ノゾエ征爾が作・演出、竜星涼主演の『ガラパコスパコス』ビジュアル公開!
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竜星涼がピエロに扮装!儚いのか、強いのか、鮮やかなのか、枯れゆくのか
それぞれの中にある“花”をイメージしたビジュアルが完成‼
劇団はえぎわの主宰であり、俳優・脚本家・演出家として活躍するノゾエ征爾が作・演出するCOCOON PRODUCTION2023『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』は、本年9 月に東京・世田谷パブリックシアターを皮切りに、京都・岡山・新潟と巡演上演されるが、その全キャスト・公演詳細が公開された。
劇団はえぎわの主宰であり、俳優、脚本家、演出家として活躍するノゾエ征爾。卓越した発想力とユーモアに富んだ演出、奇想天外な世界観を愛情一杯に描き、数々の作品でその才能を発揮している。師弟関係にあるシアターコクーン芸術監督の松尾スズキからは「スペクタクル演出のできる数少ない若手演出家」「ノゾエ作品にはハナと、笑いと、切なさがある」と信頼も厚く、脚本家としては2012年『○○トアル風景』で岸田國士戯曲賞を受賞、松尾スズキ作の絵本『気づかいルーシー』の舞台化の脚本・演出、蜷川幸雄の遺志を継いだ『1万人のゴールド・シアター2016』や『世界・ゴールド祭2018』にて「ゴールド・アーツ・クラブ」の数百人単位の高齢者たちをエネルギッシュに活かした演出でも注目を集めた。そんなノゾエ征爾の傑作を2023年版としてブラッシュアップし、再構築して上演する。
日常の1コマから市井の人たちが織りなすパラレルドラマ。それは壮大なテーマへと向かっていく…。
2010年初演の『ガラパコスパコス』は、世田谷区内の高齢者施設を十数箇所廻って生み出されたノゾエ征爾の代表作。「老い」と「進化」という一見正反対のふたつのベクトルを重ね、その先に描かれる滑稽で愛おしい人たちの物語。
主演の派遣会社でピエロとして働く青年・太郎役には、昨年出演した連続テレビ小説『ちむどんどん』や主演ドラマ『スタンドUPスタート』で注目を集め、夏には出演映画『Gメン』の公開も控えるなど俳優としての躍進が光る竜星涼。
太郎の兄・晴郎役には、バラエティはもちろん、ドラマ、舞台『広島ジャンゴ2022』、映画『マイスモールランド』など幅広く多彩な活躍を見せる藤井隆。特別養護老人ホームから抜け出した老女・まっちゃんこと徳盛まちこ役は、女優として半世紀以上のキャリアを重ね、第10回読売演劇大賞や第3回朝日舞台芸術賞など数々の受賞歴をもつ高橋惠子が務める。
共演には青柳翔、瀬戸さおり、芋生悠、駒木根隆介、山本圭祐、山口航太、中井千聖、家納ジュンコ、山田真歩、菅原永二、そしてノゾエ征爾自身も出演と、バラエティに富んだ個性豊かな実力派キャストが結集した
《あらすじ》
社会にうまく馴染めず、派遣のピエロの仕事でギリギリ生活をしている青年。しかしそんなピエロ業も、決してうまくはいっていない。
ある日、道端の老婆に手品で花束を渡すと、老婆はどこまでもついてきた。そして、青年の部屋にまで上がってきた。
すぐに老婆を帰そうとするも…、青年と老婆の不思議な共同生活が始まっていく。
青年を心配する兄夫婦、仕事先の女性社員。老婆は実は、特別養護老人ホームから抜け出したのだった。老婆を探し回る家族と、ホームの職員。青年の近隣に暮らすかつての同級生と担任。そして言葉の通じない外国人の隣人。人々はそれぞれに関わり、拒絶し、苦悶し、疲弊し、心身に疲労が積み重なっていく。我々は、少しでも先に進んでいるのだろうか?進んでいくとしたら、どんな姿に化けていくのか?
ただ一つ言えることは、化け者であることには違いない。そうして青年と老婆との頑なな共同生活は、当然のように、限界へと近づき…。
【公演情報】
COCOON PRODUCTION2023 『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』
作・演出:ノゾエ征爾
出演:竜星涼 藤井隆 青柳翔 瀬戸さおり 芋生悠
駒木根隆介 山本圭祐 山口航太 中井千聖
ノゾエ征爾 家納ジュンコ 山田真歩 菅原永二 高橋惠子
●9/10~24◎東京公演 世田谷パブリックシアター
〈料金〉S席10,500円 A席9,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売日〉2023年8月6日(日)10:00~
〈お問い合わせ〉 https://www.bunkamura.co.jp/ticketguide/
〈地方公演〉京都・岡山・新潟公演あり。
〈公演に関する問い合わせ〉Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)