タカハ劇団が来年2月に新作公演『他者の国』上演決定!
高羽彩が主宰・脚本・演出を務めるタカハ劇団が、新作公演『他者の国』を2025年2月20日~23日に本多劇場にて上演する。本作は第35回下北沢演劇祭参加作品となる。
『他者の国』は、大正デモクラシーから第二次世界大戦へと向かう間の日本を舞台に、解剖医たちを通して当時の知識階級の倫理観に鋭く切り込む会話劇。
出演者には、連続テレビ小説『虎に翼』への出演で注目を集める平埜生成。さらに、ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめ、ジャンルを問わず多彩な舞台で活躍する小西成弥。スーパー・エキセントリック・シアターに所属し、大河ドラマから日曜劇場まで数々の人気映像作品に出演する野添義弘。オフィスコットーネやこまつ座など有名劇団からの信頼も厚い土屋佑壱。劇団チョコレートケーキに所属し、タカハ劇団『おわたり』では民俗学者役を好演した西尾友樹。劇団ゴジゲン所属、主に舞台で活躍中の本折最強さとし。コンプソンズなどの小劇場作品から『ミッドナイトスワン』といった話題の映画まで幅広く出演をはたす近藤強。声優として数々の有名キャラクターの声を担当するほか連続テレビ小説『虎に翼』にも出演し注目を集める田中真弓。タカハ劇団の過去作にも多数出演し唯一無二の印象を残す柿丸美智恵。イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』への出演を控える注目の若手・平井珠生。劇団東京夜光の作品にて数多く主演を務める丸山港都といった豪華キャストが揃い、高羽彩自らも出演する。タカハ劇団至上、最大規模の本多劇場での新作上演となる。
高羽は昨年、東宝による『TOHO MUSICAL LAB.』に選出され、自身初となるミュージカル『わたしを、褒めて』を上演、また脚本を担当した連続ドラマW-30『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』が第14回衛星放送協会オリジナル番組アワードの番組部門「ドラマ」最優秀賞を受賞するなど、多分野で目覚ましい活躍を見せている。さらに終戦80年の2025年8月には、戦時中「戦意高揚画」を描いた画家たちをモチーフにした『帰還の虹』の再演も決定している。
【コメント】
高羽彩
タカハ劇団の新作『他者の国』が、本多劇場で上演されることになりました! 今回も素晴らしい綺羅星のごとき俳優たちが参加してくださいます。本当にありがたいことで、いまから胸の高鳴りを抑えることが出来ません。きっとお客様にも楽しんで頂ける作品になりますので、是非劇場に足をお運びくださいませ。
来年は終戦80周年。「戦争」を強く意識した二作品『他者の国』と『帰還の虹』を上演します。想像を超える現実を前に、フィクションの力はあまりに脆弱に見えるかもしれませんが、それでも私はフィクションには現実を超えていく力があると信じています。劇場でお会いするのを楽しみにしております。
【公演情報】
タカハ劇団 第20回公演『他者の国』
脚本・演出:高羽彩
出演:平埜生成 小西成弥 野添義弘 土屋佑壱 西尾友樹 本折最強さとし 近藤強
田中真弓 柿丸美智恵 平井珠生 丸山港都 高羽彩
●2025/2/20~23◎本多劇場
〈タカハ劇団HP〉http://takaha-gekidan.net/
〈お問い合わせ〉 info@takaha-gekidan.net
タカハ劇団 第21回公演『帰還の虹』
脚本・演出:高羽彩
●2025/8/7~13◎都内劇場(杉並区)