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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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ぽこぽこクラブが青森のりんごをテーマにしたファンタジーを座・⾼円寺1で上演!

「⻘森でしかできない舞台を!」を合い⾔葉に“種まき育てる演劇プロジェクト”を立ち上げ、昨年4⽉、弘前れんが倉庫美術館の初読み合わせに始まり、リーディングドラマや⾳楽朗読劇など様々な試みを経て、今年の11月に青森県立美術館シアターで舞台化を実現、今回は満を持しての東京の座・高円寺での公演となる。

上演形態が3種類あり
A 東京りんごver/標準語ベースのお芝居
B 津軽りんごver/津軽弁ベースのお芝居
C りんごの花ver/⻘森公演オリジナルキャストでの公演
各チームごとに出演者が異なるということで、東京ver.は、外波⼭⽂明、栗原茂、⼭像かおりなどベテラン俳優の名があり、やはり津軽弁のイントネーションをたのしみたい津軽ver.それとも直近の公演で実績のある⻘森公演オリジナルキャスト?どれを選ぶかは悩むところでもある。
演出は本企画の呼びかけ人でもある俳優三上陽永が担当、戯曲は弘前市出⾝の⽂筆家世良啓が書き下ろした。
さらに、副題に「りんごさんのうた」とあるように、劇中にはたくさんの歌が登場、即興演奏される⽣ピアノもあり、歌とピアノと⽅⾔を楽しむなんと贅沢な舞台になっている。

三上陽永(ぽこぽこクラブ主宰)からメッセージ

効率が優先され、人やモノが消費されていく現代に、一石を投じる作品だと感じています。
『home りんごさんのうた』は、りんごの生産地として知られる青森県弘前市で2024年に始まり、土壌を耕し種を蒔くように、地域の方々と共に育ててきた作品です。
戯曲は文筆家・世良啓さん、演出はぽこぽこクラブ主宰の三上陽永が担当し、当初2人で立ち上げた企画は、多様な才能と出会いながら成長し、2025年11月に青森県立美術館で初演されました。
2026年1月には、ぽこぽこクラブ×AOMORI企画として座・高円寺で再演を行います。
本作は「青森りんご植栽150周年事業」にも認定され、青森から生まれた作品を都内で届けられることは大きな喜びです。「演劇を元気にするのは地方から」を掲げ、今回は念願だった“地元キャストによる東京上演”も実現します。
青森の風と波の音、りんごの香りを、ぜひ座・高円寺で感じてください。
(ぽこぽこクラブ主宰・演出家・作家・俳優 三上陽永)

あらすじ

岩⽊⼭を臨む新興住宅地に新しい家を購⼊し、30 年ローンを組んだ共稼ぎの若い夫婦。桜の散ったある夜、その新居に、以前ここに住んでいたという少⼥が訪ねてくる。住宅地はもとりんご園だった。津軽の⼟や海、まちや⾃然の過去といま、これからを思い描くファンタジー。

公演情報

ぽこぽこクラブ『home〜りんごさんのうた〜』

脚本◇世良啓
演出◇三上陽永
出演◇
A 東京りんごver/標準語ベースのお芝居(杉浦一輝、渡辺芳博、山崎薫、赤坂麻凪、山像かおり、十河尭史、栗原茂、外波山文明)

B 津軽りんごver/津軽弁ベースのお芝居(三上陽永、渡辺芳博、ジョナゴールド、赤坂麻凪、林本恵美子、京谷晶也、長谷川等、福士賢治)

C りんごの花ver/⻘森公演オリジナルキャストでの公演(三上陽永、杉浦一輝、ジョナゴールド、林本恵美子、三浦ちひろ(1/16のみ出演)、相馬光(1/17のみ出演)、京谷晶也、長谷川等、福士賢治)
1/13〜18◎座・高円寺1