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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
公演情報、宝塚レビュー、人気作優のコラム・エッセイ、インタビューなど、楽しくコアな情報記事が満載!
ミュージカルなどの大きな公演から小劇場の旬の公演までジャンルにとらわれない内容で、随時更新中です。

(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
公演チケットで広告掲載

池谷のぶえの「ぶっく TO THE FUTURE」vol.2

こんにちは。

ヘトヘト谷ヘトえです。

いやあ、いろんな演劇があるものです。
部活動を入れたらかれこれ40年、演劇と歩んでいるわけですが(怖っ)、いつまでたっても落ち着きません。

落ち着かないのが演劇の醍醐味なのでしょうけれども、いい加減わかった気にもなりたいですよ。

毎回毎回なにものかに振り回されてよぅ。

演劇だけに振り回されるならまだしも、社会といううねりにこねくり回されて、ほんと疲れる日々です。

そんな中でも、やればやるほど心通じる方々がちょっとずつ増えていき、精査されてゆき、周りに残ってくださる方との励まし合いで、演劇というものはなんとか成り立ってゆくのでしょうね。

さてこのコラムは、演劇界のいまを伝え続ける雑誌「えんぶ」を、1986年4月創刊の「演劇ぶっく」時代から遡り、毎月1号ずつ感想を綴るコラムです。

「演劇ぶっく」と「えんぶ」はなんと、創刊号から最新版まで、下記URLにて無料でダウンロードし閲覧できるのです。
https://enbutown.com/museum/free-gallery/

では今回は、「演劇ぶっく」1986年7月発行の第2号へ、ぶっく TO THE FUTURE!
https://enbutown.com/museum/2026/01/30/engekibook002/

*****

→表紙

表紙だけでも、演劇界に元気がある感じが伝わってきます。現代の方が、よっぽど画質とかいいはずなのに、なんでだろう。

→復活!根津甚八

今回の巻頭インタビューは、根津甚八さん7年ぶりの舞台についてです。
あの、そう、あの松居一代さんがオーディションで選ばれて参加するという、なんともフレッシュな話題も。
映像と舞台の演技の違いについても触れていますが、根津さんほどの方でもいろいろ思うことがあるのだな、と勇気をもらえます。
なんといっても勇気をもらえたのは、
「悪口を言うと気分がスッキリするから」
という一文ですが。

→劇団青い鳥「いつかみた夏の思い出」(作・演出:市堂令)

木野花さんを見つけると写真を撮りたくなる。
かわいい!

Screenshot

→劇団状況劇場公演「ねじの回転」(作・演出:唐十郎)

かっけーなぁ…。

→68/71黒色テント⑨「タイタニック沈没」(作・演出:佐藤信)

斎藤晴彦さんのインタビュー。
とっても素敵。お会いしてみたかったなぁ。

Screenshot

→白虎社

長編インタビュー。
このインタビューも面白い。実体験しないと出てこない言葉ばかりで、濃ゆい空想が広がる。
「逆に極限状態のそういう状況だと、楽しいとか苦しいという感じじゃなくなる。両方が来る。だから結局苦しい状態がすごく楽しいということにまでなっちゃうの」とか、わからないけどわかる様子が面白い。

Screenshot

→シェイクスピア×野田秀樹×大地真央=⁈

野田さん、外部初演出のインタビュー。
私が14歳だから、野田さんは31歳くらいかしら。

Screenshot

→劇団夢の遊眠社10周年スペシャル「石舞台 星七変化(ストーン ヘンジ)3部作一挙上演」(作・演出:野田秀樹)

「白夜の女騎士(ワルキューレ)」「彗星の使者(ジークフリート)」「宇宙(ワルハラ)蒸発」の3作品を一挙上演って、またなに無茶やってるのですか野田さん。すごいな。
「彗星の使者」は、私が高校1年生の時に演劇部でやりました。私はノストラダムスの役。全く意味がわからなかった。夢の遊眠社ファンの先輩の主導でやることになったのですが、きっと先輩はこの公演を見たのかな。
これを生で突然見たら、きっと衝撃を受けたんだろうな。写真を見ただけで、パワーを感じるのだもの。
何にもわからないままやってしまい申し訳ございませんでした、先輩、野田さん。

Screenshot

→遠藤ミチロウ×蜷川幸雄 GEKISHA NINAGAWA STUDIO「オデッセイ・1986・破産」

よっ!待ってました!
蜷川さんインタビュー第二弾。
1ページで終わるかと思いきや(40ページにつづく)って。ありがたや。

→階段狂

美術家・朝倉摂さんのコラム。
創刊号から、朝倉摂さんのことが気になりはじめていたので、嬉しいコラム。
蜷川さん、野田さん、唐さんなど、それぞれの演出家さんによる階段に対する見解。面白い。

→蜷川幸雄インタビュー

戻ってまいりました。
「芝居はやるもので見たかないね。面白くないんだもの」
(次号につづく)ですって。やったー!

