8/20に開幕する舞台『ゼブラ』出演へ向け、中村静香からのメッセージが到着!

『サザエさん』などの明治座公演から、様々な劇場公演まで、毎年、数多くの作品を発表している人気劇作家・演出家の田村孝裕。2005年、所属劇団ONEOR8初演以来、劇団内外の様々な場で上演され、愛されている現代家族劇の傑作『ゼブラ』が今年8月、俳優・脚本家・演出家として劇団EXILEや2.5次元舞台などを幅広く手がけている川本成(時速246億)の演出のもと、新宿・シアターサンモールにて上演される。
母の死期を迎え、久しぶりに集まった四姉妹とその家族たちの数日間。それぞれの配偶者や関係者が入り交じり、滲み出す思い…。今回、四姉妹を演じるのは中村静香、木﨑ゆりあ、佐藤日向、ゆにばーすはら。数多くの映像作品や舞台で活躍中の中村静香より、本作出演へ向けたメッセージが到着した。

舞台「ゼブラ」は、母の死期を前に実家に集まった四姉妹の数日間を描く、静かで深い家族劇です。
私が演じる康子は、家族の中でしっかり者に見えつつも、心の奥の不安や迷いに 自分自身で蓋をして長女という役割を背負っている人物かと思います。
何気ない会話の中に、過去の思い出や未消化の感情がじわりと滲み出てくるところが、この作品の魅力のひとつ。
家族だけに限らず、夫、婚約者、同級生などは近くて遠いような、不器用で優しい存在だと改めて感じさせられる作品です。きっとお客様それぞれの記憶や感情にそっと重なる瞬間があると思います。
派手な事件は起きません!だからこそ誰にとっても身近で、共感できる家族のかたちをぜひ劇場で体感してください。
そして観終えたあと、ふと大切な人の顔が浮かぶような、そんな作品になれば幸いです。劇場でお待ちしています。
中村静香

【あらすじ】
母の容体が思わしくないという知らせを受け、
須藤家に久しぶりに集まった四姉妹――康子、薫、奈央、美晴。
それぞれの暮らしや想いを抱えながら再会を果たすも、
実家の居間は、にぎやかさの中に、少しだけ座りの悪い空気がある。
そこへ現れるのは、康子の夫・由紀夫、薫の婚約者・梨田正順、
美晴の夫・早川修、美晴の同級生・浅野弘、
そして由紀夫の浮気相手・所美和子。
さらには、なぜかこのタイミングでやって来た葬儀屋の兄弟――
柿沼紳一郎と柿沼謙二郎まで加わり、
家の中は、にぎやかさと気まずさが交錯する空間へと変わっていく。
思い出話、すれ違い、気まずい沈黙。
笑いのなかに、言葉にならない想いが滲み出す――
これは、家族という関係の、愛と憎の物語。
公演情報
舞台『ゼブラ』
作◇田村孝裕(ONEOR8)
演出◇川本成(時速246億)
音楽◇西山宏幸
出演◇中村静香 木﨑ゆりあ 佐藤日向 ゆにばーす はら 谷内伸也 横田龍儀 岸本勇太 竹井亮介 辻本耕志 福田ユミ 佐當友莉亜 なだぎ武
8/20〜24◎シアターサンモール
https://zebra-stage.com/