BQMAPが35周年記念公演として『源内人形』を9月9日(水)~13日(日)新宿・シアターサンモールで上演する。

この作品は「フランケンシュタイン」や「吸血鬼ドラキュラ」から着想を得て1993年と1996年に上演されたBQMAPとしては異色の和製ゴシックホラー劇で、今回の演目を決めるにあたってイベント『Selectilive』を実施、ファンや劇団メンバーのガチ投票により選出された自信作となっている。
お話は「江戸の奇才」と言われ多くの発明や偉業を成し、最後は人を殺めて牢獄で亡くなったとされている平賀源内が実は秋田、阿仁鉱山近くの山奥でひっそりと生きていたという設定。そこで源内が人知れず実験を繰り返し作り出したモノは「カラクリ」人形だった。
その人形は
人のように動き
人のように話し
人のように反応した
「解体新書」を翻訳した杉田玄白や、源内に見いだされてその本に解剖図を描いた秋田藩士・小田野直武(秋田蘭画の祖)など歴史上実在の人物たちが絶妙に絡んで、ゴシックホラーに留まらぬどこか妖しさも感じられる物語となっている。
前田剛からのメッセージ

気がつけば32年もBQMAPにいます。前田剛です。
今回上演する「源内人形」は初期代表作の一つで、当時再演もすぐありました。
再演版に出ていた自分は当時21歳。右も左もわからず、あまりいい思い出もなく(笑)。ただ関係者にお褒め頂き、仕事の機会に繋がったという思い出はあります。
まあそれは置いておきまして、それからなんと30年。
今回の35周年ファン投票イベントがなかったら、この作品をやる事はもうなかったのかもしれません。本当にいい機会を頂きました。
今回30年振りに向き合ってみると、自分達の価値観やコンプラ等、当時からは色々変化していて、そのままの上演は流石に難しい。だからリライトしながら、当時やりたかった剥き出しの思いや熱を、生かす所はしっかり生かし、更に研いで、その上で今思う事をぶつけていけたらと考えています。
素晴らしいキャスト陣も揃いました。
BQMAPのアクションとかエンタメとか数ある路線の中でも、本作は特に「耽美」の色彩が強い作品です。当時自分達は“和製ホラー”と呼んでいましたが、僕的には“和製耽美ホラー”ではないかと。
美しく切なく怖い、そんな作品を劇場に覗きに来て頂けたらと思います。

公演情報

BQMAP『源内人形』
作・演出・美術◇奥村直義
出演◇前田剛 / 西ノ園達大 市川美織 関戸博一 田中しげ美 松川裕輝 / 臼井琢也 矢部亮 山﨑大喜 知桐京子 明神杏奈 伊藤菜実子 手島アリサ 他
9/9〜13◎シアターサンモール





