
ミュージカル界でもっとも注目を集めるミュージカル劇団「劇団ミュ」。Musical Awards TOKYO〈作品賞〉ノミネートを受けた舞台、『Liebe シューマンの愛したひと』が再演されることが決定した。
劇団ミュ旗揚げ公演として上演された本作は、マイクとスピーカーを使わないという革新的な演出、劇作家が描く力強い物語性、そして俳優たちの圧倒的な表現力で、会場を驚きと感動の涙で包み込んだ。さらに、第一回目となるMusical Awards TOKYO プレシーズン2024にて、〈作品賞(500席以下部門)〉にノミネートされ、批評家・観客の双方から高い評価を受け、“劇団ミュの伝説的デビュー作”として語り継がれることとなった。
そして2026年1月——あの感動のミュージカルが、堂々の再演!
俳優の生声、生ピアノ、そして今回はバイオリンも加わって、“究極の臨場感”をもって、愛の物語をひたすら美しく描き出す。舞台と客席が一体となる唯一無二のミュージカルが、恵比寿・エコー劇場に響く。

出演者は全配役Wキャストでの上演。主人公クララ役には、『RENT』ミュージカル『手紙』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』などで圧倒的な歌唱力を誇る青野紗穂と、『四月は君の嘘』『リトル・ゾンビガール』『レ・ミゼラブル』などで繊細な表現力を見せ、現在はウマ娘プリティダービー他声優として活躍が目覚ましい希水しお。
その夫、ロベルト・シューマン役には、『1789 -バスティーユの恋人たち-』『黒執事』『魔法使いの約束』の伊勢大貴と、『七つの大罪 The STAGE』『ラッキードッグ1 on Stage』劇団ミュ『추락-墜落-』などで知られる榊原徹士。
シューマンの弟子であり、クララと晩年まで過ごしたヨハネス・ブラームス役には、ミュージカル『ビューティフル』、『梨泰院クラス』 などで注目を集める長谷川開と、「舞台『刀剣乱舞』十口伝 あまねく刻の遥かへ」、ミュージカル『東京リベンジャーズ』の磯野大。
クララとロベルトを取り巻く人々として、梅田彩佳、山本咲希、音くり寿、社家あや乃、村上貴亮、馬越琢己、磯部杏莉、宮下舞花、下野由貴、夏葉ことり、渡辺七海、師田実澪、常川藍里、谷 怜由、橋本茉子、入江うり、梅谷心愛、岩本ひなた、森田陽大、山﨑由晏が出演する。
そして、物語の要となるクララの父、フリードリヒ・ヴィーク役には、『ケイン&アベル』『マリー・アントワネット』『レ・ミゼラブル』など、数々の名作で確かな存在感を放つ今 拓哉と、『レ・ミゼラブル』『ピアフ』『シスター・アクト〜天使にラブソングを〜』などグランド・ミュージカルで活躍を続けるKENTAROを迎え、実力派から次世代の注目株まで、豪華キャストが一堂に集まる。
小劇場の枠を超える圧倒的な歌唱力と演技力を併せ持つ俳優陣が、クララとロベルト、そしてロマン派時代に命を懸けて音楽を作り続けた人々の、“愛と苦しみ”を鮮烈に描き出す。
【コメント】
青野紗穂(クララ役)
このたび『Liebe ― シューマンの愛した人』に参加させていただけること、心より感謝申し上げます。
声と生楽器だけで紡がれる十九世紀の世界に身を置けることは、私にとって新たな挑戦です。
クララは、愛に生き、音に祈り、運命に翻弄されながらも輝きを失わなかった女性。
音楽と愛――切り離せぬその糸を、私なりにどう奏でられるのか。
胸の高鳴りとともに、その瞬間をお届けします。
希水しお(クララ役)
クララ役を演じさせていただきます、希水しおです。
出演のお話をいただいた際に、岡本さんの作品や「ミュ」への想いを伺い、深く感銘を受けました。
「Liebe、すごく良かった!」という噂をたくさん聞いていたので、そんな作品で主演を務めさせていただけることに身の引き締まる思いです。
『추락 -墜落-』を観劇したとき、生の声や息遣いが届く距離で、世界に引き込まれるような感覚を覚えました。
クララの人生に真摯に向き合い、皆さまと共に全力で挑みます。
ぜひ劇場にお越しくださいませ!
