栗山民也演出×宮沢りえ主演『オーランド』メインビジュアル&ティザームービー公開! 

栗山民也の演出で宮沢りえが主演するPARCO PRODUCE 2024『オーランド』は、埼玉、東京を皮切りに、愛知、兵庫、福岡と巡演する。そのメインビジュアルとティザームービーが公開された。

20世紀モダニズム文学の重鎮で最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作『オーランド』。主人公オーランドが、時代も国境もジェンダーも飛び越えて、数奇な運命に立ち向かい、真実の「私」を探求する物語は、世界中で愛される人気作。
映画「オルランド」(1992年)でも知られる本作『オーランド』を、演出家・栗山民也の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台化、現代に甦らせる。

あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族・オーランド役には、宮沢りえ。2012年朗読『宮沢賢治が伝えること』以来、栗山と本格的に初タッグを組む。オーランドが各時代で巡り合う共演者には、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一。個性豊かな実力派キャスト達が年代や性別の異なる複数の人物を演じ分ける。

この度、オーランドが生きる360年余りの時間を想起させるような、静かで強さを感じるビジュアルが完成。またティザームービーも公開された。
https://youtu.be/Q2aRY4AJ4hM
 

16世紀のイングランドに生を受けた青年貴族オーランドは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。
しかし初めて恋に落ちたロシアの美しい姫には手ひどくフラれてしまい、ルーマニアの皇女からは力づくの恋を仕掛けられ、傷心のオーランドはトルコに渡る。
その地で30歳を迎えた彼は、なんと一夜にして艶やかな女性 に変身する!
オーランドは18世紀、19世紀と、激動の時代を超えて生き続け、数々の運命の人々に出会い、自らを見つめ続ける。

《原作ストーリー》
16 世紀イングランドに生まれた青年貴族のオーランドは、その美貌からエリザベス女王の寵愛を受ける。
女王の死後、オーランドはロシアの皇女サーシャと恋に落ちるが、サーシャに裏切られ心を痛め、未完成のままだった詩集「樫の木/The Oak Tree」の制作活動に没頭する。作詞活動の中でニコラス・グリーン(ニック)を始め当時の有名な詩人達や、オーランドの美貌のとりこになったルーマニア皇女とも交流するようになる。
その後詩人として挫折を経たオーランドは、チャールズ2 世の指名でトルコに渡り、トルコ大使として政務に務めるが、暴動の最中に7日間の昏睡状態に陥り、眠りから覚めたオーランドは自らの身体が女性に変身していることに気付く。
女性に生まれ変わったオーランドは、ひそかにジプシーとの生活を送るようになるが、貴族として贅沢な暮らしを送ってきたオーランドにとって、ジプシーの生活様式は相容れず、再びイギリスに戻ることとなる。
航海中、女性用の洋服を着用しなければならないことや自身と恋に落ちた船長とのやり取りを通じてオーランドは自らが女性に変身したことを自覚し、女性であることの歓びを覚える。
そして、18 世紀・19 世紀のイギリス社交界に舞い戻ったオーランドは、数世紀越しの詩集「樫の木」 を発表し、賞を取る。
オーランドは、文学的に成功し、女性としての地位も築くが・・・。

【公演情報】
PARCO PRODUCE 2024
『オーランド』
原作:ヴァージニア・ウルフ
翻案:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一
ヴァイオリン演奏:越川歩
●7/5〜28◎東京公演 PARCO 劇場
〈一般発売日〉2024 年4 月20 日(土)
〈公式サイト〉https://stage.parco.jp/program/orlando2024

●6/29・30◎埼玉公演  彩の国さいたま芸術劇場大ホール
●8/1~4◎愛知公演 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
●8/8~11◎兵庫公演 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
●8/16~18◎福岡公演 キャナルシティ劇場

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