劇団BQMAP、今年の新作『ジャックはひとり木に登る』は5月に座・高円寺1にて上演!
1991年の旗揚げ以来、源義経、酒呑童子、出雲神話など昔から伝わる国内外の物語からモチーフを取り、「いつの時代も変わらぬ人の“想い”」を描き続けている劇団BQMAP。主宰の奥村直義が紡ぐ繊細な台詞と、ダイナミックな殺陣、旗揚げメンバーで作曲家・ラジオディレクターとしても活躍中の佐藤太と竹下亮が手がける楽曲で、観客を魅了し早33年。
そんな奥村が、今年、目を付けたのは「ジャック」! 「ジャックと豆の木」の話でも「切り裂きジャック」のジャックでもないというが・・・。
今作で主人公のジャックを演じる劇団員の吉村駿作と、チラシイラストを書いた同じく劇団員の手島アリサより、出演に向けた意気込みが届いた。
吉村駿作メッセージ
今回、主演のジャックを務めさせていただきます吉村駿作です。
BQではコロナ禍を経て昨年、再出発の意味も込め『Re- 奥州義経名残雪』を上演いたしました。劇団員それぞれの想いが1つの大きなものとなりその想いを皆さんにお届け出来たと思います。
それに続くよう、そして超えられるように今回も僕たちに出来る全てを魅せます。
主宰の奥村が「観に来たお客様が、ジャックが木に登る話だったなぁ、という感想を持って帰ってもらえるような作品にしたい」と言っていました。
凄くシンプルな感想ですよね。
その中に色々な想いを込められるように、稽古を通してこの作品の世界をとても大きなものにして、そして劇場で皆様にお届けする為に日々稽古に勤しんでいます。
少し堅苦しくなりましたが、楽しいお芝居です!
笑いも涙もそして歌もあったりするかも!?
BQMAPにしか出来ない世界をお届けしますので遊びに行くようなワクワクした気持ちで観劇に来て下さい!
僕たちもワクワクしながらお迎えします!お待ちしております!!
【プロフィール】
3月6日生まれ、兵庫県出身。2015年入団。
劇団公演のほかに、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(青学9代目 桃城武役)、Live Musical『SHOW BY ROCK!! -狂騒の BloodyLabyrinth-』、舞台『明治座の変~麒麟にの・る~』、舞台「いま、会いにゆきます」など多数。
その他に、NHKEテレ『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』(レオン役・2019~2021年レギュラー出演)、映画『先生から』などにも出演。
手島アリサメッセージ
『ジャックはひとり木に登る』今回のチラシイラストを描くにあたり、主宰の奥村からひと足先に物語の構想を聞かせてもらっていました。
冒険心がくすぐられる世界観にワクワクしつつ、その中で繰り広げられる決して能天気に受け取ることのできない展開には、現実世界にも侵食してくるかのような、こちら側にも手を伸ばされているかのような、そんな強力なパワーを感じさせられました。
チラシイラストではその不気味な力を表現するよう試みています。
現在演者一丸となって、この世界を築き上げています。
お客様が入って初めて完成する世界、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【プロフィール】
女優・イラストレーター。10月1日生まれ、東京出身。2018年入団。
武蔵野美術大学卒業、現在はCMや映画にも出演。BQMAPでは出演の他メインビジュアルイラストも担当。総合芸術集団「回向」で音楽アルバムや映像制作も行うほか23年公開の短編映画「親子の時間」では初の脚本と主演、24年5月公開予定の映画「『卍 リバース』にて出演と絵画指導で関わるなど多方面で活躍中。
【ストーリー】
この物語は、「ジャックと豆の木」のお話ではありません。けれど似ているかもしれません。
ジャックは「切り裂きジャック」のジャック。というわけではありませんが、全く関係ないとも言いきれません。
ミュージカルではありませんが、少し歌います。
そしてファンタジーです。でも童話ではありません。
世界の歪みに気がつき、変えたいと願う、ジャックの物語です。
【公演情報】
5/15~19◎座・高円寺1
脚本・演出・美術◇奥村直義
音楽◇佐藤太・竹下亮
出演◇前田剛 矢部亮 吉村駿作 山﨑大喜
知桐京子 明神杏奈 伊藤菜実子 雄賀多あや
相澤有紀 小林美樹 手島アリサ
/田中しげ美 松川裕輝(B-Box) 古澤大地(B-Box)
大矢悠人(マック・ミック) 泉大士 +日替わりゲスト
http://bqmap.com/pg240554.html