阿国の足拍子を現代につなぐ新たな創作『トーキョーの阿国』が間もなく開幕!
伊藤直子(振付・演出)が、小説『出雲の阿国』(有吉佐和子著)の中で心惹かれた阿国の足拍子、自分の意思で自由に生きた彼女の足跡を現代に甦らせたいと、マドモアゼル・シネマのダンサー7人がひとりの阿国となり、望月崇博、笠井瑞丈、石渕聡(音楽)、 栗原モナコ(チンドン演奏)とともに現代のトーキョーで踊る女性たちの物語として踊りの根源を求め作品を構築します。
伊藤直子(振付・演出)コメント
(前略)「有吉氏の小説でしか知らない阿国は歌舞伎の祖だと聞く。もう少し調べるとチンドンの祖でもあるような。歌舞伎では手も足も出ないが、チンドンなら子供の頃、後ろをくっついて歩いた大好きな人達だ。
江戸が始まるころに「天下一」の名前をもらい幟に銘打って興行した阿国。
不自由な時代に一人の女性が、 未来のことなど何も知らずただ好きなことをやり抜いたことが、今もなじみある文化に脈々と生き続け、作り手を魅了し続けている・・・・・・
時代が流れトーキョーに住む私たちが今創る足拍子は、有吉氏にインスパイアされたものであり、阿国と仲間たちへのリスペクトです!(セッションハウスHPより転載)
【公演情報】
振付・演出◇伊藤直子
出演◇竹之下たまみ 蓮子奈津美 秋元麻友子 須川萌 工藤えは 時田朱莉 大堂智子
(以上マドモアゼル・シネマ)
笠井瑞丈 望月崇博(トップスター)
石渕聡(コンドルズ) 栗原モナコ(チンドン演奏)
12月21日(土)19 :00
12月22日(日)13:00/17:00(オンライン配信あり)
会場:神楽坂セッションハウス
mail@session-house.net
TEL 03-3266-0461
https://www.mademoisellecinema.net