→自転車キンクリートを探して

20代前半の鈴木裕美さん!かわいい!

Screenshot

→第三エロチカ公演「ラスト・フランケンシュタイン」(作・演出:川村毅)

私は第三エロチカさんを生で拝見したことがなく、サークルの部室に、かつて先輩たちが上演したチラシの中にいくつかその劇団名があって、ずーっと気になり続けていた劇団です。

→RANDOM

このコーナーがやがて、演劇ぶっくの真骨頂である、気持ちが若い人たち、へんてこりんな人たち、無駄に頑張ってる人たち、頑張ってないように見える人たち、妙に素晴らしい人たち、など、ちょっと真ん中にいない演劇界の人々にスポットをあてて、大きな世界への道を開いてくれるのです。

Screenshot

→小劇場演劇の軌跡②

待ってました。扇田昭彦さんの連載。
警備隊vsテントの話とか最高ですし、最後の一文
「その舞台を初めて見た夜の私は、健康状態がひどく悪かったにもかかわらず、舞台にエネルギーを吹きこまれて異常に元気になり、アパートまで走りづめに走って帰ったものである」
なんて素敵な言葉なのだ。
ヘトヘト谷ヘトえの心に刺さりまくり、演劇は毎回そうであってほしい…と、願わずにおれません。

→FROM READERS

読者の皆様からのおたよりコーナー。
「新しいタイプの演劇雑誌として新鮮に読ませていただきました。巻頭のインタビューに熱気があっておもしろうございました。貴誌の独断と偏見に満ちた、愛と毒に色どられた取材インタビューに期待しております」
という、演劇ぶっくという世界観を素晴らしく完結にまとめたおたより。

→今回は上記以外に、海外の演劇祭や歌舞伎など、小劇場以外にも幅広く演劇の情報が特集されていました。

まだネットもない頃。こうした情報を集めるのも、取材するのも大変だったと思いますが、雑誌を手にした側は、とっても世界が広がったことでしょうね。

ヘトヘト谷ヘトえでしたが、40年も前の演劇の世界を旅して、その頃のパワーに元気をいただけた気がします。すごいな、演劇、40年たっても与えられるパワーがあるのですね。

きっと生きていないであろう40年後の、私のようなヘトヘト演劇人にパワーを渡せるよう、バリバリ谷バリえでがんばります。

PROFILE

池谷のぶえ
いけたにのぶえ│94年より04年の解散まで劇団「猫ニャー」(後の「演劇弁当猫ニャー」)の劇団員として活動。解散後は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作品、NODA・MAP、蜷川幸雄演出作品など数多くの舞台に出演。

出演情報

【舞台】
「ピグマリオン-PYGMALION-」
作:ジョージ・バーナード・ショー
演出:ニコラス・バーター
北九州:2026年2月21日(土)~23日(月・祝) J:COM北九州芸術劇場 大ホール
大阪:2026年3月5日(木)~8日(日) SkyシアターMBS
https://pygmalion2026.jp

【テレビ】
NHK
連続テレビ小説「ばけばけ」
花田旅館の女将・花田ツル役
放送中 月~金曜
【総合】午前8:00~8:15・再放送 12:45~13:00
【BS・BS4PK】午前7:30~7:45
https://nhk.jp/bakebake

【テレビ】
Eテレ
アニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」 毎週金曜 18:40~ / 毎週土曜 17:45~
声:銭天堂の店主・紅子役
https://www.toei-anim.co.jp/tv/zenitendo/

【テレビ】
NHK総合
「事件は、その周りで起きている」シリーズ2 第2話 再放送
2026年3月3日(火) 22:45〜23:00
https://www.nhk.jp/g/blog/kvgf7e3sjtq9/

【テレビ】
WOWOWライブ
NODA・MAP「正三角関係」ロンドン公演版 再放送
2026年3月5日(木) 19:00〜21:45
放送・オンデマンド同時配信あり
(2024年11月 イギリス・ロンドン サドラーズ・ウェルズ劇場にて上演の舞台公演)
https://www.wowow.co.jp/detail/202190?utm_source=twitter_stage&utm_medium=social&utm_campaign=250306_twst_0038

▼えんぶ創刊40周年記念「忘れられない一作!」に池谷のぶえさんもご登場いただいています▼