串田和美の新作舞台『ガード下のオイディプス』10月18日より上演!
数々のヒット作を生み出し、日本の演劇界を牽引してきた串田和美が、自身が探し求める演劇活動『自由劇場』を再開するため始動した『フライングシアター自由劇場』。6月に新宿村LIVEにて上演した『あの夏至の晩 生き残りのホモサピエンスは終わらない夢を見た』に続き、第4作目『ガード下のオイディプス』を2024年10月18日より、すみだパークシアター倉にて上演する。
出演は、元宝塚歌劇団宙組トップスターの大空ゆうひ、現在放送中のNHK大河「光る君へ」では清少納言の父としての出演も記憶に新しい大森博史、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍するさとうこうじ、声楽家としても活動し、数々のミュージカルにも出演する俳優・山野靖博、2021年より俳優活動を開始し急躍進を続けている串田十二夜、5歳より新体操を始め、その身体能力を生かして俳優として活動する大野明香音、伝説のバンド・ボガンボスのメンバーで串田作品では音楽劇『もっと泣いてよフラッパー』やコクーン歌舞伎『切られの与三』でも音楽を担当したDr.kyOn、そして、カンパニーを先導する串田和美と、様々なジャンルで活躍する個性豊かなアーティストたちが揃った。
また、キービジュアルは回顧展も記憶に新しい、日本を代表するイラストレーター宇野亞喜良が手掛けている。
ソポクレス『オイディプス王』にインスピレーションを得て描かれる今作は、古代ギリシア-戦後の日本-今を舞台に男性6人、女性2人の8人の演者で「オイディプス王」に出てくる様々な役と共に、コロスや大道芸人を全員で演じ、歌や生演奏も取り入れて上演する。
【コメント】
串田和美
この作品はもちろんソポクレス原作の「オイディプス王」が大元になっているが、串田が新たに大幅に改作し、オイディプス幼少期のエピソードや、ひとり流浪の旅に出ること、スフィンクスの謎解きの場など、さらに実際の母イオカステとの場などを加え、それらを大道芸人たちが、倉庫の中で、歌や滑稽な会話を交えながら演じる、21世紀の視点から2500年以前と、1000年先の人類を見据える、滑稽で深刻な音楽劇です。
大空ゆうひ
自分の感覚のアンテナをピンピンに張ったり、緩めて柔らかい感性を総動員させたり、稽古が終わるとアタマから湯気が出そうな稽古場での日々です。
昨年、別の座組でイオカステ役を演じたこともあり、今回は新しい目線で彼女を見つめることが面白い。8人で創る『ガード下のオイディプス』見たことのないオイディプスになるはず。
ぜひ観にいらして下さい。シアター倉にてお待ちしています!
【公演情報】
『ガード下のオイディプス』
作・演出・美術:串田和美
音楽:Dr.kyOn
出演:
大空ゆうひ/大森博史 さとうこうじ 山野靖博 串田十二夜 大野明香音 Dr.kyOn/串田和美
●10/18〜27◎すみだパークシアター倉
〈公演に関するお問合せ〉フライングシアター自由劇場 flyingtheatre.jg@gmail.com
〈公式サイト〉https://www.k-jiyugekijo.com/
〈公式X〉@flyingtheatreJG