【ノゾエ征爾の「桜の島の野添酒店」】No.150「バンパク」

ごぶさたしています、ぼうやです。
しょうがく1ねんせい、たのしんでいます。
たまにいきたくない日もあるけど、まあそんなもんです。
ところで、きゅうに、オオサカバンパクに行きたくなりました。
パパにいったら、すぐに行こうといって、すぐにふたりで行ってきました。
こういうのを「ヒガエリダンガンツアーというんだよ」といってました。
その日は、9月だというのに、めちゃくちゃあつかったです。
にゅうじょうできるまでに、1じかんはんもならびました。
はいるまえにたおれちゃったおばちゃんがいて、はこばれていくおばちゃんをみているおじちゃんが、とてもしんぱいそうでなきそうな目をしていました。
おじちゃんおばちゃんのぶんもたのしむぞ!とおもいましたが、
はいるまでにすっかりつかれてしまって、まずは、はらごしらえ。
ソフトクリームと、ミャクミャクのニンギョウヤキのようなものをペロリです。
そしたらげんきがもどって、どーーーーーん!!
あの、しゃしんとかでよくみていた、おおきなリングがようやく目にはいりました。
ぼくもすごいびっくりしたけど、パパはもっとびっくりしていたみたい。
「こいつはすげえ・・・」とアングリしていました。
そして、リングのなかにはいったら、これまたすごかったのですが、、、
ごめんなさい!ミャクミャクさんグッズがめにはいってしまい、、、ほしいほしいモードがはつどうです。「せっかくだからさ!きょうしかないんだよ?」というと、パパはたいていかってくれます。いいのをゲットをできました。
いろんなクニのたてものがありましたが、どこもものすごくならんでいて、このあついなか、もうならぶのはごめんでした。
でも、あるいているだけでも、いろんなものがあるし、あそべるようなエリアもあったり、フラッとはいれるところもあったり、すごくたのしかったです!
そしてそして、リングの上からのけしきは、ほんっっっとーーーにすごかったです!
どれも、しゃしんやテレビで見ていたのとぜんぜんスケールがちがってびっくりしました。
しゃしんやテレビの中のものは、りょうてをひろげるよりもちっちゃいけど、
ほんものは、りょうてをひろげるよりも、ものすごく大きいんだ!
かえりのシンカンセンが、オオアメのエイキョウですごくおくれていて、シンオオサカがまたまた人であふれかえっていました。きょうはなんだか、まってばかりの1日でしたが、
「ヒガエリダンガンツアー」すごくたのしかったので、またやってみたいです!
よろしくだぜ、パパ。
著者プロフィール

ノゾエ征爾
のぞえせいじ○1975年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の1999年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。2011年の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。
今後の活動
舞台出演
「シッダールタ」
HP:https://setagaya-pt.jp/stage/25224/
原作:ヘルマン・ヘッセ 「シッダールタ」「デーミアン」(光文社 酒寄進一訳)
作:長田育恵
演出:白井晃
<東京公演>
公演日程:11月15日(土)〜12月27日(土)
会場:世田谷パブリックシアター
<兵庫公演>
公演日程:2026年1月上旬予定
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
▼▼前回の連載はこちら▼▼
https://enbutown.com/joho/2025/08/20/nozoe-149/

