演劇集団風煉ダンス、待望の新作『星の伯父さま』は9/18上野にて開幕！

2024-09-08

1990年、「これまで見たこともない舞台を創ってみたい」を合言葉に結成された風煉ダンス。 
旗揚げ以来、巨大な美術や圧倒的な物量・センス・熱量で、観客を驚かせ、喜ばせ、忘れられない作品を上演してきた。 
久しぶりの新作公演は、上野の小さな劇場で魅せるヘンテコファンタジー
80年前に偵察機に搭乗し飛び立ったまま行方不明となったアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。その著作『星の王子さま』で語られる言葉と、34年前の風煉ダンスの旗揚げ公演『ジラルナ～月に輝く光の花よ～』（1990）の物語が混在し人形や影絵など様々な奇天烈美術が、おもちゃ箱をひっくり返した様に展開する。

ただ今、本番に向け奮闘中の林周一（作・演出）より、メッセージが到着した。

コロナ禍の間ずっと公演できなかったにも関わらず辛抱強く風煉ダンスを見守り続けてくれた仲間や、一緒に創作したい仲間たちと久しぶりにちょっとだけ人数多めなお芝居やります。
物語は、落ちぶれた老植物学者の男のアパートの一室から始まる。
男はある晩、謎の囁きを聞く「そして世界は海の底に沈んだ。友よ、君の本当の願いは叶ったかい、あの花はまた咲くのかい」彼は謎の花を追い求めながら34年前に研究を諦め魂を凍らせて生ける屍のように日々を送っていた。その彼の心の消えかけた熾火に再び火が付き人生最後の旅に出る。
『星の王子さま』や風煉ダンスの34年前の旗揚公演の戯曲『ジラルナ～月に輝く光の花よ～』を混在させ、人形、影絵など色々な手法を用い、全編生演奏の大人の一生懸命な遊びを是非ご覧ください。

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