劇団KIIIが”いつもの時代劇ではなく”荒廃した近未来の希望を描く！

2012年の旗揚げ以来、リアルで感情溢れる殺陣、オリジナルの主題歌、ダンスを取り入れ、迫力あるエンターテインメント作品で観る者の心を捉えてきた劇団KIIIの番外公演は、2017年にプロデュース作品として上演、好評を博した作品をブラッシュアップ。
旗揚げより音楽を手がけるTIDELANDとタッグを組み、生演奏にのせた北欧神話で世界の中心にある巨木「ユグドラシル」をタイトルにした近未来の物語。脚本・演出・劇団代表の桜浩之助と、主人公を演じるボクラ団義の添田翔太より意気込みのメッセージが到着した！

演出：桜浩之助

旗揚げしてから十数年
番外公演と銘打ちいつも劇中歌を作ってくれるTIDELANDとコラボ、そして生バンドでお届けする今作品
KⅢらしく命の大切さ、繋がり、絆をテーマにいつもの時代劇ではなく荒廃した未来のお話となっております。
キャスティングしたのは芝居馬鹿で役を追求する役者達。
私の稚拙な脚本を見事に生きた本に変えてくれました。
舞台は生もの生き物、劇場で彼らの生きた道を見届けていただき、そして皆様の生きる明日に何かの助けとなれば幸いです。
劇場でお会いできるのを楽しみにしております。

主演：添田翔太

今の世界情勢に親和性がある気がして、
だからこそ生半可な想いでは演じられないと痛感する稽古期間です。
本番、板の上でどのような形になっているかはわかりませんが、ご来場いただいたお客様の明日以降が、少しでも素敵な日になるよう全力で演じるのみです。

ご観劇いただいたお客様一人一人が、沢山の感想を抱く作品だと思います。
そこに正解はなくて、ただ、観終わった後の景色に少しの彩りが加わっていたら幸いです。
　
【あらすじ】
世界は崩壊した
容易に「想像」できたはずの未来
人々は少ない資源を探し貪りそして支えあい生きていた
そんな絶望に追い打ちをかけるように次々と「樹」になってしまう奇病が蔓延する
未来の光さえも見えない中で明るく生きている主人公は
孤独に生きる青年スノーに出会う。
その出会いが希望へ最初の「創造」へと歩みだしていく

【公演情報】