湖月わたる×柚希礼音『マイ フレンド ジキル』メインビジュアル・公演詳細が公開!

【語り】と【踊り】が交差する唯一無二のダンス演劇『マイ フレンド ジキル』は、本年12月16日~22日によみうり大手町ホール、12月27日~29日には梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。その公演のメインビジュアルと公演スケジュール・イベント詳細が公開された。
メインビジュアルには、霧深いロンドンの路地裏を思わせる幻想的な世界に訝しげに佇む二人の姿、そしてジキルとハイドを彷彿とさせる背後の謎めいたシルエットが物語への期待を膨らませる。 メインビジュアルと同時に公開されたメイキング映像には、マニッシュな衣裳に身を包んで颯爽とマントを翻す湖月、柚希の姿や、一転、笑いの絶えない2ショット撮影の様子がふんだんに盛り込まれ、二人の高い表現力と共に撮影現場の和気藹々とした空気感も伝わってくる。
また、作品への意気込みを語るインタビューでは、「この作品の高い高い壁は、きっとちえ(柚希)とならしっかりと手を握り合って、きっちりぶつかり合える」と柚希への厚い信頼を寄せる湖月に対して、柚希も「色んなことを教えていただいて育ったので、またわたるさん(湖月)と一緒に作っていく過程を味わえることがとても楽しみ」と、湖月との宝塚歌劇団退団後、念願の初共演となる喜びを語り、本作への意欲を示した。
メイキング映像 https://youtu.be/vl9qXpW7_CM?si=vYTt09jbLyGi1KHP
世界中の人々がその魅力にとらわれ幾度となく映画化・舞台化されてきた怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』(ロバート・ルイス・スティーヴンソン著)。 2019年、この名作をモチーフに、上演台本・演出を瀬戸山美咲が手掛け、s**t kingz の shoji(持田将史)とOguri(小栗基裕)により、【語り】と【踊り】が交差するダンス×朗読『マイ フレンド ジキル』が誕生、従来の朗読劇の概念を覆す作品として注目を集めた。その作品が新バージョンとして生まれ変わる。

「善」と「悪」の二面性を持つジキルとハイドをダンスで表現する“パフォーマー” と、ジキルを尊敬しながらも心揺れる親友アタスンの目線で物語を進める “語り手”。この二役を確かな演技力とハイレベルなダンススキルで魅了してきた、湖月わたると柚希礼音が回替わりで演じる。
また、2019年初演より本作に参加している、jin tanaka(back drop bomb)、飛田雅弘によるギターの生演奏が、二人のパフォーマンスと呼応しながら、物語の世界を深める。長年の絆で築かれた関係だからこそ魅せられる二人のケミストリーに期待が集まる。
《Story》
19世紀末、ロンドン。弁護士のアタスンは、医学博士で法学博士のヘンリー・ジキルと出会う。誰もが羨む経歴も持ちながら人格者でもあるジキルに、アタスンは憧れと尊敬の念を抱いていた。やがて、二人は日曜日になると公園を散歩しながらさまざまな話をするようになる。しかし、ある日、ジキルが公園に現れなかった。
ちょうど同じ頃、ロンドンの街に奇妙な男の噂が広がる。彼の名はエドワード・ハイド。通りすがりの幼い少女を踏みつけるような暴力的な男だ。ハイドの名を聞いたアタスンは、ジキルから預かっていた遺言状の存在を思い出す。そこにはジキルの遺産の相続者としてハイドの名前が書かれていた。アタスンはジキルにハイドとの関係を尋ねるが、ジキルは何も語ろうとはしなかった。
そうしているうちに、地元の名士の男性が道で撲殺されるという事件が起きる。犯人はあのハイドだった―。
【公演情報】
『マイ フレンド ジキル』
上演台本・演出:瀬戸山美咲
音楽:jin tanaka(back drop bomb) 飛田雅弘 GOTH-TRAD
CAST:湖月わたる 柚希礼音
ギター:jin tanaka(back drop bomb) 飛田雅弘
●12/16〜22◎東京 よみうり大手町ホール
●12/27〜29◎大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
〈一般販売〉2025年9月27日(土)10:00~
〈公式サイト〉https://myfriendjekyll2025.com