MAO WORKS 04『不在の彼らはそこにいる』は9/19開幕! 主宰・田村真央の意気込みはこちら!

2023年に結成、奇想天外で大胆な作風で注目を集める演劇ユニットMAO WORKS。待望の最新作は、1975年初演の後、世界中で上演されたポーランドの画家、舞台装置デザイナー、演出家などとして活躍した前衛芸術家タデウシュ・カントルの代表作『死の教室』からインスパイアされた新作『不在の彼らはそこにいる』。これまでMAO WORKSの全作品の作・演出を手がけ出演もしている田村真央が、満を持してこの作品に取り組んでいる。上演へ向け、意気込みのメッセージが到着した。

MAO WORKSは早くも第4弾を迎えます。これまで全ての作品を私、田村真央が書き下ろし、劇中に登場するラップを始めとした音楽は白神冴京が0から制作しています。また、小谷俊輔が制作する小道具はMAO WORKSの大きな魅力の一つとなっています! 今回の新作MAO WORKS 04『不在の彼らはそこにいる』はポーランドの前衛演劇家タデウシュ・カントル『死の教室』からインスパイアを受けた新作書き下ろしです。私はこの『死の教室』に長年魅了されており、大学院でも2年間研究をしていました。企画としても2年前から構想があり、満を持して上演できることを嬉しく思っています。私は現在26歳ですが、「死」は決して遠いものではないと感じています。若者たちが大胆な視点で切り込む「生と死」というテーマをぜひ体感していただけたら幸いです!
MAO WORKS
主宰 田村真央

【あらすじ】
舞台は小学校の教室。老人の姿をした人形(マネキン)たちが怪しげに席に座っている。
6名の若者たちは全員、この自身の老後の姿を模した人形「マネキン」と対峙する。
先生がいない教室で、彼らは手を挙げ続ける…
彼らはいるのか、いないのか? 存在とは何だろうか?
若さと老い 現在と未来
若者にとって生き続けること、死へと向かうこととは一体何なのか
「死」を表現する際に、生身の俳優が、マネキンを超える想像力を観客に与えることはできるのか
無意味でダークな内容が展開される。
【公演情報】
MAO WORKS 04
『不在の彼らはそこにいる』
作・演出◇田村真央
出演◇田村真央 小谷俊輔 白神冴京 楠友葉 喜田裕也 野村今日子
9/19〜21◎高田馬場 ラビネスト