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キマグレン結成20周年記念!広井雄士、吉原雅斗W主演の音楽劇「LIFE-海の家の物語-」開幕!

舞台「LIFE-海の家の物語-」が1月10日、東京・赤坂RED/THEATERにて開幕。公開ゲネプロおよび囲み取材が開幕前日の1月9日に行われた。

本作は、2024年に再結成し、2025年に結成20周年を迎えた音楽ユニット「キマグレン」のクレイ勇輝とISEKIの出会いからユニット誕生までのストーリーを、キマグレン本人による生演奏・歌唱を交えながら描く音楽劇。クレイ勇輝役の広井雄士、ISEKI役の吉原雅斗(BOYS AND MEN)がW主演を務め、脚本に演劇ユニット「劇団東京都鈴木区」の鈴木智晴、演出には「演劇企画ユニット 劇団山本屋」の山本タクがそれぞれ担当する。

地元・逗子のスイミングスクールで出会った中学時代から始まり、様々な挑戦と挫折を繰り返しながら、夏季限定の海の家兼ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」の開設を目指し奮闘。大ヒット曲「LIFE」の誕生までの経緯やユニット名「キマグレン」の由来の経緯などが語られる。そしてターニングポイントを迎えるシーンでは、キマグレンによる生演奏・歌唱が。座席とステージとの距離が近い赤坂RED/THEATERは、全てが特等席だ。

取材会には、広井雄士、吉原雅斗、クレイ勇輝、ISEKIの4名が登壇。初日を目前に控えての心境や意気込みを語った。

広井「素晴らしいものが出来上がったと、座組一同確信しています。一人でも多くキマグレンのお二人が紡いできた軌跡を届けられたらなと思います」
吉原「個人的に、キマグレンのお二人は大先輩にあたりますし、僕らの憧れのような存在なので、お二人の人生を追体験できることは光栄ですし、一ファンとしてお二人の生歌が一番近いところで聞けることがとても贅沢で、いろいろな作品がある中でも、すごく珍しいものに該当するんじゃないかなと思っています。お客さんの反応がとても楽しみです」
クレイ「世の中、いろいろな物語がたくさんありますが、リアルに勝るものはないなと思っていて、僕たちのリアルなストーリーを少しでも多くの方に届けて、何か持って帰ってもらえたらなと思っています」
ISEKI「僕らキマグレンとして、去年20周年という節目を迎えて、僕らが立ったことのないステージに立たせてもらえることで、新しいチャレンジとして若い力をお借りして、一緒にできることを本当に嬉しく思っております」

キマグレンの誕生までのストーリーをベースにした舞台が誕生した経緯について原案を担当したクレイは「メジャーデビューした2008年から十数年経って、当時『LIFE』という曲が、いろいろな人に届いたとは思ってはいるんですけど、僕らがどういうような経緯でキマグレンになって、どのようなストーリーを持って、『LIFE』を生み出したかというのをもっともっといろいろな人に知ってもらいたいなと思って原案を考えて、舞台という形をとって、お届けすることにしました」と説明し、台本を読んでの印象についてISEKIは「僕たちの体験してきたことが基本にあって、山本さんの演出力によって、よりドラマティックになっていて、僕たちの歩んできた人生が、このようなエンタメとして華やかになっていることに驚きがありつつ、脚色がついていることでちょっと恥ずかしい部分もあったりして、これから観ていただける方にも楽しんでもらえるんじゃないかなと思いました」と語った。

本人役として出演する広井と吉原が演じている姿をどう感じていたかという問いに、ISEKIは「こんなにカッコ良かったかな? というのが正直なところです」と照れながらも「『こういうことがあったなぁ』とか『こうやって若い自分たちもいたんだな』と思い出させるという意味では面白いなと思いました」と感想を述べ、クレイは「世の中いろいろな映画はありますが、ノンフィクションをベースにしたスティーブ・ジョブズの映画もあったりする中で、本人を目の前にして演じるハードルというのは、相当高いだろうなと思いながら、僕らが座っている前で2人が演技をしていて、どういう気持ちで演技しているんだろうなという目で観ていましたが、すごく熱い思いを感じ取ることができました」とコメントした。

また、舞台上で俳優が芝居をしている中で、生演奏をすることに挑戦したキマグレンの2人に稽古やリハーサルを経て感じたことについて、クレイは「すごく“間”が大事だなというのは稽古の中で思いました。セリフから楽曲にいくタイミングだったり、小節の中で休符があったり、今までとは違った呼吸を演技の中で感じたのがすごく新鮮でした」、ISEKIは「キマグレンとして通常のライブをする場合は、僕らとお客さんだけですけど、ここでは俳優さんの方々も一緒にこのステージにいて、仲間が増えたなというか、一緒に作っている感覚が演奏をしていて感じて、すごく心地よかったです」とそれぞれ感想を語った。

