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浅野ゆう子×中村梅雀で朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』上演決定!

ドラマ化もされた歌人夫婦の物語を男女二人の俳優が表現者として歌を詠みあう朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』を、浅野ゆう子×中村梅雀の出演で上演することが決まった。

本作は、河野裕子・永田和宏、歌人夫妻が紡いだ、短歌と随筆で綴られた感動の記録、「たとへば君 四十年の恋歌」(文春文庫)を、男女二人の俳優が表現者として演じる朗読劇となる。

女性の表現者には、ファッションやそのライフスタイルが多くの女性から支持され、ドラマ・舞台・映画と多岐にわたり活躍中の俳優・浅野ゆう子。男性の表現者には、代々続く歌舞伎俳優の家に育ち、その確かな演技力で数々のドラマの主演を務め、映画・舞台・ナレーションだけでなく、ベーシスト・作曲家として音楽活動も精力的に行う中村梅雀が務める。

上演台本・演出は、ドキュメンタリータッチのドラマが定評のベテランの演出家・星田良子。音楽は、中村匡宏のオリジナル曲で、ピアノ・チェロの生演奏をバックに、心情描写を表現する。

河野裕子没後15年の節目となる2025年、二人の実力派の俳優が演じ、表現する、感動の朗読劇となる。

《introduction》
たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか

タイトルとなった河野裕子の歌は、二人の出会いの頃に詠んだ歌。
歌人、河野裕子・永田和宏の二人の出会いは、1967年頃、河野裕子21歳・永田和宏20歳、
京都の大学生たちが集まって作った短歌の同人雑誌創刊の歌会だった。やがて結婚、河野裕子が64歳で亡くなるまで、四十年にわたりお互いを恋の対象として詠み合った相聞歌、妻を看取った夫が詠んだ挽歌だけでなく、日常の暮らしの中で普段の言葉を交わしながら、歌で心を通わす夫婦の姿、その葛藤などが赤裸々に綴られた夫婦の物語。
亡くなる直前まで歌を詠み続けた歌人・河野裕子と、看取った歌人・永田和宏 二人の絶唱が、心揺さぶられる感動の朗読劇。

【公演情報】
朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』
原作:「たとへば君 四十年の恋歌」(河野裕子・永田和宏 著 文春文庫)
上演台本・演出:星田良子 
音楽:中村匡宏
出演:浅野ゆう子、中村梅雀
演奏:ピアノ、チェロ
●9/17〜20◎新国立劇場 小劇場
〈一般発売日〉6月20日(金)10時~
〈お問い合わせ〉アーティストジャパン 03-6820-3500 https://artistjapan.co.jp/

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