CCCreation『近松心中物語』上演へ向けた堀越涼(あやめ十八番)、豊田エリー、霧矢大夢の意気込みが到着!
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1979年、蜷川幸雄の演出で帝国劇場にて初演、大ヒット。同年、菊田一夫演劇賞大賞を受賞した秋元松代の名作を、現代的なビジュアルと古典的な演技様式を用い、新たな舞台として上演する注目のCCCreation公演『近松心中物語』。演出を手がけるのは、古典芸能の構造や様式から着想を得て独自の創作美学を築く堀越涼(あやめ十八番)。密度の濃い小空間で吉田能(あやめ十八番)監修の生演奏と生音のみの音楽、THE CONVOY SHOWメンバーとしても知られる舘形比呂一の振付で、観客の感覚に深く訴える作品になるという。
今作の演出・堀越涼と、大阪新町の遊女・梅川を演じる豊田エリー、傘屋の内儀・お今を演じる霧矢大夢からメッセージが到着した。

【堀越涼(あやめ十八番)/演出】
演劇界の金字塔である『近松心中物語』。CCCreationはこの作品に、新解釈で挑みます。令和の時代を生きる私達に突き刺さる心中物語とは何か、座組全員で自問自答しながら一生懸命努めますので、是非劇場まで足をお運び下さい。

【豊田エリー/ 梅川役】
堀越涼さん演出『近松心中物語』で梅川役を演じます。
現代的な解釈で描くと聞いているので、作品に宿る感情や美しい言葉の数々が今の世界にどう響くのか私自身とても楽しみです。
スタッフ、キャストのみなさんと共に、大切に向き合いたいです。
劇場で心よりお待ちしております!

【霧矢大夢/ お今役】
傘屋の内儀、お今を演じさせて頂きます。
日本の演劇史に残る名作中の名作に挑む、胸の高鳴りとプレッシャーを感じています。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」もまた然り。
人々はなぜ若い男女の「心中物」に心惹かれるのでしょうか。答えのない答を、探したいと思います。
【物語】
飛脚問屋の養子・忠兵衛と遊女・梅川。傘屋の婿養子・与兵衛とその妻・お亀。
身分や金に縛られながらも、愛を手放せないふた組の男女。
小さな選択が積み重なり、やがて逃れられない運命へと転がり出す。
格差、欲、すれ違う心––––––逃げ場のない現実の中、それぞれの終着点へ向かってゆく。
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【公演情報】
舞台『近松心中物語』
作◇秋元松代
演出◇堀越涼
出演◇渡部豪太 豊田エリー 松島庄汰 木﨑ゆりあ 植本純米 霧矢大夢 他
10/18〜26◎KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
公式サイト
https://www.cccreation.co.jp/stage/chikamatsushinjyu/
