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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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アメリカで生きるIRA活動家たちの30年を描く!劇団俳小『ビッグ・フェラー』

劇団俳小がリチャード・ビーンの傑作戯曲『ビッグ・フェラー』を、3月22日~29日、池袋・シアターグリーン BOX in BOX THEATERにて上演する。
劇団俳小は、早野寿郎や小沢昭一らが所属していた劇団俳優小劇場が解散した後、早野が主宰となり1971年に立ち上げた。ヨーロッパ・アメリカ演劇から日本の古典、新作、あるいは詩や小説までそのまま舞台にのせるなど、舞台芸術の原点を探る演劇創造集団として活動中だ。
今回の『ビッグ・フェラー』は、演出に西沢栄治、客演にいわいのふ健(劇団温泉ドラゴン)、遊佐明史を迎え、俳小からは大川原直太ほか5名が出演する。

1972年3月17日、ニューヨークのアイリッシュレストランで、ブラディ・サンデーを追悼する集会が開かれる。IRA(アイルランド共和国軍)のNY支部リーダーであるコステロは、イギリスへの怒りと報復への決意を熱く語り、アメリカから武器や資金を送り続ける闘争の正当性を訴える。消防士マイケル、警察官のトム・ビリー、アイルランドから来た若い兵士ルエリなど、普段はごく普通の市民として生きるIRA活動家たちは、コステロのカリスマに引き寄せられIRA支援に身を投じていく。そんな彼らが集う中、30年の時が流れ、冷戦終結や国際情勢の変化とともに、彼らの活動の信念もまた、静かに変質していく────。
「今君がここでやろうとしていることは、ファウストの逆バージョンだ。魂を売って手に入れるのは、一生苦痛の日々。」
IRA活動家たちの30年間にわたる闘争の日々を描く『ビッグ・フェラー』。この骨太の戯曲を通して見えてくる2026年の現実とは?

劇団俳小より メッセージ

演劇キックをご覧の皆様、こんにちは。劇団俳小です。
私たちが今回お届けするのは、イギリスの劇作家リチャード・ビーンによる傑作戯曲『ビッグ・フェラー』です。
1970年代のニューヨークを舞台に、IRA(アイルランド共和軍)を支援するアメリカの活動家たちの30年にわたる闘争の日々を描きます。シリアスな題材でありながら随所にユーモアが交錯し、時代と共に移りゆく信念や複雑な人間模様がスリリングに展開する骨太な群像劇です。
今回は104席という、舞台と客席が非常に近い濃密な空間で全8回の上演をおこないます。登場人物たちの熱気や葛藤、そして30年という歳月の重みを、息遣いが聞こえるほどの距離で直接体感していただけるはずです。
また、3月23日(月) 14:00の回の終演後には、翻訳の小田島恒志氏、演出の西沢栄治氏、演劇ジャーナリストの山田勝仁氏をお迎えした特別なアフタートークも開催いたします。多角的な視点から作品を深掘りする貴重な機会ですので、こちらもぜひご期待ください。
劇場で皆様とこの熱い物語を共有できることを、心よりお待ちしております!

公演情報

劇団俳小『ビッグ・フェラー』

作◇リチャード・ビーン
翻訳◇小田島恒志
演出◇西沢栄治
出演◇いわいのふ健 大川原直太 遊佐明史 手塚耕一 小池のぞみ 荒井晃恵 宮崎佑介

3/22〜29◎池袋 シアターグリーン BOX in BOX THEATER