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寺山修司・作、杉原邦生・演出、ミュージカル『獅子 THE LION-BEAT』ビジュアル公開!

アングラ演劇を牽引した奇才・寺山修司の生誕90周年記念イヤーに上演が決まった演出・×主演・新原泰佑によるミュージカル 『獅子 THE LION-BEAT』。その公演ビジュアルが公開された。

本作は、1967年に劇団「演劇実験室◉ 天井棧敷」を旗揚げした日本演劇界の巨匠・寺山修司が、「天井棧敷」を旗揚げするよりも前の1965年にたった1回の公演のために書き下ろした幻の戯曲がミュージカル『獅子』。以来61年の時を経ての上演となる。

演出を務めるのは、歌舞伎、翻訳劇、古典、アングラ、オペラとあらゆるジャンルに挑みながらその発想力と卓越したセンスで個性を発揮する杉原邦生が初めて寺山作品に挑戦する。

主演を務めるのは第32回読売演劇大賞で新人賞にあたる杉村春子賞を受賞し、注目を集める若手俳優・新原泰佑。ヒロインには俳優デビュー作『赤毛のアン』以来16年ぶりのミュージカルに挑む北香那。さらに田中俊介、勝矢、さとうこうじ、岡田義徳、田口トモロヲ、橋本さとし、と寺山修司の幻の戯曲を蘇らせるにあたりこの上ない顔ぶれが集結した。

今回公開されたビジュアルは、現代的でポップながらアングラ演劇、歌舞伎町といった昭和的な匂いとクールさを感じさ、本作のテーマでもあり、誰もが持つ〈違う自分への変身願望〉を鮮やかに表現している。
ことばを失った主人公が語りかける手話のリリシズムと、ボクシングの動作の持つダイナミックな肉感を兼ね備えたムーブメント、そして十数曲に及ぶミュージカルナンバーが溢れる本作。彗星のごとく現れた沈黙のボクサーが、栄光を得てなお求めたものとは……。寺山版「ファウスト」ともいえる本作に期待が高まる。

《あらすじ》
米沢貞夫(新原泰佑)は、印鑑屋で働くごく普通の青年。趣味はテレビのボクシング観戦で、ボクシング選手になることを夢見ていたこともあった。テレビに熱中するあまり恋人の中町弓子(北香那)の存在を忘れてしまうことさえあり、弓子はボクシングを嫌っている。
ある日、不思議な力を持つ中年男・帽子の雨(橋本さとし)が貞夫のもとを訪れ、ある取引を提案する。貞夫の“ことば”と引き換えに特別な能力を与え、ボクシングチャンピオンに生まれ変わらせよう、と。貞夫は動揺しながらも、ボクシングチャンピオンになれるのなら、と契約は成立し、物言えぬボクサー嵐猛夫が誕生する。
木頃(田口トモロヲ)が経営するジムに所属した嵐猛夫は試合の度にKO勝ちを続けるヒーローとなり、環境が一変する。
そこでは強烈なKOパンチの犠牲になるボクサー、そのパンチに魅せられた者たちが集まってくるが“ことば”を失った猛夫は自分の心を手話でしか表すことができない。下町のキャバレーのダンサー鷹あけみが猛夫の前に現れ誘惑するが、会うことができなくなった恋人・弓子への思いはより募っていく。
そしてついにヒーロー・猛夫のタイトルマッチがやってくる。魔力でチャンピオンを仕立て上げようと機を伺う帽子の雨と観客たちの歓声の中、あけみが、ある告白をする。リングに立った猛夫は……。

【公演情報】
Bunkamura Production 2026
ミュージカル『獅子 THE LION-BEAT』
作:寺山修司
演出:杉原邦生
音楽:☆Taku Takahashi[m-flo]
潤色:桑原裕子
振付:北尾亘
出演:新原泰佑 北香那 田中俊介 勝矢 さとうこうじ 岡田義徳 田口トモロヲ 橋本さとし
西田健二 希良々うみ 加藤翔多郎 片桐美穂 髙澤礁太 佐藤匠 朝丘小百合 矢崎諒 
植村理乃 加瀬友音 桑原あみ 渡来美友 藤井颯 渡邊気
●10/4~20◎東京公演 THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)
●11/7・8◎大阪公演 SkyシアターMBS
〈公式サイト〉https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shishithelionbeat.html
〈公式X〉 @musical_shishi