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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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市川染五郎インタビュー

伝統と未来を若さと情熱で照らす!

正月の浅草の風物詩であり、若き俳優の登竜門「新春浅草歌舞伎」。市川染五郎は今年、満を持しての初参加で、時代物の難役『絵本太功記』の武智光秀を見事に演じ切った。2025年はこれを皮切りに、話題の新作から屈指の古典まで数々の役に挑み、その成長ぶりは歌舞伎界以外からも注目の的となっている。
来年の「新春浅草歌舞伎」では、高麗屋にとって大切な『梶原平三誉石切』の梶原平三を演じる染五郎。その公演への意気込みとともに、同じく来年に控えた『ハムレット』のことや今後の夢などを、静かに、だが真っ直ぐに語る様子からは、20歳という若さの輝きと、伝統の世界で生きることへの情熱があふれていた。

高麗屋にとって大事な役で華やかな幕開きを

──来年、二度目の出演が決まった「新春浅草歌舞伎」ですが、実際に出演されてみていかがでしたか?

 今年1月の公演では『絵本太功記』という作品の光秀をやらせていただきました。光秀は、高麗屋の人間としてそういう役ができる、そして似合う役者にならなければいけない、とても大切な役柄で、それを経験させていただけたことはありがたかったです。若手だけで作品を作っていく新鮮さもありましたし、そのなかで先輩にきっちり教わって、古典の芯の役をやらせていただくことはとても刺激的なひと月でした。来年は『梶原平三誉石切(通称:石切梶原)』をやらせていただきますが、高麗屋にとって大事な役、繋いでいかなければいけない役で、それをやらせていただけることは、今年に引き続いて本当に大きな挑戦です。勉強、研究のひと月になるのかなと思います。

──今おっしゃったように、『石切梶原』の梶原は、高麗屋さんにとってすごく大事な役で、お祖父様(松本白鸚)は、九代目松本幸四郎襲名のときにも大阪で、お父様(松本幸四郎)も2006年に御園座で一回演じています。ただ、染五郎さんは当時のお二人よりだいぶ若い年齢での挑戦になります。光秀のときはお祖父様に稽古してもらったそうですが、今回の稽古はどなたに?

 今回も祖父と父に習います。もちろん父にも見てもらいますが、『石切梶原』はやはり高麗屋型というか播磨屋型(染五郎の高祖父にあたる初代中村吉右衛門の型)で、うちのやり方がある役ですので、伝わっているものを経験している祖父や父からきっちり学ぼうと思っています。今年の『絵本太功記』の光秀は(中村)橋之助の兄さんとダブルキャストでしたが、梶原はダブルキャストではないので、また違ったプレッシャーがあります。それに「新春浅草歌舞伎」の第一部の最初の演目なので、幕開きを任せていただいたという責任感もあります。その幕開けにふさわしいような、華やかな一幕にしたいと思っています。

──梶原という役は、ご自身のなかではどういうイメージでしたか。

 一番イメージが強いのは、曾祖父の初代白鸚の梶原平三です。曾祖父は「時代物役者」と言われた人ですから、どっしりと、時代物の重厚な作品のど真ん中にいました。『石切梶原』は、役者の風格で観せなくてはいけない作品で、正直言ってストーリーはちょっとぶっ飛んでいます(笑)。手水鉢を刀で斬れるわけはないのですが、それを役者の風格で、もちろん技術も必要ですが技術だけでは駄目で、役者としての幅とか格とかで、成立させなくてはいけない。そこがどこまで自分に勤まるかという不安はあります。そういう意味では、曾祖父の『石切梶原』は、まさに曾祖父の役者としての魅力が一番滲み出ていた役だったのではないかと思っています。もちろん生で観たことはありませんが、そういうイメージがある作品です。前回の光秀も比較的曾祖父の映像を中心に観て演じましたが、今回も曾祖父を目指してやりたいなと思っています。

──他の役についても伺います。第二部は『傾城反魂香』の狩野雅楽之助と、『男女道成寺』の強力の役で出られますが、雅楽之助は初役ですね、何か期するところはありますか。

 ご注進の役ですから、芝居の空気がそこでまた一つ変わる、そういう役目があると思います。それと、やはり若さ。エネルギッシュにやれたらいいなと思っています。

──『男女道成寺』は最後ですから、みんなでパッと打ち出して、楽しい感じになりそうですね。

 そうですね。『男女道成寺』は、同世代の(尾上)左近君が主演しますので、とても嬉しいです。微力ながら花を添えられるように、左近君の力になれるように頑張りたいです。

──「新春浅草歌舞伎」は、1ヶ月間、同じ楽屋でみんなでぎゅっと集まって過ごすので、チームワークがすごく良くなると聞きます。普段の公演でたとえば歌舞伎座などで過ごすときよりも、他の方と話をする機会は多かったのでは?

