えんぶ新春特別企画 “旬”の演劇人に聞きました! 2024年「今年は○×#▲だ!」Vol.2

2024年1月9日に発売された「えんぶ2月号」の新春特別企画を10回に分けて掲載いたします。Vol.2

望海風斗(俳優)

今年は「何かからだに良いことをする」だ!

去年から少しずつ意識し始めていますが、今年はそれを習慣づける一年にしたいです。
まずは早寝早起きを。当たり前すぎますが…これが難しい。あとは体を動かすこと。そして食事にも少~し気をつける。
少しずつ…頑張りすぎず続けられることを見つけます。もしオススメがあれば誰か教えてください!!

甲斐翔真(俳優)

今年は「再集結」だ!

「ムーラン・ルーシュ!ザ・ミュージカル」が2024年夏に再上演されるので、日本初演をともに作り上げたメンバーで再集結し、よりパワーアップした「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」の世界をお届けしたいです。そして、もっと多くの人にこの作品を知ってもらえたらと思います!

上川一哉(俳優)

今年は「健康第一とアウトプット」だ!

まずは、シンプルに健康第一!!
それには、心身ともに健康的な日常生活を送ること!!
身体づくりも見直し、身も心も軽く!!
そして挑戦を恐れず、出会いを大切に、見て聞いて学び、それをどんどんアウトプット!!
今年も新たな上川一哉をお見せできるよう、邁進します!

桑原まこ(作曲家)

今年は「泣いても話す、いや、そろそろ泣かない」だ!

「気持ちを音楽にしてきたので話すのが苦手なんです」と謎な言い訳をして、話すことから逃げてきた人生です。なぜかというと、気持ちを話して感謝が溢れると泣いてしまう。でも去年から、泣いてもいいから自分の口で伝えよう!と決めたんです。そのせいで顔合わせやトークショーで何回も泣き、周りを困惑させました。恥ずかしいです。大迷惑です。家で泣かずに話す練習もしてるんです。なぜでしょう。同じ方いらっしゃいませんか? 今年こそは泣かずにクールに乗り切りたい、と目標を掲げています。
でも、姉に言われました。「小学生の時、コンサートのスピーチでも泣いてたよね」…。もう、諦めた方がいいのかもしれません…。

【公演情報】

ミュージカル『イザボー』
1/15~30◎東京建物Brillia HALL、2/8~11◎オリックス劇場(大阪公演)
https://isabeau.westage.jp

翼和希(俳優/OSK日本歌劇団)

今年は「飛躍!継続!感謝!」だ!

NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の橘アオイというお役を通じて先輩方が過ごされた日々を追体験し、今自分が所属するOSK日本歌劇団への愛情がより大きなものとなりました。本年は更に劇団が「飛躍」できるよう努力してまいります!
100年を超える歴史を持つ劇団として大切に受け継ぐ教えを守り繋げていくこと、時代の流れに歌劇文化が共存できるために変化していくこと、それが劇団の「継続」になると思いました。続けていくことの難しさ、1人では何もできないことを知り、だからこそ支え応援してくださる皆様に「感謝」の気持ちを忘れることなく2024年も精進してまいります!

【公演情報】

『へぼ侍〜西南戦争物語〜』
1/18~22◎扇町ミュージアムキューブ・CUBE01、2/1~4◎銀座博品館劇場
https://www.osk-revue.com/2023/11/30/

sara(俳優/文学座)

今年は「掃除」だ!

昨年、掃除の虜になりました。一度スイッチが入ると、時間関係なく部屋の掃除にのめり込んでしまうこともあります。特に細かい場所の念入りな掃除は、妙な達成感があります。
しかし、やる気を継続するのは難しく…もっと簡単にできないかなと考えていた最近、掃除グッズがとても進化していることを知りました。
今年は掃除グッズの力を借りて、心もお部屋もスッキリ綺麗な状態をキープして行きたいと思います。

【公演情報】

『sara Wholeheartedly-心を込めて-』
1/19◎東京(コンサート) I’M A SHOW

『sara Wholeheartedly-心を込めて-』
1/21◎大阪(ディナーショー)リーガロイヤルホテル大阪 ロイヤルホール
https://sunrisetokyo.com/detail/24744/

新木宏典(俳優)

今年は「完璧な両立を成立させる」だ!

