新国立劇場演劇研修所『ロミオとジュリエット』岡本健一の演出で上演決定!
新国立劇場演劇研修所は、第18期生公演としてシェイクスピア作、岡本健一上演台本・音楽・演出による『ロミオとジュリエット』を、12月7日~12日、国立劇場 小劇場で上演する。
原作の発表から400年以上が経つ現在も世界中で舞台、映画、バレエなど幅広い分野でたびたび上演される不朽の名作『ロミオとジュリエット』。
タイトルロールの二人が初々しく想いを伝えあう甘美なバルコニーのシーンが有名だが、実は、家同士の確執が不幸な誤解を生み、憎悪が連鎖し未来が容赦なく奪われていく悪循環の悲劇でもある。
人間の奥底に渦巻く恨みや妬み、断ち切れない因習がこれでもかと描かれる。だからこそ、それらを乗り越えようとする純粋な若者の愛と情熱が切ない一瞬の輝きを放つ。名作たる魅力の数々に、エネルギー溢れる研修生たちが全身全霊で挑む。
演出は岡本健一。岡本は、新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズにすべて出演し、第26回読売演劇大賞最優秀男優賞をも受賞した名優であり、新国立劇場演劇研修所講師として研修生の指導にも、その情熱を傾けてきた異才。シェイクスピアを知り抜く東京大学教授の河合祥一郎の翻訳をもとに岡本自ら上演台本を作成し、音楽も手掛ける。
出演の第18期生は、プロの俳優に必要な基礎を徹底して学ぶ2年間の研修を経て8月の朗読劇『風が吹くとき』をしっかり演じ、大きな評判となった。
進境著しい第18期生と、俳優としても演出家としてもドラマを熟知する岡本健一との出会い、両者の化学反応で生まれる新鮮でダイナミックな『ロミオとジュリエット』になるにちがいない。
【公演情報】
新国立劇場演劇研修所公演『ロミオとジュリエット』
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:河合祥一郎
上演台本・音楽・演出:岡本健一
出演:新国立劇場演劇研修所第18期生
飯田梨夏子 石井瞭一 石川愛友 齋藤大雅 髙岡志帆 篁 勇哉 中村音心 山本毬愛 横田昂己 萬家江美
中西良介(第10期修了) 大西 遵(第14期修了)
●12/7〜12◎新国立劇場小劇場
〈一般発売日〉2024年11月4日(月・休)
〈料金〉A席3,850円 B席3,300円 U25(小学生~25歳)1,650円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット取扱〉新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 (10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス
〈公式サイト〉https://www.nntt.jac.go.jp/play/romeoandjuliet/