堤真一×中村倫也『ライフ・イン・ザ・シアター』開幕!

堤真一×中村倫也の二人芝居『ライフ・イン・ザ・シアター』が、9月5日にIMM THEATERにて開幕した。その舞台写真が到着した。
本作『ライフ・イン・ザ・シアター』は、現代演劇を代表する米国の劇作家デヴィッド・マメットが1977年に放った代表作。タイトル通り、まさに「劇場」の表と裏で繰り広げられる、ベテランと若手の二人の俳優が交わすやりとりの数々…。さりげない俳優の日常会話から、時間を経て変容する関係性に至るまで、さまざまな感情の積み重ねを追っていく濃密な人間ドラマとなっている。
日本でも、1997年にシアタートラムの杮落し公演として、佐藤信演出で上演以来、幾度となく再演されてきた人気作だが、その日本初演で、石橋蓮司が演じたベテラン俳優・ロバ―トに対する若手俳優ジョンを演じたのが、当時30代の堤真一だった。あれから約30年を経た今回、堤真一はベテラン俳優ロバートとして本作に向き合い、中村倫也が新進俳優ジョンを演じまる。


「劇場」という特別な空間で、二人の男の間でまるでシーソーのように行き来するパワーバランス。微妙な心理的な交錯を、ときに滑稽なほどユーモラスに、ときに暴力的なほどの辛辣さで描いていく究極の二人芝居。近年は映像のみならず舞台でも活躍する水田伸生の演出によってどのような劇場空間が広がるのか。

《A LIFE IN THE THEATRE Introduction》
ここは、とある劇場。 その楽屋では、劇団のベテラン役者であるロバート(堤真一)と、キャリアをスタートさせたばかりの若手俳優ジョン(中村倫也)が、先ほど終演したばかりの芝居について、静かに会話を交わしている。
今日の芝居の善し悪しや、お互いの演技の出来栄え、観客の反応や共演女優の悪口まで・・・。
新人のジョンは、ロバートの言葉を聞きもらすまいと熱心に耳を傾け、憧れの面持ちで彼の動きを見つめている。
そして、ロバートは、役者としての心構えを、若者への一言一言ににじませていく。
二人は劇場で演じられる、さまざまな芝居を通して、上演前や上演後の楽屋、芝居中の舞台上、舞台袖など劇場内のありとあらゆる場所で、「師と弟子」のようなやりとりを重ねていくのだが、
ある種の親密度を高めていた二人の関係性は、時の流れと共に、次第に変容していき、そして・・・。

【公演情報】
シス・カンパニー公演『ライフ・イン・ザ・シアター』
作:デヴィッド・マメット
翻訳:小田島恒志
演出:水田伸生
出演:堤真一 中村倫也
●9/5〜23◎東京公演 IMM THEATER
〈問い合わせ〉シス・カンパニー 03-5423-5906(平日11:00~19:00)
出演:堤真一 中村倫也
●9/5〜23◎東京公演 IMM THEATER
〈お問い合わせ〉シス・カンパニー03-5423-5906 (平日11:00~19:00)
●9/27・28◎京都公演 京都芸術劇場 春秋座
お問合せ:サンライズインフォメーション 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
●10/4〜6◎愛知公演 穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日12:00~17:00)
●10/9〜14◎大阪公演 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日12:00~17:00)
●10/17・18◎愛媛公演 愛媛県県民文化会館 サブホール
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日12:00~17:00)
●10/25・26◎宮城公演 多賀城市文化センター 大ホール(多賀城市民会館)
お問合せ:キョードー東北 022-217-7788 (平日13:00~16:00/土曜10:00~12:00)
〈公式サイト〉https://www.siscompany.com/theatre/
〈公式X〉@sis_japan
〈YouTube 公式チャンネル〉SIS チャンネル https://www.youtube.com/@sis_company
【舞台写真撮影/宮川舞子 写真提供/シス・カンパニー】