伊勢大貴(ロベルト・シューマン役)
ロベルト・シューマン…
音楽の授業の時に聞いて、薄ぼんやりとその名前を覚えていました。どんな顔かは忘れている。そのくらいの記憶です。
まさか自分が演じる事になるとは思いませんでしたが、史実と台本には目まぐるしい人生が、音楽とクララと共にありました。
ここからどこまで彼の人生と音楽と愛を体現できるか。とても大変だとは思いますが自分の精一杯以上を詰め込んで演じますので、是非劇場にお越しください!
榊原徹士(ロベルト・シューマン役)
一年ぶりに再びミュージカルの世界に挑戦できることを心から嬉しく思います。
Wキャストで同じ役を演じる伊勢大貴さんとは、同じ物語でも違う景色をお見せできるよう挑んでいきます。
旗揚げ公演でご好評いただいてる『liebe』の世界観を大切に、今のカンパニーだからこそ生まれる熱を舞台に刻みたい。
歌と芝居、その両方でお客様の心に真っすぐ届く表現を目指します。
お越しいただいた皆様にエンターテイメントを感じていただけるように精一杯努めます。
今 拓哉(フリードリヒ・ヴィーク役)
東京のオフオフブロードウェイを標榜し秀作を発信し続けている話題の「劇団ミュ」、初めて参加させて貰います。
とにかくオリジナルの脚本と音楽が素晴らしい。それをシンプルに生の歌声と生演奏で綴るアナログスタイルでの上演。役者の力量を信じてこその企画ですから、その心意気に応えないわけにはいきません。
仲間と共に全身全霊で役に作品に息吹を吹き込みたいと思います。
2026年の幕開けを飾る愛の物語!
乞うご期待!!
KENTARO (フリードリヒ・ヴィーク役)
劇団ミュさんの旗揚げ公演にもなった「Liebeシューマンの愛した人」
有難いことに、この度の再演にお声がけ頂き、大変嬉しく思っています。
自分にとって、とても大切にしたいと思っている演目でもあるので、稽古が始まるのが本当に楽しみです。
この「Liebe」は、脚本も音楽も本当に素晴らしく、ずっと耳に残るんですよね。
前回の時も、終わってからもずっと音楽が自分の身体の中から離れず、気がつくと口ずさんでる自分が居ました(笑)
今回は出演者もガラッと変わっていて、どの方も魅力的な俳優さん達ばかり。相当レベルアップした「Liebe」になるんじゃないかと思います!
皆んなで力を合わせて、必ずや良い演目にしてみせます!
楽しみにしていてください!
【STORY】
19世紀、ドイツ。
父ヴィークの厳しい教育のもと、娘のクララは幼い頃からピアノを叩き込まれ、当時めずらしい女性ピアニストとして頭角を現し始める。
だがそんな折り、クララは、父の弟子であるシューマンと恋に落ちる。
父は二人の結婚に反対し、別れさせるために裁判まで起こすが……!
史実をもとに織りなす、深く、そして美しい、究極の愛のミュージカル!
【公演情報】
劇団ミュOp.5 Musical『Liebe シューマンの愛したひと』
作・作詞・演出:岡本貴也
音楽:鎌田雅人
振付:富田 彩
出演(全配役Wキャスト)
《♭チーム》
青野紗穂
伊勢大貴 長谷川 開 梅田彩佳
音くり寿 村上貴亮 磯部杏莉 下野由貴 渡辺七海 常川藍里 橋本茉子 梅谷心愛 森田陽大
今 拓哉
《♯チーム》
希水しお
榊原徹士 磯野 大 山本咲希
社家あや乃 馬越琢己 宮下舞花 夏葉ことり 師田実澪 谷 怜由 入江うり 岩本ひなた 山﨑由晏
KENTARO
●2026/1/22〜2/1◎恵比寿・エコー劇場
〈一般販売〉2025年12月6日(土)10:00~
〈チケットに関する問い合わせ〉Mitt:03-6265-3201(平日12:00‐17:00)
〈公演に関する問い合わせ〉gekidanmu@gmail.com
〈公式サイト〉https://gekidanmu.com
〈公式X〉@theater_mu



