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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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万能グローブ ガラパゴスダイナモスが代表作「西のメリーゴーランド」を下北沢駅前劇場で再演!

万能グローブ ガラパゴスダイナモスは実力、人気共に九州を代表する劇団で、2025年4月の前回公演「見上げんな!」では福岡・大阪・東京の3都市で4,000人以上を動員した実績を持ち、「ゴジゲン」松居大悟とミュージシャン小山田壮平と共作した作品で福岡市民ホールの開館記念初回公演にもなっている。22年にはCoRich舞台芸術まつり!2022春準グランプリを獲得。
今回の下北沢駅前劇場での公演は旗揚げ20周年の節目に、劇団の原点で代表作となる『西のメリーゴーランド』をさらに進化させての再演となる!

物語は

「ある通夜の夜。

故人を偲びアルバムをめくり思い出話に花を咲かす。
そんなありふれた夜に紛れ込んでいたのは、生まれ変わりを斡旋すると謳う業者だった。

歪む空間、飛び交う魂。
いつのまにか、あの世とこの世に迷い込んだバラバラの家族。

彼らに残された、家族でいられる最後の時間。
生まれ変わりと親子の絆、輪廻の途中のSFワンシチュエーションコメディ!」
(劇団HPより)

で、演劇に馴染みのない人でも楽しめる笑いに溢れた作品になるという。何処にでもあるような話がSFチックな展開で “歪む空間、飛び交う魂”のダイナモスな一瞬一瞬に巻き込まれて、ドキドキしながら楽しもうではありませんか!

作・演出の川口大樹からのメッセージが届いた!

「西のメリーゴーランドは2015年に上演した作品です。

自分の中では、再演のチャンスを虎視眈々と狙っていた一作であり、
ここぞというタイミングをはかっているうちに10年が経ち、劇団結成20年を迎え、
色んな角度でキリがいいぞ、となりまして、満を持しての再演となりました。

ざっくり言いますと、輪廻の途中のホームコメディ、といった風合いの劇です。
我々の最も得意とする(と思っている)ワンシチュエーションの会話劇に、スコシフシギのエッセンスを混ぜ込んだ愉快なコメディで福岡・東京二都市を巡ります。

福岡は福岡市美術館ミュージアムホールで、東京は下北沢駅前劇場で、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。ガラパ20周年。面白いと思います。ぜひ観てほしいです!」

公演情報

万能グローブ ガラパゴスダイナモス『西のメリーゴーランド』

作・演出◇川口大樹
出演◇椎木樹人 山﨑瑞穂 石井実可子 野間銀智 澤柳省吾 つじむらかほ青野大輔 富永真由 樅山幸音 原岡梨絵子
12/13◎福岡市民ホール 小ホール(プレビュー公演)
12/25〜28◎駅前劇場
2026/2/10~15◎福岡市美術館ミュージアムホール