博多座『二月花形歌舞伎』「江戸宵闇妖鉤爪」の特別ポスター公開!

博多座で2月3日に開幕する『二月花形歌舞伎』(松本幸四郎・市川染五郎出演)、その演目のひとつである「江戸宵闇妖鉤爪」の特別ポスターができあがった。
 
すでに公開されている通常ポスターでは不気味な背中を見せていた殺人鬼・恩田乱学(市川染五郎)が、この特別ポスターではついに姿を現し、明智小五郎(松本幸四郎)が対峙するというイメージで製作した。また、ポスターで使用されている「江戸宵闇妖鉤爪」の題字を書いたのは市川染五郎。3 歳で本作に出会ったことがきっかけで少年時代は乱歩作品を読み漁り、本作への出演を熱望していたという強い想いがまたひとつ形を現した。舞台では別パターンの題字も登場予定。

『二月花形歌舞伎』は、江戸川乱歩生誕 130 年、そして博多座開場 25 周年というメモリアルイヤーに、乱歩の小説を原作とした伝説の作品『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみ・あやしの・かぎづめ)』がついに甦る。さらに「鵜飼」をモチーフにしたユーモラスで明るい舞踊劇『鵜の殿様』も歌舞伎としては初上演。歌舞伎の魅力を存分に堪能できる 2 作品となっている。

今回、 13 年ぶりの再演となる「江戸宵闇妖鉤爪」は、江戸川乱歩の退廃的で耽美な世界観を令和に再構築しながら、人間離れした豹の動きを表現する最新のフライングや、斜めに横断する「筋交い(すじかい)」と呼ばれる宙乗りなどスペクタクル溢れる演出が随所に登場。江戸川乱歩生誕 130 年と博多座開場 25周年というメモリアルイヤーに、ダークでモダンな爪跡を刻む“新たな乱歩歌舞伎”がまもなく誕生する。

「博多は第二の故郷(幸四郎)」「乱歩歌舞伎は 15 年来の夢(染五郎)」幸四郎にとって“乱歩歌舞伎”は、発案から 10 年以上かけて新作歌舞伎として創作した思い入れのある作品。また幸四郎は、母親の故郷が博多であり、「私の体には半分博多の血が流れている」「博多は第二の故郷」と常々公言してきた。
一方の染五郎は、3 歳の時に“乱歩歌舞伎”を観た記憶が残っているほど強く憧れていた作品で、15 年越しの夢を初出演となる博多座で叶えます。染五郎は、色男と殺人鬼という異なる 2 役の早替りのほか、舞台上でのフライング、さらに舞台上を斜めに横断する「筋交い(すじかい)」と呼ばれる宙乗りなどスペクタクル溢れる演出にも挑む。

また『二月花形歌舞伎』の出演者が、博多の総鎮守・櫛田神社での「豆まき神事」に参加。毎年大いに賑わう恒例行事で、今回は初日の公演前に行われる。

■日時:2 月 3 日(土)午前 10 時頃
■場所:櫛田神社(福岡市博多区上川端町 1-41)
■参加者:松本幸四郎、市川染五郎、河合雪之丞、大谷廣太郎、澤村宗之助、松本錦吾、市川高麗蔵
https://www.hakataza.co.jp/news/detail.php?id=1735

【公演情報】
「二月花形歌舞伎」
演目 
一、江戸宵闇妖鉤爪 明智小五郎と人間豹
二、鵜の殿様
※昼夜同一演目
出演:松本幸四郎、市川染五郎、河合雪之丞、大谷廣太郎、澤村宗之助、松本錦吾、市川高麗蔵
令和 6 年 2 月 3 日(土)初日~18 日(日)千穐楽◎博多座
【休演】8 日(木)
昼の部 11:00 開演 夜の部 16:00 開演
※但し 3 日(土)のみ昼 12 時開演・夜 17 時開演
〈料金〉A 席 15,000 円 特 B 席 12,000 円 B 席 9,000 円 C 席 5,500 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット取扱〉博多座電話予約センター 092-263-5555(営業時間は博多座 HP まで)
博多座オンラインチケット(PC&スマホ) https://hakataza.e-tix.jp/pc/hakataza.html
〈公式サイト〉https://www.hakataza.co.jp/lineup/202402/kabuki/index.php

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