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OSK日本歌劇団「トップスター翼和希 REVUE SHOW !~Dynamism~」開幕レポート到着!

OSK日本歌劇団は、4月に南座と新橋演舞場で「レビュー 春のおどり」を上演する。1926年の第一回開催から、今年で100周年となる「春のおどり」を前に、2月13日に有楽町・I’M A SHOW にて「トップスター翼和希 REVUE SHOW!~Dynamism~」が、開幕した。(公演は2月16日まで)

トップスターの翼和希を中心に、個性豊かな出演者たちが顔を揃えた華やかなステージで、その舞台写真とトップコンビ、翼和希と千咲えみからのコメントも届いた。

【舞台レポート】

昨年11月15日に幕を開けた全国巡業公演、OSK日本歌劇団「トップスター翼和希 REVUE SHOW !~Dynamism~」。3ヵ月にわたり、全国10カ所で開催されてきた公演は、ラストの地、東京・有楽町が2月13日に開幕し、初日から圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。

OSK出身の笠置シヅ子をモデルとした、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で主人公の先輩・橘アオイ役を演じ、一躍全国区の人気を獲得した翼和希。初のドラマ出演でありながら、OSKをモデルとした少女歌劇団の男役トップスターとして、ドラマ内のレビューシーンで堂々と歌い踊る姿を披露し、日頃レビューを目にすることの少ない視聴者をくぎ付けにした。また、主人公の先輩役として、華やかなレビューの世界の裏側にある芸事の厳しさを熱のこもった演技で見せ、ドラマに真実味を与える役割を担ってみせた。

今回の「Dynamism」は、トップスター翼和希、娘役トップスター千咲えみを中心とした9名の個性豊かな出演者で上演されるレビューショー。大劇場でのグランドレビューとはまた異なり、ライブハウスのような熱気がみなぎり、翼和希をはじめとした出演者の鼓動がストレートに伝わる緊密な空間が生まれる貴重なステージ。前回、11月に全国3カ所目として開催された東京・有楽町での公演から、各地で観客を熱気に包み、さらにパワーアップして、再び有楽町に帰ってきた。

前回から一部楽曲の変更や役替りも行われ、翼和希は「11月とはまた違う、全く新しい作品となっていて、新鮮です ! 今のOSKらしさが詰まっているので、ご覧いただけますと幸いでございます !」とコメント。

幕が開くと、黒い衣裳に身を包んだ翼和希が激しくリズミカルなビートに乗せた力強い歌声を会場中に響かせ、出演者が揃う圧巻のパフォーマンスを見せ、一気にボルテージが上がる。
場面ごとに印象が異なる姿を見せる翼和希は、娘役トップスター千咲えみと息の合ったコンビで魅せ、アルゼンチンタンゴの場面では華月奏と男役同士の硬派な踊り、柔らかく淡い日本の美を感じさせる「墨」の場面では紫咲心那ら娘役と風のように舞う。

サザンオールスターズの「愛と欲望の日々」から世界的なヒットを遂げている松原みきの「真夜中のドア~stay with me」、米米CLUBの「Shake Hip!」では千咲えみと華月奏と3人でお茶目に歌い踊るなど面を見せたかと思えば、ラテンやスパニッシュではシャウトして観客を熱狂の渦に巻き込んでいく。様々なジャンルの曲を変幻自在に、翼和希が風に乗って羽ばたいていく様は、「トップスター翼和希 REVUE SHOW !」のタイトルに偽りなし。

そして今回、大注目の場面がアニメ「進撃の巨人」のエンディングテーマ「悪魔の子」の役替り。前回は真っ白な衣裳で表現豊かなダンスを見せた翼和希と、懐の深い華月奏の歌で魅せた場面を今回は役替り、漆黒の闇のようないでたちの翼和希が妖艶な笑みを浮かべながら歌い上げた。観客は身を乗り出して翼和希の歌い上げる「悪魔の子」の世界に没入し、華月奏のダンスと壮絶なまでの場面を創り出し、衝撃的なラストで息を呑む。一瞬の静寂のあと、まるでひとつのドラマを見ていたかのような劇的な展開に、客席からは割れんばかりの拍手が送られた。

