プリエールプロデュース『あぶくの流儀』再演! 

プリエールプロデュースで2022年4月に上演され、大衆演劇の裏側を可笑しく切なく描いた舞台、『あぶくの流儀』が再演されることが決まった。 

本作の作・演出は、ふくふくや主宰の山野海(作家名:竹田新)。4歳から子役として活動してきた女優としての長いキャリアに加え、近年は劇団公演、外部プロデュース公演、ドラマ脚本、小説などの執筆依頼も増え、その活躍は勢いを増している。劇作家の祖父と女優の祖母の血を受け継ぎ、幅広い世代の心に届く人情喜劇に定評がある。小説(幻冬舎)、舞台(ゴツプロ!)、テレビドラマ(WOWOW)の連動企画による『向こうの果て』では、すべての脚本を執筆して話題となった。

主演の速水映人は、15歳で初めて大衆演劇を観て自分の人生はこれだと決め、18歳で梅沢武生劇団に入り、退団後も幅広い活躍を続けている。凛々しい男役から見目麗しい女形までどんな役でもこなし、全国各地の劇団やイベントに引っ張りだこである。

脈々と続く芸能の血が流れるこの二人の掛け合わせで、2022年4月、大衆演劇一座の楽屋を舞台にしたリアルで迫力のある楽しい物語を紡いで好評を得た。特にラストの見せ場とショーは圧巻!
観客全員にうちわを配布してショーの時に振ってもらうなど、観客参加型の古典的かつ新しいエンターテインメントを楽しめる作品だ。

【ものがたり】
とある大衆演劇の老舗劇場。今日も舞台では人気劇団「萬屋万太郎(よろずやまんたろう)一座」によるお芝居とショーが観客を酔わせている。しかし楽屋には華やかさなど微塵もなく、客入れから照明、音響、ほつれた着物の繕いまで、地味な作業の連続である。そのせいかつい最近も劇団員が逃げ出していったばかり。天才肌の万太郎座長は全く気にせず自分勝手に振る舞い続け、マネージャーの塔子と衝突してばかり。挙句に劇場主を怒らす問題を起こし出入り禁止になってしまう。その後も不自然なほど続くトラブル。
「さすがになんだか、おかしかねぇか…」
誰が狐でどいつが狸だ? 粋な化かし合いの結末やいかに―。

【公演情報】
プリエールプロデュース『あぶくの流儀』
脚本:竹田 新  
演出:山野 海
出演:速水映人 44北川(ゴツプロ!) TAISEI(G.U.M) 阿知波悟美
●3/15~17◎東京公演 ザ・ポケット
●3/23・24◎大阪】一心寺シアター倶楽
●3/28~4/5◎(※会員制)北海道、函館、札幌、釧路、旭川 
〈お問い合わせ〉 プリエール 03-5942-9025(平日11~18時)
〈公式サイト〉https://priere.jp
 

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