 それが、そんなこともなくて(笑)、大部屋ですが、わりとそれぞれの時間を過ごしていましたね。

──そうなんですね。「新春浅草歌舞伎」で、改めて話すようになった方などはいますか。

 皆さん比較的、他の公演でもご一緒させていただいたことがある方も多かったのですが、あえて言うなら左近君かな。同世代ですが、子どもの頃は一緒に出たことが数えられるぐらいしかなかったんです。近年よくご一緒させていただけるようになって嬉しいですし、やはり一番年が近い人が刺激になります。

──こういう座組ですと、リーダー的な存在には誰がなるのでしょうか?

 それはもちろん(中村)橋之助さんです。ご自身で「神谷町小歌舞伎」など勉強会を立ち上げられたり、形にしたいと思っていらっしゃることを、きっちり実行する力をすごくお持ちです。そしてご自身が今まで積まれてきたご経験から、その力をもって、前回は公演の準備の段階からいろいろ工夫して、みんなに提案して、引っ張ってくださいました。若手で一つの公演を作ることにおいて、先頭に立ってすごくみんなを率いてくださったので、ありがたかったです。今回も、メンバーは少し変わっていますが、変わらず引っ張ってくださるんだろうなという安心感があります。

「今ならもっとできる」と常に思い続けていたい

──今年は1月の「新春浅草歌舞伎」に始まって、次々に沢山の役に挑戦されています。4月の『木挽町のあだ討ち』の伊納菊之助、7月の『鬼平犯科帳 血闘』の長谷川銕三郎(若い頃の鬼平)、8月には『日本振袖始』の素戔嗚尊(すさのおのみこと)、『火の鳥』の王子ヤマヒコと『野田版研辰の討たれ』の平井九市郎、9月には『菅原伝授手習鑑』の武部源蔵と「車引」の梅王丸。挑戦につぐ挑戦で、20歳でもうこんなところまで走っているのかというのが率直な印象ですが、ご自身で振り返ってみていかがですか。

 いや同じ気持ちです。まだ自分にはできないというような、本当に高い壁にぶち当たる機会を沢山いただいています。それは役者としてステップアップしていくために本当にありがたいことですので、どんなお役をいただいても、きっちりと自分の今持っている最大限の力を使って挑んで、やはり結果を残すことが一つ一つ大事だなと改めて思っています。

──どの役にも今のご自身にできる最大限の力を振り絞れたと思いますか。

 それは思います。今振り返ったら全部「もっとできる」とは思いますが、そのときそのときの自分が出せる全力は、毎回出しているつもりですので、後悔は一つもないです。もちろん反省はいっぱいありますが、その積み重ねで進化していけるのかなと思います。逆に今の自分と過去の自分のレベルが一緒になってしまうと、もう進化できないし、そこで成長は終わりだと思うので、常に振り返って、今ならもっとできると常に思っていたいです。

──1作1作がすごくハードでスリリングだったと思いますが、役を生きている実感はありましたか。

 ありましたね。8月などは3本の作品に出させていただいて、『日本振袖始』に出て、幕間30分で次の『火の鳥』をやって、その間に9月の源蔵と梅王丸のお稽古をしてから、『野田版研辰の討たれ』に出ていたのですが、始まると切り替えは自然とできるという感じで、こんがらがってしまうことは逆にないのが不思議でした。本当にそれぞれの役として生きることはできたかなと思っています。

ほぼ早替り!?の二役驚くほど鮮やかに演じたい

──『火の鳥』は12月に早くも再演されます。

 これは本当に(坂東)玉三郎のお兄様の世界観が、ストレートに表現されている作品だったと思いますし、自分自身も今までお兄様の演出されたものなどを拝見していて、とても自分の好きな世界観でしたので、その中に居させていただけたのはとても嬉しかったです。本当にありがたいことに再演が決まって、やはり新作ですから稽古期間も短かったですし、もっとブラッシュアップしていけるところは沢山あると思います。そういうところを一つ一つ整理したい。再演では、弟のウミヒコが左近君になります。初演のときの(市川)團子君と左近君は、役者としてのカラーが違う二人だと思いますので、左近君に合わせて変えていく部分もあるでしょうし、そういうところは一からまた作り直すつもりです。同じものを同じようにやるのではなく、常に進化させられたらいいなと思っています。

──またちょっと違ったヤマヒコ・ウミヒコ兄弟に会えますね。11月には歌舞伎座で三谷かぶき『歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)』に出演しますが、お稽古の状況はいかがですか。

 稽古は始まっていますが、台本が最後まではできていなくて、今、三谷さんが書いていらっしゃると思います。「最後まで終わらせたいから休ませていただきます」とおっしゃって、今日は稽古にいらっしゃらなかったのですが。(※取材は10月上旬)

──台本が揃わないときにご自分でする準備などは?

