
古典落語「死神」をベースに、脚本・演出家の倉持裕が噺家・立川志の春の協力を得て、演劇と落語を掛け合わせた「演劇×落語=演劇作品」となる、H&Aプロデュース企画 第1弾『死神』。そのビジュアルが公開された。また各キャストのコメントも公演HPにて公開中。(https://www.h-and-a-planning-shinigami.com/)
本作のベースとなる落語は、古典落語である三遊亭圓朝の「死神」。借金に苦しむ男が死神に出会い、死期が迫る人を見分けて助ける術を授かる。男は医者として成功するが、禁を破って死神をだまし、死期が迫る人の命を救おうとし、逆に自らの命を奪われてしまうというストーリー。今作は、サゲ(お話の最後、落ちの部分)が噺家によって十人十色になるのが特徴、魅力のひとつでもある。はたして、本作のサゲはどんな展開になるのか。
主演を務めるのは、近年、演劇での活躍がめざましい牧島 輝。 牧島の相手役を務めるのは、水野美紀。共演には、樋口日奈、浅利陽介、玉置孝匡、香月彩里、立川志の春ら、舞台、映像ほか数多なるジャンルの芸能の場において活躍する超実力派たちが勢ぞろいした。
《あらすじ》
どん底続きの男、八五郎(牧島 輝)。金なし、甲斐性なし、運もなし。「もう死ぬしかない」と覚悟した夜、謎の女・死神(水野美紀)が現れる。死神は「病人の生死は、病床に座る死神の位置で決まる。足元なら助かり、枕元ならアウト。足元の死神は呪文で追い払える」と告げ、呪文“アジャラカモクレンテケレッツのパー”を授ける。医者を名乗った八五郎は一時は名声を得るが、欲に負け禁じ手に手を出してしまう。その代償として死神に連れていかれた先は、寿命を示す無数の蝋燭の洞窟。今にも消えそうな一本——それが八五郎の命だった。さて、この男の運命やいかに──。

【公演情報】
H&Aプロデュース企画 第1弾
『死神』
作・演出:倉持裕
原案:三遊亭圓朝「死神」より
出演:牧島 輝 樋口日奈 浅利陽介 玉置孝匡 香月彩里 立川志の春/水野美紀
●2026/4/11〜26◎東京 伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
●2026/5/2〜4◎兵庫 庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
〈公式サイト〉https://www.h-and-a-planning-shinigami.com/
〈公式X〉@HandAkikaku1



