
英国初演から80年愛され続けた20世紀英国を代表するノエル・カワード。その傑作ラブコメディに稲垣吾郎が挑む舞台、PARCO PRODUCE 2026『プレゼント・ラフター』の公演ビジュアルが公開された。
本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワード(1899-1973)による傑作ラブコメディ。ノエル・カワードはウィットに飛んだ作風で数々のヒット作を生み出した20世紀英国を代表する劇作家。
本作『プレゼント・ラフター』は、1942年の初演以来、繰り返し上演され、2017年には、主演のケヴィン・クラインが3度目のトニー賞を受賞、映画館でも上映されている。2019年のマシュー・ウォーチャス演出版は、英国ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台をスクリーン上映するプロジェクト『ナショナル・シアター・ライブ』でも取り上げられるなど、初演から80年以上経った今なお、注目を集め続けている。
舞台は高級アパートメントの一室。実力とカリスマ性を兼ね備え、誰からも好かれるスター俳優ギャリー。だが彼は人気俳優ならではの孤独感と老いへの恐れを抱え、私生活でも演技をしてしまう。まもなく海外ツアーへ出発する彼の元を次から次へと個性的な面々が訪ねて来て、騒動を巻き起こし・・・。
ギャリー役には、知的な存在感を放ちながら感情の機微を繊細に表現し、コメディからシリアスまで幅広く演じ分ける稲垣吾郎。ギャリーの妻役には、透明感と芯の強さを合わせ待ち、リアルな感情表現が持ち味の倉科カナ。さらに、黒谷友香、広岡由里子、浜田信也、桑原裕子ほか、ギャリーを取り巻く個性的な人物を実力派の俳優陣が演じる。
演出は、登場人物の心情を丁寧に描くことで定評のある小山ゆうな。本作で稲垣吾郎と初めてタッグを組む。タイトルの『プレゼント・ラフター』には、シェイクスピア由来の「刹那的な喜び」という意味合いも含まれている。軽妙な会話の中に、名声や欲望、孤独や葛藤が描かれた深みある大人のラブコメディとなるはずだ。
【公演情報】
PARCO PRODUCE 2026 『プレゼント・ラフター』
作:ノエル・カワード
翻訳 :徐賀世子
演出 :小山ゆうな
出演:稲垣吾郎/倉科カナ 黒谷友香 桑原裕子 望月歩 金子岳憲 中谷優心 白河れい/浜田信也 広岡由里子
●2026/2/7〜28◎東京公演 PARCO劇場
〈公式サイト〉https://stage.parco.jp/program/presentlaughter/
〈チケット問合せ〉サンライズプロモーション0570-00-3337(平日12:00~15:00)
〈公演に関する問合せ〉パルコステージ 03-3477-5858 https://stage.parco.jp/
●2026/3/4〜8◎京都公演 京都劇場
●2026/3/14・15◎広島公演 JMSアステールプラザ 大ホール
●2026/3/20〜22◎福岡公演 福岡市民ホール 中ホール
●2026/3/28・29◎仙台公演 電力ホール