 できている部分をしっかり形にしていくことをやっています。三谷さんの脚本が遅いという話は結構有名ですが、前回の三谷かぶき『月光露針路日本 風雲児たち』では全くそんなことはなくて、稽古初日には全部できていましたし、大河ドラマの『鎌倉殿の13人』に出させていただいたときも普通に本をいただいて「あれ? 普通だな」と思っていたのですが、今回、やはり間に合わないこともあるのだなと。結末がわからないので、どういう段階を踏んで作っていったらいいのか、まだ作り始められないのですが、とても三谷さんらしい、コメディ色が強い作品になりそうで、楽しみです。

──この号が出る頃にはもう幕が開いていますね。染五郎さんの役柄は?

 二役です。『義経千本桜』の「四の切」を上演している芝居小屋の話で、その「四の切」を上演させるまでに、主役がお酒を飲んで酔っぱらって出られなくなったり、静御前役の役者の顎が外れたり、いろいろとトラブルがあって、最終的には無事上演にこぎつけるというお話です。自分はその義経役をやっている役者の坂田虎尾という役ですが、楽屋に女性を連れ込んでしまうという問題があったり(笑)。もう一役は、狂言作者の見習いの花桐番吉という役で、その二役を行ったり来たり、本当に二役早替りみたいな感じです。虎尾のほうは義経の格好をしなければいけないので白塗りですが、番吉は白塗りじゃなく普通のナチュラルな化粧で。

──一回白塗りを落として、また塗るのですか。

 どうしようか?という感じで。昨日時間を計ったら、虎尾で引っ込んで45秒で番吉で出るという場面があって、これはさすがに無理ということで、三谷さんが「書き直します」と。

──45秒が1分くらいに延びそうですか?

 2分あればできるかな。さすがに45秒では無理かなと。でもさっき「思いついた」って連絡がありましたから大丈夫でしょう(笑)。

──『木挽町のあだ討ち』のときも、森田座前の偽のあだ討ちの場面で、どういう流れでやったらうまくできるか、染五郎さんもアイデアを出したそうですから、今回もぜひアイデアを。

 (笑)。二役は自分だけですし、早替りでお客様にびっくりしていただきたい部分でもあると思いますので、なんとか鮮やかにやれたらいいなと思っています。

今の日本で上演する意味のある唯一無二の『ハムレット』を

──歌舞伎以外のお仕事も、12月からプライムビデオで『人間標本』も配信されるなど映像でも活躍中ですが、5月・6月の舞台『ハムレット』も大きな話題になっています。

 高麗屋としては、シェイクスピア劇というのは、いつかは通るものだと思っていましたので、その第一歩を踏み出せることが、とても嬉しいです。演出がデヴィッド・ルヴォーさんで、ルヴォーさんは祖父と仕事を一緒にされたこともありますし(1996年『マクベス』)、叔母の松本紀保もご一緒したことがあって(1995年『チェンジリング』)、とてもご縁のある方です。自分自身は初めてご一緒しますが、この『ハムレット』という、世界中で沢山の方たちが向き合ってきた題材を、この現代の日本でやる意味をきっちり考えてやらなければいけないと思っています。一度ルヴォーさんとご挨拶させていただいたのですが、そのときも「この時代にやる意味を考えてやりたい」とおっしゃっていたので、現代人の心に届くシェイクスピア劇というものを突き詰めてやってみたいと思っています。

──ご自身で、気持ちの上で準備されていることや予想されていることはありますか? 例えば共演者の皆様のこととか。

 まだお会いしていないので、共演者の皆さんの空気感とか、もちろん芝居のテンポ感とかはまだわかりませんが、本当に豪華な皆さんが出演されるので、主役としてはとてもありがたい、嬉しいことだと思っています。まだこれからということがほとんどですが、自分なりに『ハムレット』という作品自体も、稽古までにいろいろ勉強して臨みたいと思います。いろいろな方が演じられていますし、日本でもここ1年だけでも結構上演されていますよね。その中で自分が演じるということは、やはり唯一無二の、他にない『ハムレット』をやらないと意味がないと思います。自分なりのハムレット像をきっちり準備してやりたいですし、そのためにイギリスにもどこかで行けたらと思っています。

──外部の仕事をすることで、俳優として得るものとか、それによって歌舞伎に還元されることなどはありますか?

