
中村莟玉と小手伸也がW主演する舞台『ぽんとぼん』が、2027年6月に東京・三越劇場、大阪・松下IMPホールにて上演されることが決まった。
本作は、落語家・柳家花緑の半生の実話を基に、ドラマチックなフィクションとして紡ぐオリジナルストーリー。人間国宝・五代目柳家小さんを祖父に持ち、22歳で戦後最年少の真打昇進を果たした柳家花緑。しかしその陰では、文字の読み書きに大きな困難を抱える葛藤があった。自身が発達障害の一種である識字障害(ディスレクシア)だと知ったのは、40歳を過ぎてからのこと。「人間国宝の孫」という重圧や、識字障害による長年の葛藤を乗り越え、いかにして落語界を牽引する存在となっていったのか──。
作・演出には、伝統芸能にも造詣が深く、笑って泣ける芝居に定評のある保 坂萌を迎え、落語「たぬき」の世界観を織り交ぜながら、テンポの良い会話劇と、賑やかな音楽演出で描き出す。
密かに識字障害を抱える主人公の落語家・森 七生(扇家ましろ)を務めるのは、歌舞伎界の次世代を担う若手花形として活躍し、本作で現代劇初主演を果たす歌舞伎俳優・中村莟玉。
七生に恩返しをするために現れたたぬきのぽんたと、七生の兄弟子であるベテラン落語家・扇家白次の二役を務めるのは、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで唯一無二の存在感を放つ小手伸也。
本作で初共演となる二人がW主演としてタッグを組み、温かくもユーモア溢れる物語を彩る。
「言葉」が苦手な落語家と、恩返しをするためにやってきたたぬきのぽんたが織りなす、笑って泣いて、明日がちょっと明るくなる、ハートフル落語ファンタジーコメディー!

【コメント】
森 七生(扇家ましろ)役:中村莟玉
三越劇場100周年の記念すべき公演で、現代劇初主演をさせていただけること、とてもありがたくうれしく、身の引き締まる思いです。
中村福助のお兄さんから「世話物の作品に出る時に必ず役に立つからね」と志ん生さんのCDをプレゼントしていただいた10歳の頃には想像もしなかったお仕事に挑戦することになりました。落語を好きになれていてよかった、と思うと同時に今とても怖いです。素敵な作品になるように懸命に挑みたいと思います。よろしくお願いいたします︕
ぽんた/扇家白次役;小手伸也
主人公を演じる中村莟玉さんの“兄弟子”にしてその正体は【狸(たぬき)】という、突飛な役どころですが、私以前ドラマで初代林家三平師匠を演じさせていただき、高座で師匠のアドリブ話芸を完コピするという無茶な演出を受けた経験と、実は舞台で狸の役を演じた経験もあるので、多分イケると思います(笑)。柳家花緑師匠の実話へのリスペクトと落語の面白さを全力でお届けする舞台にできるよう頑張ります︕
【公演情報】
『ぽんとぼん』
作・演出:保坂 萌
出演
森 七生(扇家ましろ):中村莟玉
ぽんた/扇家白次:小手伸也
●2027/6/4〜13◎東京公演 三越劇場
●2027/6/19◎大阪公演 松下IMPホール
〈公式サイト〉https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/mitsukoshi_202706/



