
みちとさせプロフィール
コロナ禍の2020年12月に、閉館すると決まった劇地下リバティの舞台に立ちたい佐瀬ののみが、急遽、友人だった川勾みちを誘い結成するも間に合わず、翌年5月にだいいっぽ公演『みちとさせのおしばい』をアトリエ5-25-6で上演。以降、だいたい年2回のペースで作品を発表。今回は池袋演劇祭に合わせ日程を9月に調整したが、スタジオ空洞は対象外会場と後で知る。そんな2人のユニットに、全公演でスタッフとして参加していたSHIENAが加入。2025年7月より3人体制となった。
(えんぶ2025年12月号掲載記事)
活動予定
◇みちとさせ×立体映画館『みちとさせと立体映画館のミー!ソー!カー!』12/30・31◎Theater Cafe & Dining Proscenium
◇2026年夏公演(脚本・演出◇屋代秀樹)
\ 詳細はみちとさせXアカウントへ /
3人の魅力をより一層楽しむためのいくつかのアイテム
「推し活」!

佐瀬ののみ
させののみ○1997年生まれ、神奈川県出身。中学時代に参加した区民ミュージカルの舞台上で見た照明の綺麗さが忘れられず、高校演劇強豪校に進学するも先輩と馬が合わず退部。以降外部で演劇活動を開始。高校卒業後、文学座附属演劇研究所を経てフリーで活動。最近は脚本も担当する俳優。TikTok配信者。
——活力源を教えて下さい。
佐瀬 活力源って力の源?(笑)
——そうです。
佐瀬 私は推し活が好きで、14年間ぐらい追っているジャンルがありまして。「うたの☆プリンスさまっ♪」っていう。
——全然分かんない…。
佐瀬 アイドルもののアニメというかゲームが発祥で、それのキャラクターをずーっと追っています。
SHIENA ライブとかやってるよね?
佐瀬 毎月、ライブや何かイベントが。
SHIENA 「うたの」なので、アイドルものなんですよ。
——はぁ。
佐瀬 それのグッズを集めるのが、めちゃくちゃ趣味で。アクリルスタンドを何十枚もファイリングしてます。
SHIENA 劇場にも持ってくるんですよ。狭い楽屋に何持ってきてるんだよ!って(笑)。
佐瀬 自分の鏡前に並べて、それを見て「よし! やってやろう!」みたいな。
川勾 ぬいぐるみとかも持ったりして。
佐瀬 そうなんです。日々。


——ライブは映像なんですか?
佐瀬 映像です。今だと3Dになっていて、最前列で見ると足首つかめるぐらいの肉厚度というか。
——つかめないですよね?
佐瀬 そうなんです。
川勾 肉厚度がすごい。
佐瀬 それに全部行くぐらいのオタクです。
——ほーーーー。
佐瀬 しっかりと痛バっていう、缶バッジを並べたバッグも持ってます。
——飽きないんですね?
佐瀬 グッズとかイベント事とか、飽きさせない営業努力がすご過ぎて。こっちも「もう無理無理、やめよう」って思うんですけど、行っちゃうんですよ。忘れようとしても、なかなか忘れられない(笑)。
——大変ですね。
佐瀬 楽しくて大変。そんな感じです。
「ありがとう!」



