東京演劇道場『ワーク・イン・プログレス/Dojo WIP』舞台写真とコメント到着!
東京演劇道場『ワーク・イン・プログレス/Dojo WIP』が11月22日、東京芸術劇場シアターイーストにて開幕した。(26日まで)
本企画は、「次世代の役者・芝居人のための修行の場」づくりを目指し、東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹が立ち上げた東京演劇道場の、「新たな試み」として実施される。
参加8作品の企画者から初日コメントが届いた。
【コメント】
開場前パフォーマンス『Додзьо』
毎日、楽しいです。初日が明けることもワクワクしています。”演劇ができる環境”と、”演劇を一緒にする仲間”が道場にはあること、WIPをきっかけに何かが生まれそうなこと、いいですねぇ。お客様にもこの”過程”という瞬間を楽しんで頂けたら嬉しいです。
手代木花野
『淋しいおさかな』
東京演劇道場で別役実の童話を劇にするという試みは、極めて楽しいものでした。劇を作る行為の可笑しみをみんなの身体を通して体感する贅沢な時間となりました。 別役実が「演劇は長く効く薬である」と仰っていたように、もっと時間をかけて私たちの身体にも効いてくるのかなと思います。
藤井千帆 鈴木麻美
『忘郷少女』
「野田秀樹さんの言葉を喋りたい。」 という大野明香音さんの小さな想いから始まった企画でした。 物語の種となったのも、 野田さんの作品からお借りした一節の言葉です。 誰かの「想い」と「言葉」をお預かりして創作できたことが、 私にとっては何より尊い時間でした。短い時間ですが、 懐かしい故郷への「想い」と誰かといつの日か交わした「言葉」を思い起こせる様な作品になればと思います。
高畑裕太
『御社のチャラ男』
小説を演劇にできないか試みてみました。この試みがお客様にどう届くのか。こわいけれど、たのしみでもあります。わたしたちはこうやって演劇を作っています。WIP。ちょっと長いですが、休み休み観ていただけましたら幸いです。
上村聡
ジブリッシュ 『恋人たち』『職人たち』
「夏の夜の夢」を知らなくても、ぜひとも想像を膨らませて、ジブリッシュの世界を楽しんでいただけたら幸いです。
扇田拓也
『石の夢-Rêves d’objets-』
初日を迎えられましたこと、感謝の気持ちしかございません。
気を抜くことなく懸命に取り組んでまいります。
黒瀧保士
『 』
8作品が毎日 産声をあげて生まれてくる。 表現に正解はない。来てくださるアナタが感じ考えてもらう。 それが演劇の本質。 真実の中にも嘘があるように 嘘の中にも真実があります。 そこへ立ち向かう作品に、 会いにきてくださいね。
サヘル・ローズ
『再生』
11人でつくってきた「再生」をお披露目できること、嬉しく思います。
まだまだ、過程。
でも、これが今の私達の現在地であると、誇りを持って、お届けします。
どうぞ、俳優9人の煌めきを存分にお楽しみください。
李そじん
【公演情報】
東京演劇道場『ワーク・イン・プログレス/Dojo WIP』
●11/22〜26◎東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉一般2,500円 高校生以下1,000円(全席自由・税込・未就学児童入場不可)
※高校生以下チケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い(枚数限定・要証明書)。
その他、障害者割引や託児サービスなどは公式サイトにて確認。
〈チケット取扱〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
https://www.geigeki.jp/t/ ※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス
<電話> 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
https://www.geigeki.jp/
https://www.geigeki.jp/performance/theater353/
【舞台写真/撮影:金子愛帆 東京演劇道場 『ワーク・イン・プログレス/Dojo WIP』】