ラッパ屋創立40周年記念『七人の墓友』上演決定!
ラッパ屋創立40周年記念そして紀伊國屋ホール開場60周年記念として、ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』が6月に上演されることが決まった。
【鈴木聡コメント】
『七人の墓友』は僕が劇団俳優座に書き下ろし、2014年に初演されました。演出は佐藤徹也さん。好評を博し全国をツアーし、10万人の動員を達成したそうです。佐藤さんや俳優座の俳優さんたちと議論を重ね、お世話をする団体の方や実際の墓友の皆さんにリアルなお話を伺って書いたこの芝居は、僕にとっても思い入れのある、ちょっとした自信作です。
「墓友」は一緒のお墓に入るお友達のこと。一人暮らしの高齢者が増えている昨今、こうした新しいカタチのお墓を選ぶ人が増えているのです。家族があるのに選ぶ人もいる。「死んでまで亭主と同じお墓に入りたくないの」なんてね。でもこれ、終活を考え始めた高齢者の方だけの話ではありません。家族のこと、パートナーのこと、一人で生きること、誰かと生きること・・そう考えれば若い皆さんにも深―く関係のある話だと思うのです。
さて、この作品を創立40周年(われながらびっくり!)の今年、ラッパ屋で上演します。俳優座さんの上演では登場人物の年齢に近い超ベテランの俳優さんたちが、ホンモノの存在感を放ちながら演じてくださってとっても良かった。これを若輩者(と言っても、僕自身もう高齢者ですが)のわれわれがやると一味も二味も違う舞台になるんじゃないか。(お笑い度UPの予感)。テーマは真面目だけど、笑いながら人生のあれこれを考えてもらえる「いま一番見てほしい大人の喜劇」と胸を張って言える舞台にしたいと思います。
コロナ以降、世の中の価値観やライフスタイル、人との関係の在り方が激変して、僕自身戸惑っています。足元を、大事なことを確かめたい。そんな思いでお届けする『七人の墓友』。
是非、観に来てください。お若い方もね!
【公演情報】
ラッパ屋創立40周年記念 紀伊國屋ホール開場60周年記念
ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』
脚本・演出:鈴木聡
音楽:佐山こうた
出演:岩橋道子 弘中麻紀 俵木藤汰 宇納佑 ともさと衣 中野順一朗 浦川拓海 おかやまはじめ/桜一花 林大樹 磯部莉菜子/熊川隆一/
松村武(カムカムミニキーナ) 谷川清美(演劇集団円) 大草理乙子 武藤直樹 岩本淳/
木村靖司
●6/22~30◎紀伊國屋ホール
〈料金〉前売・当日ともA席6,000円 B席5,000円/平日夜割 A席5,500円 B席4,500円/U-30券3,000円 U-20券 2,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
◆6月23日(日)、25日(火)、27日(木)昼の回終演後は鈴木聡他によるアフタートークを行います。
※U-30券・U-20券 は観劇時それぞれ30歳以下、20歳以下の方が対象(どちらも引換券・税込)。前売り券はチケットぴあ、キノチケットカウンター、キノチケオンラインでのみ販売。
〈前売り開始〉2024年4月27日(土)AM10:00
〈チケット取扱い〉各プレイガイド
キノチケットカウンター 紀伊國屋書店新宿本店1階インフォメーションカウンター内(店頭販売 10:00-18:30)
キノチケオンライン https://store.kinokuniya.co.jp/ticket/
〈チケットお問合せ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)
〈公演に関するお問合せ〉ラッパ屋 info@rappaya.jp 080-5419-2144(12:00-19:00)