〉https://twitter.com/cinemakabuki/

©松竹株式会社

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