「荒木宏文」の活動の場は2.5次元作品のイメージが強かったと思います。
「新木宏典」になるタイミングでジャンルの違う作品に参加する事が目立ったように感じます。
ですが、2.5次元作品から離れる気は毛頭ない。
完璧に両立出来るように、自分の限界は軽く越して、どちらも全力で参加し続けていこうと思っています。
どちらかに集中すればいいのかもしれませんが、俺自身、どちらも大切な作品。
無理をしてでも偏る事なく、誠心誠意努めて参る所存です。

【公演情報】

舞台『死ねばいいのに』
1/20~28◎紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
http://stage-shinebaiinoni.jp

野坂実(演出家・劇作家/ノサカラボ)

今年は「喜び」だ!

年齢とともに感動が薄くなっています。
時間に追われていたり、次に起こることが人生経験によって予測が出来るようになったからという事もありますが、確実に磨耗しています。なので、友人と直接会って会話をする、時間をかけて美味しい食事をとる、今まで体験した事の無い経験をするなど面倒でやめてしまったり、億劫でやってこなかった事を「喜び」と称してやるようにしています。
やりたくない事の中に「楽しさ」が隠れていたり、「達成感」を感じたりします。それによって少しずつ感動が戻っている気がします。
2024年は、より多くの「喜び」を自分に与えたいと思います。

【公演情報】

©舞台『ある閉ざされた雪の山荘で』 ©東野圭吾/講談社

舞台『ある閉ざされた雪の山荘で』
1/22~28◎大手町三井ホール
https://nosakalabo.jp/tozayuki/

池谷のぶえ(俳優)

今年は「自分を大事にする」だ!

2023年はヘトヘトになりました。ヘトヘトになるほど、豊かな時間を過ごさせてもらったことには感謝しております。しかし、一度ヘトヘトになると二度ヘトヘトになるので、三度目のヘトヘトを防ぐには、一度目のヘトヘトからまずは防がねばなりません。恐ろしいくらい自分を大事にしても、ヘトヘトは隙をついて入り込んできます。まずは「へ」から入り込んできます。「ぬ」とかよりよっぽど隙間に入り込みやすい形ですから、用心せねばなりません。なんですか、この文章…既にヘトヘトです。

【公演情報】

テアトロコントspecial『寸劇の館』
1/23~28◎ユーロライブ
http://eurolive.jp/conte/

加藤健一(俳優)

今年は「身体づくり」だ!

舞台役者の身体も74歳になるとあちこちに故障があらわれる。治らない故障もあれば、身体づくりのやり方を工夫する事で補える故障もある。
身体づくりの基本は、食事、睡眠、運動、そして解放(リラックス)だと、素人ながらに考えている。身体づくりで一番難しいのは、頭の中だ。それも自分なりの考えであれこれやってはいるが、こればかりはなかなか成果の確認が難しい。それでもやらないよりはと信じてやり続けるしかない。
今年は今まで以上に自分の身体としっかり向き合ってみようと思っている。明日も板の上で納得出来るパフォーマンスをするために。

【公演情報】

加藤健一事務所『サンシャイン・ボーイズ』
1/24~31◎下北沢・本多劇場
http://katoken.la.coocan.jp/116-index.html

松永玲子(俳優/ナイロン100℃)

今年は「首を鍛える」だ!

ストレートネックです。若い頃から首がネック(駄洒落です)だからしっかり治すように、と治療者達に言われてきましたが、
放置したツケが50歳を過ぎてやってきました。今年こそはサボらず首を鍛えねば。なぜかって? 今年のナイロン100℃公演は時代劇やるって我が師KERAが言うんだもの。
時代劇の女性の和カツラ、重たいんです! 首ヤバし。花魁役とかになりませんよーに。武家の細君にもなりませんよーに。鍛えるけどもや。

【公演情報】


ストアハウスコレクション 龍昇企画『エレジー』
1/24~28◎上野ストアハウス
https://www.storehouse.ne.jp/pg78.html

近藤強(俳優/青年団)

今年は「未知との遭遇」だ!

去年、一昨年と初めてご一緒させて頂く方々との現場が多くてドキドキひやひやの連続でした。とはいえ、それなりの年齢なのでみなさん気を遣って優しく接してくれるし、なんとも楽しい時間でもありました。月並みだけど新しい刺激をもらったし、体重も少し減りました。なので、今年も調子に乗ってさらなる未知との遭遇を求めて彷徨ってみる予定です。誰か一緒に彷徨ってくれる人はいませんか? 演劇でもなんでも諸々絶賛募集中です。

【公演情報】

コンプソンズ『岸辺のベストアルバム!!』
1/24〜28◎下北沢B1
https://www.compsons.net

続き(vol.3)はこちら!
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