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株式会社えんぶ が隔月で発行している演劇専門誌「えんぶ」から飛び出した新鮮な情報をお届け。
公演情報、宝塚レビュー、人気作優のコラム・エッセイ、インタビューなど、楽しくコアな情報記事が満載!
ミュージカルなどの大きな公演から小劇場の旬の公演までジャンルにとらわれない内容で、随時更新中です。

(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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加藤頼・辰巳琢郎・大野裕生・三遊亭鳳月・有賀沙織の活力源  

三遊亭鳳月・加藤頼・有賀沙織・辰巳琢郎・大野裕生

あなたの活力源は?

有賀 美味しいものを食べることです。すごく頑固な大将が数量限定で出している丼などの話を聞くと、絶対に食べに行きます。辰巳さんの著書「やっぱりくいしん坊な歳時記」も拝読して、とても面白かったです。

辰巳 それはよかった(笑)。

大野 僕の活力源は妻と子です。男の子で3歳になります。僕が帰るとダダダダッと駆けてきて「パパ」と言ってくれるんです。たまらないです(笑)。

鳳月 僕は、落語の高座もそうですし、こういう舞台もそうですが、舞台に出るまでの稽古はツライんですが、本番でお客さんが喜んでくださるとアドレナリンがドッと出るんです。それだけのためにやってます(笑)。ですから、お客さんが喜んでくださることが活力源です。

辰巳 僕もそれに近いけど、舞台でお客さんに会うこともひっくるめて、人に会うのが好きなんです。人に会うことはエネルギーが要るんですが、自分も力を頂ける。だから主催しているワイン会もそうですし、こうして取材されるのも、誰かに会って話を聞くのも好きです。いろんなところに行って、いろんな人に会うのが活力源ですね。こういうテクノロジーの時代だからこそ、生の人と人との繋がりを大切にしています。

加藤 僕もお客さんというか、満員の客席が活力になります。

辰巳 それはそうだ(笑)。

加藤 そのお客さまたちの拍手と、良かったと言ってくださる言葉、それを感じることが、舞台に立つ人間にとっては何よりの活力源です。そして今回の座組を見て、きっとこの作品はまちがいなくそういう舞台になると確信しました。そういう皆さんと一緒に迎える本番の舞台が今から楽しみです。

インタビュー◇榊原和子 撮影◇田中亜紀

公演情報

KASSAY第17回公演『蔦屋重三郎最後の賭け〜からくり写楽』

原作◇野口卓
脚本◇有賀沙織(KASSAY) 
演出◇中島裕一郎(劇団民藝)
出演◇加藤 頼(劇団俳優座) 辰巳琢郎 真実一路 小林 功 山口眞司(演劇集団円) 大野裕生(劇団民藝) 三遊亭鳳月 キム セイル(世 amI) 和田裕太(青年座) 新澤 泉(劇団民藝) いまむら小穂(劇団民藝) 大川婦久美(JClip) 安宅 忍(東宝現代劇)
踊り手/振付◇上倉悠奈(G-Production)
2026/2/6〜8◎日本橋・三越劇場
〈公式サイト〉https://tsutaju-final-gamble.studio.site