キマグレンの2人を演じる広井と吉原は、オファーをもらった時の感想や本人を目の前に演じる気持ちについて質問が飛び出し、広井は「まさかキマグレンさんという大スターを目の前で演じさせてもらえると思っていなかったので、最初は動揺しましたが、お二人に観ていただいた時、シーンごとに頷いてくださったり、すごく恥ずかしそうに顔を赤らめてる姿を見て、間違っていなかったと思えて、本当に役者として成長させていただいたなと思っております」と話し、エンターテイメント集団「BOYS AND MEN」のメンバーとしてアーティスト活動をする吉原は「キマグレンさんとは、アーティストとして、同じ板の上に立たせていただいたことはありましたが、一人の役者としては、全然見え方が違ったりして、今までに見ていなかった視点でクセを盗んでみようとか、役者でしか考えられないところも考える機会をいただいて、個人的に以前よりも今のほうがすごく仲良くなれているのではないかと思っていて、若かりし頃からのファンである自分としては、プレッシャーもありますけど、こんな名誉なことが出来て嬉しい気持ちのほうが強いですね」と共演への喜びを綴った。

またキマグレンを演じるにあたって、2人でコミュニケーションを取ったり、工夫した点などはあったかという問いに、吉原は「本当にずっと一緒にいるので、よくディスカッションはしましたし、仲の良さがすごく大事になってくると思ったので、早めに仲良くなっといたほうがいいと思って、稽古初日にご飯を誘ったんです。そしたら断られました」と打ち明け、「違う! 本当に行けなかったです!!」と広井が慌てて釈明するも、「稽古初日に、そう言ってくださったので、なんて優しい方なんだろうと思いましたし、お芝居として、板の上に立って役者同士になった時に、ものすごく信頼できる先輩で、自分がどんなパスを投げても、すごく丁寧に返してくださいます」と吉原に絶大な信頼を寄せていた。

続けて稽古場でのエピソードを聞かれ、吉原は「死に物狂いの稽古で、毎日新しいもの生み出しては壊して、また作ってみたいな作業を続けていましたが、本当にみんなで意見を出し合ったり、いろいろと擦り合わせさせていただいて、稽古場はすごくあったかい雰囲気もありつつ、卓越されたお話が起きる場でもありました」と語り、広井は「ちょっと前の時代を演じさせてもらうっていうことで、当時流行っていた小道具や服装を自分にとっても身近にしようと思って。例えば劇中で使う携帯電話はガラケーですけど、場当たりの時に、雅斗くんが『今何時?』と聞いてきて、とっさにガラケーで時間を見ようとしていたんです。自分の中で当時のものがだんだん馴染んできている感覚を味わえたので、その時代に皆様も戻って楽しんでいただけるんじゃないかと思います」とエピソードを披露した。

最後に登壇者を代表してクレイが「僕らのクリエイティブに関して、精一杯皆さんに届けるように頑張ってやりますので、よろしくお願いしますというのと、今の時代の流れで言うと、本当に言いたいことが言いづらく、何を言っても叩かれる世の中だと思っていて、『LIFE』の歌詞にもある「泣きたくて 笑いたくて ホントの自分 ガマンして伝わらなくて 」。君は誰の為に生きているの?」は、僕らの実体験から生まれた歌詞だったりするので、このストーリーの中で僕らのメッセージを感じて、『生きていくんだ』『言いたいことは言っていこうぜ』『気にせずに言っていく』『忖度もあるし気にしなきゃいけない部分もあるけど、それでも自分はここにいるんだ』というのを叫びながら生きていこうよという思いを込めて作っております。ぜひ皆さん観に来てください」と公演を楽しみにされている方に向けてメッセージを送り、囲み会見は終了した。

【STORY】
かつて海辺の小さな街で出会った二人の少年。
迷いも衝突も乗り越えながら、やがて彼らは
“歌う場所”を見つけ、音楽という夢を形にしていく。
これは、誰もが胸の奥に抱える「自分らしく生きたい」という願いを描いた物語。
舞台『LIFE-海の家の物語-』──
青春と音楽、そしてあの夏の青さが、今も彼らを照らしている。

公演情報

『LIFE-海の家の物語-』

脚本◇鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)
演出◇山本タク(演劇企画ユニット劇団山本屋)
出演◇広井雄士/吉原雅斗(W主演) キマグレン(特別出演) 上野凌大 あわつまい 冴木柚葉 絃ユリナ 黒木文貴 三上竜平 他
1/10〜18◎赤坂RED/THEATER