舞台「鬼滅の刃」其ノ伍襲撃刀鍛冶の里、開幕!

舞台「鬼滅の刃」其ノ伍襲撃刀鍛冶の里、が天王洲銀河劇場にて4月11日に開幕、その舞台写真が届いた。
シリーズ5作目となる本作は、『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍襲撃刀鍛冶の里』と題して、上弦の鬼に襲撃された刀鍛冶の里を守るべく、炭治郎は禰豆子たちと共に激闘を繰り広げる。さらに、舞台「鬼滅の刃」シリーズ初参加の黒死牟役の加藤和樹、童磨役の浦井健治らが映像出演する、“上弦集結”のシーンも話題となっている。(※竈門炭治郎役は阪本奨悟に代わり橋本祥平が出演し、憎珀天役は糸川耀士郎が出演している)

《舞台「鬼滅の刃」とは》
「週刊少年ジャンプ」にて2020年5月まで連載していた吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』を舞台化した作品。2020年のシリーズ1作目以降、2021年に2作目、2022年に3作目、2023年には4作目を上演し、2025年4月に東京・兵庫で、5作目となる『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍襲撃刀鍛冶の里』の上演。




《STORY》
時は大正、日本。
炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は、鬼に変貌してしまった。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道へ進む決意をする。
『いざ刀鍛冶の里へ!』
潜入した遊郭で音柱・宇髄天元と共に上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒した炭治郎、善逸、伊之助。
死闘の果てに負った傷も癒え、再び任務に戻る中、炭治郎は新たな刀を求めて鋼鐵塚蛍の元を訪ねることに。しかし、鬼の目から隠された刀鍛冶の里には上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が秘密裏に侵入を果たしていた。
「私、いたずらに人を傷つける奴には、キュンとしないの!」
「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」
突如鬼の襲撃を受け混乱する里と、里に暮らす刀鍛冶たちを守るため
居合わせた炭治郎、禰豆子、不死川玄弥の必死の応戦に加え、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃も参戦。鍛え上げられた技を発揮し、悪鬼滅殺のため全力を注ぐ。
一方、約百年振りに上弦の鬼を殺されたことに激しい苛立ちと焦りを隠しきれない鬼舞辻無惨は、本拠地である無限城に、残る上弦の鬼を緊急召集。
現れたのは上弦の参・猗窩座、そして、上弦の弐・童磨と上弦の壱・黒死牟という無惨の配下最強の鬼たちだった…!
人間と鬼、その因縁が、いよいよ大きなうねりを増していく──。




【コメント】
脚本・演出:元吉庸泰
繋いで、繋いで、繋いで。ようやく幕が開きます。最高の原作に素晴らしい座組が集まりました。
『刀鍛冶の里』は“人”というものがどうやって生きていくのだろうという物語に溢れています。
襲撃してくる上弦。迎え討つ炭治郎。激化し多様化する戦い。
物語が花開きクライマックスに向かっていく瞬間に、お客様含め全員で立ち向かいたいと思います。
全員で紡いだ舞台、楽しんで下されば幸いです。
竈門炭治郎役:橋本祥平
本来この場のコメントをする予定でした阪本奨悟さんに代わり、僭越ながらコメントを書かせていただきます。
今回の稽古場にて元吉さん筆頭に“繋ぐ”という言葉を掲げて今日まで進んできました。
言葉にするのは簡単かも知れませんが、それを強く思い体現するこの座組の覚悟は本物です。
今回、阪本奨悟さんは本当に悔しい思いをしたと思われます。けれど、稽古動画を見てくれたり、現場に来て通しを見てくれたり、辛いはずなのに全力で応援してくれるその姿に勇気と底知れぬ力を貰いました。
こんなにも温かく、一人はみんなの為にみんなは一人の為に行動できる座組はそうありません。
次に繋ぐ為に、奨悟の居場所を守る為に、みんなのこれまでの努力を守る為に、自分にできる精一杯を作品に込めます。
最初は怖く感じた初日、ですが今では心強い仲間と最高に仕上がった演劇があります。
僕から言えることは一つ、楽しみにしていてくださいませ。
竈門禰豆子役:髙橋かれん
この物語を皆さまに届けられること、本当に嬉しく思います。『鬼滅の刃』という作品に向き合い、禰豆子ちゃんと、お兄ちゃんと、心を重ねた稽古期間は、幸せで濃密なものでした。
鬼殺隊と鬼、流転を貫く者と不変を希求する者。その狭間に立つ彼女の想いを、まっすぐに届けられるよう、全身全霊で挑みます。
初演から繋がれてきた絆と愛を受け継いで、二人の兄と、座組の皆さんと、手を取り合って大切に紡いでまいります。
劇場でお待ちしております。
鬼舞辻無惨役:佐々木喜英
いつも舞台を応援してくださる皆様に支えられて、2020年に初演を迎えた舞台「鬼滅の刃」も約5年をかけて「其ノ伍」まで辿り着く事ができました。誠にありがとうございます。
いよいよ刀鍛冶の里の物語。原作の巻数で言うと折り返し地点を過ぎたあたりでしょうか。ここまで多くの鬼殺隊・鬼達の命を懸けた物語がありました。その全ての物語と全キャストの想いを背負い、始祖の鬼として、これからの後半の物語に繋げていく所存です。鬼滅の刃を愛する全ての皆様に、この作品が届きますように。乞うご期待ください。

【公演情報】
舞台「鬼滅の刃」其ノ伍襲撃刀鍛冶の里
原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本・演出:元吉庸泰
音楽:和田俊輔
出演
竈門炭治郎:橋本祥平
竈門禰豆子:髙橋かれん
時透無一郎:下村未空
甘露寺蜜璃:川崎愛香里
不死川玄弥:内海太一
鋼鐵塚蛍:宇野結也
小鉄:武井ダマセノ瑠珂、髙橋翔大(Wキャスト)
半天狗:風間由次郎
玉壺:川﨑優作
憎珀天:糸川耀士郎
鬼舞辻無惨:佐々木喜英
アンサンブル:藤榮史哉 島野知也 松岡歩武 ASUKA 金澤慎治 中沢凜之介 南条采良 篠塚音初 杉山巧光
支:一原みのり 小山純佳 三橋優樹 吉田時尋
※支(ささえ)とは、作品における全風景を担う役柄の呼称。
映像出演
黒死牟:加藤和樹
猗窩座:蒼木陣
童磨:浦井健治
スウィング:岩澤健三郎 夏目桃佳
※竈門炭治郎役は阪本奨悟に代わり橋本祥平が出演し、憎珀天役は糸川耀士郎が出演。
※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」、鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記。
●4/11〜20◎東京 天王洲銀河劇場
●4/25〜27◎兵庫 AiiA 2.5 Theater Kobe
〈公式サイト〉https://kimetsu.com/stage/
〈公式X〉https://x.com/kimetsu_stage
©吾峠呼世晴/集英社 ©舞台「鬼滅の刃」製作委員会