
たすいち(+1)は、カムカムミニキーナやポツドールなどを輩出した早稲田大学演劇倶楽部から、2007年に目崎剛が旗揚げしたプロデュースユニット。『ありえない』設定を『ありえそう』に見せる屁理屈でちょっとファンタジーな舞台を創る。文学でも映像でもなく演劇でしかできないことを追求し、笑って泣けて考えさせられるエンターテイメントを志向する。
その第43回公演『魔族会議』が、4月22日〜5月3日に、インディペンデントシアターOjiで上演される。『魔族会議』は、2016年に初演。好評により2021年に再演予定だったが、コロナ禍により中止となっていた。今回は待望の再演となる。
―ここは魔界。人の理の通じぬ場所―
人間とのせめぎ合いが続くここ魔界で、突如魔王が退位を宣言!
その真意は? そして、これから魔族はどうしたら?
側近達は急ぎ会議を開く!
だがしかし、そこは魔族たち。そもそも会議に集まらない!
こんな時くらい真面目になって!
脚本・演出は目崎剛。たすいちメンバーの大森さつき、鳥川仁菜、中田暁良、永渕沙弥、星澤美緒が、13人の客演たちとともに【Aチーム】と【Bチーム】で送る、魔界のエンターテイメント会議劇!
目崎剛(たすいち主宰・脚本・演出)からのメッセージ

初演は2016年。当時、僕は会議劇に携わることが続いて、
「会議劇、面白いな!!書いてみたいな!?」という衝動に駆られていました。
一方で「会議劇なんて世の中に名作だらけだよ!レッドオーシャンだよ!」と冷静な自分もいました。
それでもやってみたい。作家のサガですね。
だからこそ面白いものを作りたい、という想いが先行して、
ファンタジー×会議劇ならどうか、として生まれたのが「魔族会議」です。
会議劇を演じたり観たりする中で感じていた違和感。
それを全部盛り込んでみました。
ちゃんと会議もしますが、暴力も魔力も横行する、見たことのない会議劇。
そんな中で、「魔王の失踪」と「次の王」を巡って話が進んでいきます。
誰が決めるのか。なぜその人が選ばれるのか。
そういう話し合いに、見覚えがある方もいるかもしれません。
10年前の作品ですが、劇団にとって一つの転機になった作品です。
いま改めて立ち上がるこの会議を、ぜひ見届けてください。