大盛り上がりとなる客席参加の場面も『Dynamism』の特徴で、出演者がタンバリンを手に客席へと降り、舞台と客席の垣根を超えたライブならではの臨場感と一体感が味わえる。「君のパワーが明日を描く 世界変える合言葉 Dynamism Dynamism」と元気溌剌に歌う翼和希と出演者みんなに合わせて簡単な振りを繰り返す爽快感溢れるループは中毒的な楽しさ。

翼和希と抜群のコンビで魅せる娘役トップスター千咲えみを筆頭に、情熱的なダンスと澄んだ歌声の羽那舞、抜群のプロポーションで美しいダンスとキュートさが魅力の紫咲心那、芝居心のある歌とダンスで表現力豊かな有絢まこ、激しさを秘めた梅名希歩、喜び溢れるダンスを見せる柊小春といったOSKの娘役が舞台を彩り、キレッキレのダンスと懐の深い歌で抜群の安定感を誇る男役スター華月奏、荒々しく歌い上げる場面が増えた成長著しい若手男役の空良玲澄が揃う熱い舞台。

たった9名とは思えない、次から次へと怒涛の如くにエネルギー溢れる場面が続くレビューショーは、OSK伝統のラインダンスも披露し会場を盛り上げると、最後はOSKが昭和5年より歌い継ぐテーマソング「桜咲く国」を披露。舞台上の桜パラソルと共に、客席にもミニ桜パラソルの花が咲き誇った。

カーテンコールではトップスター翼和希がお客さまへの感謝を述べた。
「全国10カ所を巡る今回の公演、あっという間の三カ月でございました。ラストとなる東京での4日間でございます。全身全霊で舞台に立ちたいと思います。ぜひ、あと3日間ございますので、また劇場に足をお運びいただけますと幸いでございます!
次に東京で私たちOSKが観られるのは、4月30日からの新橋演舞場「レビュー春のおどり」でございます。ぜひ、この『Dynamism』を観ていただき、そして新橋演舞場へ、また全国各地で行っておりますOSKの公演も観ていただきたいというのが、わたくしのわがままでございます!」

また終演後に、トップコンビ翼和希と千咲えみがコメントを寄せた。
千咲「お客様がすごく盛り上がってくださって、嬉しかったです !」
翼 「熱い方が多くて、そんなお客様の盛り上がりに、思わず叫んでました(笑) ! いろんな種類のダンスや歌、最初はカッコよく始まって、大人っぽい雰囲気だったり、コンテンポラリーだったり。メッセージ性のあるものだったり、一緒に踊っていただく場面があったり、レビューらしい場面と、OSKが得意とするラテンまで、クレッシェンドでフィナーレに向かっていく作品だと思います。OSKらしさが詰まった作品。千穐楽まで駆け抜けていきたいです !」
千咲「(前回11月に東京・有楽町で公演した時と)今回は曲が変わっていたり、役替りの場面もあったりして全く違う印象になっていると思うので、別作品のようにお楽しみいただけると思います !」
活力やエネルギーなどみなぎる力を連想させるタイトルの「Dynamism」についての質問には、
翼・千咲「“Dynamism”とは…? OSK‼」
翼 「お客様から『OSKらしいレビューね !』『こういうのが観たかった !』と言っていただけたことが嬉しくて」
千咲「これがOSKだ ! ですね」
翼 「ぜひ、劇場へ足をお運びいただけますと幸いでございます !」

【公演情報】
OSK日本歌劇団「トップスター翼和希 REVUE SHOW !~Dynamism~」
出演:翼和希 千咲えみ ほか
●2/13〜16◎I’M A SHOW(東京・有楽町)
〈公式サイト〉https://www.osk-revue.com/2025/12/03/1-269.html

【舞台写真(C)OSK日本歌劇団】