 あるのでしょうが、あまりそこは意識していないです。「歌舞伎になにか持ち帰らなければ」とかはあまり思っていなくて。やはりそれぞれの環境で求められることをきっちりやるだけで、それを全部「歌舞伎のためにやっています」というと、それぞれのところで関わってくださる方や作品に失礼なような気がします。歌舞伎ではないところに出て行って、そこで染五郎という役者を知ってくださった方が、歌舞伎に興味を持ってくださって、好きになってくだされば、それは結果としては嬉しいですし、もちろんそういう思いもありますが、とにかく歌舞伎とか、現代劇とか、映画とか、ドラマとか、そういう区切りは自分の中であまりつけていないです。どれもお芝居ですし、役になることは一緒で、その表現方法が違うだけですね。

今の目標は「時代物役者」になること

──一人の俳優として目の前の一つ一つの仕事に取り組んで、それを糧にしていく。その自分自身の成長が、次の舞台をやるときに役に出るかもしれないという感じでしょうか。

 そうですね。

──外部の舞台の話という意味では、お祖父様の代表作の1つでもあるミュージカル『ラ・マンチャの男』を、いつか染五郎さんが演じる日が来ないかと秘かに祈っているのですが、ご本人としてはいかがですか?

 それはもうお話があれば、ですね。作品としては好きですし、役者としてとかを抜きに、自分の人生において大切にしている言葉や、指標にしている言葉が詰まっている作品で、人間としてもかなり作品に影響されている部分が大きいので。好きな作品という意味では、簡単にやりたいなどとは言えませんが、単純に「もう一度観たい」という気持ちが強いですし、作品として残ってほしいという思いがあります。

──そういう未来も含めて、これからの夢や目標などはありますか?

 うちの曾祖母である正子さんは、初代吉右衛門の娘なのですが、その正子さんは、「時代物を勉強するならまず『石切』をやれ」と言っていたらしいです。やはりそれだけ、『石切梶原』は、時代物をやる役者として勉強しておかなければいけない要素が詰め込まれている作品なので、まずはそれをきっちりと勉強して、時代物役者になりたいです。それは常々言っている「高麗屋らしい役者になること」と同じなのですが、時代物の主役が似合う役者になることが目標です。

──同じ高麗屋さんといっても、それぞれがお似合いになる役も、より得意な役も少しずつ違っていますね。と同時にやはり基本は同じだなと、一観客として拝見して感じています。歴代の高麗屋さんのなかで、染五郎さんご自身はどういうタイプの高麗屋だと思いますか。

 経験値とかレベルとか、役者としての技術とか、そういうものは当然祖父や父のほうが上ですが、それを抜きにして、あくまで役者としてのタイプで言えば、父とは少し違うタイプなのかなと自分では思っています。一番方向的に近いのは祖父かなと、ここ1年ぐらいで思っています。ですので、祖父に教えてもらったり、祖父のものを見て目指してやったり、それが自分のもともと持っているものを最大限使っていける方向性ではないかと。祖父を目指すことが一番役者として自分の道筋が見える方向なのかなと、漠然と思っています。もちろん役によって、これは父がやっているものを目指したいとか、播磨屋の大叔父(二代目吉右衛門)がやっていたものを目指したいということはありますが、軸としては、祖父に近い役者になっていければいいなと思っています。

(このインタビューは「えんぶ12月号」より転載)

プロフィール

いちかわそめごろう○東京都出身。十代目松本幸四郎の長男。祖父は二代目松本白鸚。2007年6月歌舞伎座『俠客春雨傘』で初お目見得。09年6月歌舞伎座『門出祝寿連獅子』で四代目松本金太郎を名乗り初舞台。18年1月歌舞伎座 高麗屋三代襲名披露興行『勧進帳』源義経ほかで八代目市川染五郎を襲名。歌舞伎以外の出演作品は、【映画】「レジェンド&バタフライ」、劇場版「鬼平犯科帳 血闘」、【ドラマ】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK) 、「鬼平犯科帳」(時代劇専門チャンネル)。「レジェンド&バタフライ」の森蘭丸役で第47回 日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。ドラマ「人間標本」が12月19日(金)よりPrime Videoにて世界配信開始。

インタビュー◇内河史 撮影◇中村嘉昭
ヘアメイク◇桂川あずさ スタイリング◇中西ナオ
衣装協力/ジャケット パンツ(ソウシオオツキ/エムエイティティ) そのほかスタイリスト私物
問い合わせ先:INFO@the-matt.com

公演情報

新春浅草歌舞伎

出演◇中村橋之助 市川男寅 中村莟玉 市川染五郎 尾上左近 中村鶴松
2026/1/2〜26◎東京・浅草公会堂

〈一般販売〉
2025年11月22日(土)10:00〜
〈問い合わせ〉チケットホン松竹(10:00〜17:00)0570-000-489チケットWeb松竹(24時間受付)