松竹大谷図書館で資料紹介企画「今月の芝居から」開催!
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松竹大谷図書館では演劇・映画の専門図書館である当館の所蔵資料を広く知ってもらうために、閲覧室において、ブックトラックでの資料紹介「今月の芝居から」を開催している。2月の「今月の芝居から」は、2月3日より26日まで、歌舞伎座と新橋演舞場公演の関連資料を紹介する。
歌舞伎座は、2月に「猿若祭」を開催。猿若祭は寛永元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が猿若座(後の中村座)の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった。この公演にちなみ、初開催の昭和51(1976)年4月からこれまでの猿若祭プログラムを揃えている。
さらに、この公演で中村勘九郎が大河ドラマでも話題の蔦屋重三郎を演じる演目、『きらら浮世伝』(十八世中村勘三郎が昭和63(1988)年3月銀座セゾン劇場にて初演)の初演の台本やプログラム、舞台写真掲載誌なども観覧でき、そのほかの上演演目の台本や解説書なども見ることができる。
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また、有吉佐和子原作『三婆』の新橋演舞場上演にちなみ、昭和48(1973)年 7月芸術座初演プログラムなどを展示し、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、『華岡青洲の妻』など数多くの舞台作品を遺した有吉佐和子の上演作品を特集している。
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松竹大谷図書館は閉架式の図書館のため、通常は資料を請求して閲覧するが、資料紹介「今月の芝居から」では、閲覧室内のブックトラックから資料を自由に手にとって見ることができる。歌舞伎座、新橋演舞場からも近い場所だけに、気軽に立ち寄って多彩な資料を楽しみたい。
【イベント情報】
資料紹介企画「今月の芝居から」
開催期間:令和7(2025)年、2月3日~26日
開催時間:平日10時~17時 (土日祝日 休館)
開催場所:演劇・映画の専門図書館(公財)松竹大谷図書館 閲覧室
入館無料・予約不要
公益財団法人松竹大谷図書館(中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階)
〈お問い合わせ〉03-5550-1694 (平日 10:00-17:00)