【みょんふぁの気になるわぁ〜】第14回 韓国演出家と俳優たちによる日本戯曲リーディング公演 in ソウル
韓国ソウルの観光地ナンバーワン、
ミョンドンのど真ん中に位置する『明洞芸術劇場』
去る3月22日~3月24日、
この劇場で、
日本演劇界を担う2人の劇作家、
劇団『印象』の鈴木アツトさんと
劇団『円』の内藤裕子さんの作品が、
韓国演出家と韓国俳優によってリーディング上演されましたっ。
『カタブイ、1972』 内藤裕子作/イ・ヨンジュ演出
『ジョージオーウェル~沈黙の声』 鈴木アツト作/ソ・ジヘ演出
『明洞芸術劇場』は国立劇場なのでございます。
でもって、これまでこの劇場で私が見た日本の作品と言えば、
野田秀樹さんが韓国俳優たちと韓国で創作した『半身』
栗山民也さん演出の『夜への長い旅路』
どちらもそれはそれは素晴らしい公演でございました。
そして今回はリーディング。
あくまで戯曲を紹介することを第一の目的として企画された公演でございます。
実はこれ、2002年から始まった企画で、
『日韓演劇交流センター(日本)』と『韓日演劇交流協議会(韓国)』が20年以上に渡って推進してきた事業。
日本と韓国で隔年毎に開催し、戯曲の翻訳出版、上演を行うのです。
これまでに相互に50作以上の戯曲を紹介し、
このリーディング公演から本公演と発展した作品も数多く、こんな
嬉しいことはない限り。
以前、第9回でご紹介したように、
演劇評論家の大笹吉雄さんを会長に発足した日韓演劇交流センターは、
2022年に世代交代、ネクストステップとしてこのメンバーでリスタートを切りました。
会長 シライケイタ
副会長 みょんふぁ、太田あきら
事務局長 鈴木アツト
副事務局長 柏木俊彦
この、次世代メンバーでの訪韓は初めて。
なんとチケットは全ステージ完売で
公演は、両作品ともあっぱれお見事。
客席からも熱い拍手が湧き上がり、アフタートークに突入。
韓国は客席からの質問が盛り沢山で、
昔、上演時間より長くやったこともありました(笑)
この積極性が楽しいんですよね~~。
作家の鈴木アツトさんと内藤裕子さんは
ご自分の作品が違う演出家によって、しかも多言語で上演されるという体験は初めてだそうで、
様々な発見と共に、めちゃくちゃ感動し、出会いを喜んでました。
会場に駆けつけてくださった韓国側の重鎮たちとの再会も嬉しく、
活気あふれる韓国の空の下、
韓国の演劇人たちと、作品のことや演劇のこと、ただのバカ話など雑談を交わす
この交流の時間に、
コロナ禍でしばらく忘れていた、身体が熱くなる感覚がふつふつと湧き上がってきました。
いやぁ、
本当に楽しかったぁ。。。
そうそう、
これこれ!!
お互いが興味と感謝を持って次から次に話題が繋がる連鎖。
これなのでございますよ w
とても短い期間でパッツンパッツンの日程でしたが、
なんとか合間を縫って、いろんな人に会うことができ、
やっぱり私のアナザースカイはここだなと
改めて感じた4日間でした。
冗談抜きで、4日間で70人以上に会ったかも 笑
その辺はまた追い追いw
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みょんみょんの韓国語教室
女優みょんふぁと一緒に遊びながら韓国語をマスター
진짜 좋아요!(チンチャ チョアヨ)めっちゃ素敵!
著者プロフィール
みょんふぁ
女優やナレーション・司会業を中心に、日韓の通訳翻訳や戯曲の紹介など公演のプロデュースも行う。
在外研修で韓国国立劇団に留学、韓国デビューし、小田島雄志翻訳戯曲賞受賞。
現在、日韓演劇交流センター副会長。
映画・舞台・ドラマなど多数出演。昨今は日韓合同制作作品にも多数出演。
日韓交流の拡大化のために母体となるSORIFAを設立し、代表を務める。
●Youtubeチャンネル みょんふぁ(SORIFA)チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCI2ITpnZzwAlruYJ6eVCNwA
●HP〜花笑み時間〜
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