SHIENA
しえな○1996年生まれ、静岡県出身。高校時代は演劇部に所属。俳優の後、スタッフに。尚美学園大学進学時に上京。大学では音響サークルと映像制作ゼミに所属。その頃より小劇場での演劇に参加。頑固。泣き虫。会社員。制作、音響、イベント運営、たまーに役者。広く浅く、時々深く活動中。
——いかがですか?
SHIENA 演劇の活力源は今はもう完全に、周りの人間にほだされてやっています。
川勾 私たちってこと?
SHIENA まあほかにも(笑)。私はスタッフだから、自分のできること、技術的なことを提供するんですけど、この二人はすごい優しいんですよ。すごくたくさん「ありがとう」をくれるんです。
佐瀬 普通です。
SHIENA 私はお調子者なので、そんなん言われたら「もっと他にもできますけど。これは? これは?」って。
佐瀬 確かに褒め言葉とかね「これできるのすごい!」とかにSHIENAちゃんは弱いかも。
川勾 だいいっぽ目から四歩めまで外注スタッフとしてお願いしてたので、制作と音響の仕事以外は振らないはずなのに、いろいろなことを気遣ってくれて。スケジュール管理とか、グッズの製作、小道具の心配まで。そこまでしてくれるならユニット員になろうよって。
佐瀬 そうです、さすがに。
川勾 私たちはやってくれるから「ありがとう」って言うんですけど、それを「ありがとう」って言って、どんどん提案してくれるから。多分、本当に「ありがとう」が活力源になってるんだと思います。
SHIENA それが嬉しくて。
川勾 普通の量しか言ってないけど。
SHIENA 元々高校演劇をやっていて役者になりたかった過去もあって。芝居は好きだし、「ありがとう」をいっぱい言われるし。舞台で一番最初に喋るのも、それは前説なんですけど、私だから。
川勾 そうだね。
SHIENA 人前でしゃべるのも好きだし、音出すのも好きだし。いっぱい「ありがとう」をくれる現場では音響から制作まで何でもいろいろ頑張れます。


演劇とお客さん!



川勾みち
かわわみち○1995年生まれ、神奈川県出身。小学校時代に経験した全校集会でのひと言がみんなに受けた経験と、大きな場所で大きな声を出す気持ちよさが忘れられず、中・高迷わず演劇部に。桜美林大学に進学し在学中から小劇場公演に多く参加。劇団ガソリーナ所属。舞台上で気を抜くことが得意な俳優。
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出演予定◇あるいはエナメルの目をもつ乙女プロデュース『墓場、女子高生』2026/3/18〜22◎テアトルBONBON
——じゃあ、最後。
川勾 生活の源は、私は完全に演劇が生活の源になっていて、
佐瀬 なんかいいな〜。
川勾 ごめん、なんか面白いことないかなって思ったけど。私、普段サラリーマンをしているんですけど、そのサラリーマンも演劇をやるためにお金をどこか別のところで稼いだ方がいいなと思って。
——そうですね。
川勾 演劇をやるために働いているし。私はこの人生は演劇をやるために使おうと思っているから、演劇が活力源だなって。本当に恥ずい。
全員 (笑)。
川勾 演劇の活力源って何なんだろうって考えると、私が演劇をやりたいのもそうなんですけど、見てくれるお客さんがいるからやるなと思って。
佐瀬 そりゃそうだ。
川勾 ご予約の時のお名前とか、今まで頂いたファンレターとか、「あれ見ましたよ」というお声かけをいただくこととか。私たちが作ったグッズを買ってくださるとか…。この方たちがいなかったら多分、早々に演劇をやらなくなっただろうなと。演劇をやってるのはお客さまが力の源って恥ずかし過ぎる。
全員 (笑)。


川勾 なんかスミマセン。つまり演劇やってたんだけど、お客様が演劇の源ですって本当に恥ずかし過ぎて。
佐瀬 おもしろいね。
——今までも取材のなかで、結構今のような回答が多いから、「それはなしにしましょう」って言うんだけど。今の様子を見たら、…ありですね(笑)。
川勾 ちょっと恥ずかしい。
佐瀬 みちらしいけどね。
インタビュー◇坂口真人 写真提供◇みちとさせ
イベント情報






みちとさせ×立体映画館
『みちとさせと立体映画館のミー!ソー!カー!』
12/30・31◎Theater Cafe & Dining Proscenium
出演
・立体映画館
@rittaieigakan(池崎浩士・山田佳奈)
・みちとさせ
@michi_to_sase(川勾みち・佐瀬ののみ・SHIENA)







