【みょんふぁの気になるわぁ〜】第21回 〜ざ、ざ、座長だぁ〜〜〜っ!そとばこまち大先輩たちとの再会〜

先日、T B Sオールスター感謝祭2024秋に、クォンウンビちゃんの通訳として参加させてもらいました。

ここで、まさかの大事件。

なんと!

隣の席に、昔所属していた劇団『そとばこまち』の元座長、生瀬勝久さんが!!

そうなのでございます。
実はおいら、学生時代ちょろっと、劇団『そとばこまち』に所属しておったのでございます。

演劇をやりたかった私は、親にピアノをやると嘘をついて大阪芸大音楽学科に入学。

計画通り、音楽の授業はそっちのけで学生食堂に入り浸り、
演劇学科の人たちとお近づきになるチャンスを虎視淡々と狙っておりました。

あ、ナンパ待ちですw。

そして狙い通り、まんまとナンパされました。
友達が(笑)。

典型的な、ザ・ピアニストムード満載の美人な友人にくっついて、
演劇学科の校舎に遊びに行き、
演劇やりたい演劇やりたい!と騒ぎたて、
見事、舞台に立つチャンスをゲット!

大阪の演劇の聖地、今はなき、扇町ミュージアムスクエアの舞台に立つことができたのです。

大阪芸大。
扇町ミュージアムスクエア。

演劇関係者なら誰もが頭に浮かべるのは、
そう、劇団『新感線』ですよね。

がしかし、
なぜか私は、元京都大学の劇団、『そとばこまち』を目指します。

忘れられないオーディション…。

「ひとりキャッツ」

踊りました、はい。
CATSのオープニングシーン。
一人で何役も声色を変えて、歌って踊って。

……たいぶんイタい子でした…💦

今思えば、本当、よくぞ合格したものですw。

念願の劇団入りを果たすも、
そりゃすぐに役がつくわけでもなく、
毎日毎日淀川沿いをランニング、
公演では、白鳥の格好をしてラッタッタ、ラッタッタ。

そのうち、大学卒業が危うくなり、
根性なしの私は、たった2年で劇団生活にケツをまくってしまいました。

その後は演劇から離れ、普通の生活を送っていたのですが、
30歳を超えて、やっぱり芝居をやりたいと、思い切って上京。
細々と小劇場活動のリスタートを切ったのでございます。
劇団名を名乗ることすら失礼な気がしてひっそり活動しつつも、
いつか、生瀬さんと共演できる日を夢見ておりました。

いつか…いつか……
その日を目標に頑張りつつ、

会ったらきっとめっちゃ緊張するやろうな。
それまでにしっかりした自分になっとかな!

そんな思いで日々を過ごしていたわけなのですが、

それが、まさか!
芝居ではなく、こんな形で!
しかも隣の席!
こんな引き寄せあるっ??!!

スタジオに入ったらボスは既に着席されておりました。

み「な、生瀬さん」
生「…?」
み「みょんふぁです」
生「え?みょんふぁ?…え?え?え?みょんふぁ!???」
み「はい、みょんふぁです」
生「え〜〜〜〜〜っつ?!なんやお前!何やってんねん!こんなとこで!」

 椅子からひっくり返りそうになりながら
 驚いている生瀬さん。
 さすが関西人!と心でツッコミを入れつつ、
 答えられずしどろもどろしていると、
 隣にいた満島真之助さんが、すかさず、

満「生瀬さん、知らないんですか?この人今めっちゃ有名ですよ!」と救いの手を。
み「いや、そんな…、全然、あの、その…」
生「え?え?え?なんで?どゆこと?」

  緊張で足が震える私を見て、
  またもや満島さんがヨギソダイブの説明を。

生「そうやったんや、びっくりしたわ、ほんま。え?約30年ぶりちゃうか?
  なんかそういや、誰かがみょんふぁが東京に来てるって言ってたような気が
  するな。
  どうしてたんや?元気やったか?エトセトラエトセトラ」
 
  緊張であわあわしてる私に
  ニコニコとたたみかける生瀬さん。
  横にいたウンビちゃんまで、

ウ「30年ってすごいですね!」  と喜んでくれる展開。

思いもよらない形での再会でしたが、
再会を祝い、満島さんが写真まで撮ってくれ、
はしゃいでいる間に、5時間半の生放送スタート。

スタジオの楽しさに緊張はあっという間に解けて、
思いきり一緒に楽しませていただきました。

実は昨年は、『ナニワ金融道』で、同じくそとばこまちの先輩、山西惇さんとも、奥さん役で共演。

そして、いつも仲良くしてくれる、こちらもそとばこまちの大先輩、みやなおこさんとは舞台で共演。

この再会もめちゃくちゃ嬉しかったのでございます!

続けていれば、必ずめぐる!

この言葉を信じて、
これからも初心忘れず頑張りまっす!

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<みょんみょんの韓国語教室>
女優みょんふぁと一緒に遊びながら韓国語をマスター
진짜 좋아요!(チンチャ チョアヨ)めっちゃ素敵!

著者プロフィール

みょんふぁ
女優やナレーション・司会業を中心に、日韓の通訳翻訳や戯曲の紹介など公演のプロデュースも行う。
在外研修で韓国国立劇団に留学、韓国デビューし、小田島雄志翻訳戯曲賞受賞。
現在、日韓演劇交流センター副会長。
映画・舞台・ドラマなど多数出演。昨今は日韓合同制作作品にも多数出演。
日韓交流の拡大化のために母体となるSORIFAを設立し、代表を務める。

●Youtubeチャンネル みょんふぁ(SORIFA)チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCI2ITpnZzwAlruYJ6eVCNwA

●HP〜花笑み時間〜
https://myonpappa.amebaownd.com/

●ブログ〜遊びをせんとや生まれけむ〜
https://ameblo.jp/myonpappa

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