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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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あるいはエナメルの目をもつ乙女のプロデュースで傑作戯曲『墓場、女子高生』上演!

「あるいはエナメルの目をもつ乙女」とは、役者の石澤希代子がAPOCひとり芝居フェスティバルでオーディエンス賞をとったことをきっかけに、2022年5月に立ち上げたプロデュースユニット。「バレエ作品は古典でも演出家や出演者が違うだけで全く違う作品になる。演劇でもそれを目指したい。既成の脚本と向き合うことで、お客様・創作者双方の満足度の高いクオリティの作品を届ける」という趣旨で創設。石澤の好きな戯曲をゲスト演出家に演出してもらい、自身も出演する。今回はエナメルプロデュース第3幕として、2010年に初演され、以降、形を変えて上演され続けている福原充則の傑作戯曲『墓場、女子高生』に挑む。

学校の裏の墓場で遊ぶ、女子高生たち。
死んでしまった同級生のお墓の前で、笑いながら、ふざけながら、誰もが彼女の死に、触れられずにいる。
「みんなのせいで死ななきゃいけないほど、仲良くはなかったよ」
残された人間は、何をもって死者との関係に区切りをつけるのか────。
どうしても『墓場、女子高生』を演りたかった女優・石澤希代子と、どうしても『墓場、女子高生』を演りたかった劇作家・演出家のイトウシンタロウ(NICE STALKER)がタッグを組んで、「伝説の怪作を、令和の小劇場界へ再び召喚し、クソデカな感情と執着と体重をのせて」上演する!

演出 イトウシンタロウからのメッセージ

初めて「墓場、女子高生」を観たのは2012年の上演でした。震災の翌年だった事もあってか「私が死んだ理由を、みんなが美しく決め直して」という、理不尽な別れに「フィクション」で対抗するクライマックスがやたらと心に刺さり、以来、自分が新作を書き始める時は、いつも、「墓場」の戯曲を読み返すようになりました。オカルト、幽霊、女子高生、そして自殺した友人を脈絡なく生き返らせるという、演劇ならではの破天荒な展開、それらを思い返すと「たとえ不謹慎と言われても、理不尽なこの世界には『物語』が必要なんだ」という、謎の勇気と高揚感が湧いてくるのです。そうやって、10年以上お守りにように心の隅に置いて、勝手に支えにしてきた同作を、令和の今、土の下から掘り起こし、皆様に手渡してみようと考えた次第です。

《演出 イトウシンタロウ 略歴》
劇作家・演出家・NICE STALKER 主宰。東京都内の劇場を中心に、台北など海外でも舞台作品を発表している。演劇のほか、ドラマ脚本、デジタルゲーム(PC/スマートフォン/Nintendo Switch)の企画製作(シナリオ&ディレクション)、小説の執筆等も行っている。

http://nice-stalker.com/profile

公演情報

あるいはエナメルの目をもつ乙女『墓場、女子高生』

脚本◇福原充則
演出◇イトウシンタロウ
出演◇桜木紗瑛 村上弦 星歌 石澤希代子 福冨タカラ 谷川大吾 河村凌 ホリユウキ 他

3/18〜22◎テアトルBONBON