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(雑誌『演劇ぶっく』は2016年9月より改題し、『えんぶ』となりました。)
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文学座の森寧々がフランスの女性作家による ひとり芝居に挑む!

フランスの劇作家・俳優のエヴァ・ラミが執筆し、みずから2014年に初演した一人芝居 『VOLE!』を昨年、文学座の森寧々がリーディング公演として上演。そして今回は、ひとり芝居として9月23日に調布せんがわ劇場で上演する。演出は文学座水野玲子、翻訳 岩切正一郎、演奏は津田りつ子が担当。出演する森と演出の水野、翻訳の岩切のコメントが到着した。

森寧々

一人芝居『VOLE!』再演します。
前回のリーディング ver.から、今回は完全な一人芝居へ!これほど嬉しいことはありません。「前回を超えたい。今の自分にしかできない『VOLE!』をつくりたい。」その一心で、すでに稽古に入っています。前回観てくださった皆様にも、今回初めて出会ってくださる皆様にも、新しい『VOLE!』をお届けします。
この芝居、相手役はお客様です。せんがわ劇場という空間で、一緒に呼吸して、一緒に感じて、その瞬間にしか生まれない時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。
私は、全力で舞台に立ちます。皆様は、気負わずに気軽にいらしてください。
劇場でお待ちしております。

水野玲子(演出)

演出の水野です。
調布市せんがわ劇場にてこの作品を上演出来ますこと、大変嬉しく思います。
リーディングからブラッシュアップさせて演劇へとバージョンアップさせるにあたり
翻訳の岩切先生とも新しく言葉を模索させて頂きました。そういった意味でも新しい
『VOLE!』をお楽しみ頂けると思います。
「女の子」を通ってきた方、見守ってきた方、隣で歩いてきた方、今歩んでいる方、少しでも交差したことのある全ての方に捧げる作品です。「女の子」が大人になっていくことに、ユーモラスに切実に寄り添ったこの作品が、少しでも多くの方の心に届きますように。
11月23日、劇場にてお待ちしております。

岩切正一郎(翻訳)

フランスの劇作家・俳優のエヴァ・ラミが執筆し、みずから初演(2014 年)した一人芝居 『Vole !』。
「Vole !」は「飛べ!」という意味のフランス語です。それが何を意味するのかは劇のなかで解きほぐされていきます。語り手は、作者の自伝的な要素がたっぷり注ぎ込まれているらしい、エルザという南仏育ちの女性です。語り手の役を務めながら、変幻自在に、幼少期から思春期までの(過去の)自分自身と、彼女をとりまく家族や友だち(登場人物 8 名)を、森寧々さんが一人で演じます(一部、音楽の津田さんが絡む場面もあります)。エルザは親や祖父母の世代の価値観に時に反発しながらも、その底にある愛に包まれている自分を意識してもいます。
自由を求め、束縛から解放されようと思いつつ、心は揺れ動き、カレ氏との間で思いはすれ違い、ありのままの自分でいようとしながら別の自分になりたいとも思い、「精神的呼吸困難」という奇妙な自分のなかの声に批判されたり、亡くなった祖母のことを思いながら生の寂しさに心を寄せたり… 現代的な言動のなかにふと古風な影がよぎるときもあり、エルザは一筋縄ではいかない性格の人です。
演出の水野さんと森さんが、熱い想いのあふれる振れ幅の大きさのなかに私たち観客をどう巻き込んでいくのか、とても楽しみです。
フランスと日本という文化の違いを超えて、一人の女性の、等身大の悩みと、どこか人を食った皮肉と、ストレートな幸福への意志が幾重にも重なり展開する舞台。
去年のリーディング公演から一年。森寧々さんの多彩な魅力が満ちあふれる、生きる
ことのいとおしさを感じる舞台がヴァージョンアップして帰ってきます。

初演 リーリング公演 ひとり芝居 『VOLE!』 (撮影:飯田研記)

【公演情報】
一人芝居 『VOLE!』
9月23日:調布せんがわ劇場
一般/4000円 学生/2500円
チケット取り扱い こりっちチケットサイト
https://morine.corich.co/morine-vole/common
初演 リーリング公演 ひとり芝居 『VOLE!』 トレーラー映像
https://youtu.be/O99J8F5Ai8E?si=YJARioSG6KKpmzJn